セックスレスになったのは貴女のせいじゃない 男の元気が出ないワケは?

内藤みか 作家
更新日:2023-06-15 06:00
投稿日:2023-06-15 06:00

危機の時ほど触れ合いたい女性

 女性は仕事よりも恋愛を大切にする人も多く、そのためコロナ禍でも性欲が男性ほど減退しなかったのかもしれません。

 むしろ、こんな時期だからこそ密着していたいと感じたかもしれません。

 さらに、コロナが5類に移行し、人々が旅行に飲みにと活発に動き始めたのを見て、セックスもどんどんヤッていこう! と期待した女性も少なくなかったと思われます。

 社会が元気になると性欲も増すものらしいですからね。

仕事と性欲がつながる男性

 一方、男性は仕事がうまく行っている時ほど性欲が増すケースが多いのです。自分への自信がみなぎっているからです。

 その逆で、仕事がうまく行っていない時には、性欲が減退してしまいます。自分への自信がなくなってしまうからです。

 コロナ禍で、リモートワークが導入されたり、感染対策をしながら仕事をしたりと、多くの人が仕事に影響を受けました。

 いまだに影響が続いている人もいるでしょう。仕事の先行きに不安がある場合、股間の元気も出てこないかもしれません。

彼の仕事を気づかって

 最近求めてくれないな、と感じた時は、まずは彼の仕事が今どんな感じなのかを考えてみましょう。

 ストレスを抱えていたり、業績不振だったりと、先行きに不安感がありそうな場合は、レスの原因は仕事である可能性が高いのではないでしょうか。

 打ち明けてくれないけれど、密かに仕事の悩みを抱えているケースもあるので、しばらくは様子をみるといいでしょう。

 2~3カ月してもなお元気が出ない時は、ちゃんと眠れているか、誰かに相談できているかなど、さりげなくサポートに入ることも考えましょう。

大切なのは彼との未来

 早く抱いて! と女性側が準備万端なのは喜ばしいですが、果たして彼の準備はできているのか、そこはしっかりチェックしておく必要はあるかと思います。

 彼が仕事で悩んでどうにもその気になれない場合は無理強いせず、抱き合って眠る程度にしておきましょう。

 レスであってもスキンシップは欠かさないほうが、お互いの絆も薄れないはず。

 まずは彼の回復を最優先にしつつ、そっと背中や腕に触れるなど、触れ合いは続けていきましょう。

 静かに寄り添いながら、彼の仕事が調子が出てくるのを待つのが大人の思いやりかもしれません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「女は求められてなんぼよね」還暦女とも男女の仲に…若旦那を共有するセレブ妻らの同盟 #3
 静香さん(35歳茶道講師/既婚子供アリ)は、祖母、母と3代にわたり、都内の邸宅で茶道教室を開いている女性だ。彼女は懇意...
蒼井凜花 2025-04-18 06:00 ラブ
会えなくて不安…彼と休みが合わない問題、どう乗り越えた? 長続きカップルに聞く秘訣
 休みが合わないカップルは、寂しさや不安が膨らんだり、相手への気持ちが分からなくなったりしがち。ただ、長く順調に付き合っ...
恋バナ調査隊 2025-04-18 06:00 ラブ
専業主婦なんてもってのほか! 正社員じゃなくなった途端、モテなくなっちゃう婚活の超リアル
 正社員の時には、婚活アプリに男性からのアプローチがたくさん届いていた……それが退職して無職になった途端、激減したという...
内藤みか 2025-04-17 06:00 ラブ
夫の育成に失敗した女たちの悲劇。「門限0時」に設定したら帰ってこなくなっちゃった!
「夫にはこうであってほしい」と、夫の育成を試みる女性もいるのではないでしょうか? でも育成方法を間違えると、自分で自分の...
恋バナ調査隊 2025-04-16 06:00 ラブ
「もう向き合う気力もない」夫婦のセックスレスに疲れました。自分を守るたったひとつの方法は?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  セックスレスや夫...
豆木メイ 2025-04-15 06:00 ラブ
「GPSアプリ入れて」と要求されたらどう思う? アラサーアラフォー世代の男性のホンネ
 相手がどこにいるのかリアルタイムで把握できるGPSアプリ。若いカップルの間では利用している人が少なくないようです。 ...
恋バナ調査隊 2025-04-15 06:00 ラブ
「ドキドキしてる」にテンション爆上がり!デート前日のLNEは女からが吉
 意中の彼とのデートが間近に迫っている女性は必見! 今回は、男性が喜ぶデート前日のLINEをご紹介します。いったい男性は...
恋バナ調査隊 2025-04-13 06:00 ラブ
「俺もいいトシのおじさんですから」燃える恋愛より穏やかな関係を求める52歳男性の達観
「冷酷と激情のあいだvol.241〜女性編〜」では、カツノリさん(52歳・仮名)との交際を検討している瞳さん(47歳・仮...
並木まき 2025-04-12 06:00 ラブ
「寂しいアラフィフ女認定は嫌!」自分のブランディングに翻弄される47歳女性の見栄
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-04-12 06:00 ラブ
「色白のお肌がいっそう映えますね」呉服屋・イケメン若旦那は熱海の旅館でマクラ営業? #2
 静香さん(35歳・茶道講師/既婚子供アリ)は、祖母、母と3代にわたり、都内の邸宅で茶道教室を開いている女性だ。彼女は懇...
蒼井凜花 2025-04-11 06:00 ラブ
年親を安心させたい。でも、30代で付き合った不倫相手が忘れられません(44歳女性、IT勤務)
 都内のIT企業で働く44歳女性です。年収は1000万円弱で、経済的には自立していますし、年齢的にも子供も望んでいません...
植草美幸 2025-04-11 06:00 ラブ
どんな“優良物件”も劣化させちゃう悲しきモンスター! 男をダメにする女の5つの特徴
「男を見る目がない」「ろくな男がいない」と嘆いている女性の中には、男をダメにする女が含まれているのも事実。あなたもそんな...
恋バナ調査隊 2025-04-11 06:00 ラブ
アラフォー妻が実践するセックスレス解消の秘技。夫と再び燃え上がった3つのステップ
「ダンナがしてくれなくて…」とセックスレスに嘆く女性は少なくありません。  近頃は女性用風俗や恋人レンタルに癒やしを求...
内藤みか 2025-04-10 06:00 ラブ
「気になる人」と「好きになる人」の違いとは? 自分の恋愛感情を6つの判断軸で考えてみよう
「気になる男性がいるけど、恋愛感情として好きになっているかはわからない…」と自分の気持ちに疑問を抱いている女性、必見。今...
恋バナ調査隊 2025-04-10 06:00 ラブ
「浮気してね?」男性の怪しい言動5選。意外でも深掘りしてみる価値あり
 今回は、男性の浮気を見破ったきっかけについて女性に話をうかがいました。中には意外な言動から見抜いた女性も! ちょっとで...
恋バナ調査隊 2025-04-09 06:00 ラブ
お花見デートの失敗談5選。飲みすぎ→リバースで大ヒンシュク! 桜とともに恋が散った…
 お花見デートのシーズン到来! 「気になる彼と約束してる」なんて女性もいるのではないでしょうか?  そこで今回は、お花...
恋バナ調査隊 2025-04-08 06:00 ラブ