「ラブ トランジット」に夢中! 元彼とヨリ戻せる人・失敗する人の違い

内藤みか 作家
更新日:2023-08-03 16:04
投稿日:2023-06-22 06:00

元彼との復縁に失敗した人

 ここで、元彼との復縁に失敗してしまった人の事例を挙げてみます。

 Aさんは、彼がなかなかプロポーズしてくれないので、「これ以上は待てない」と、別れを選びました。

 しかし別れた後で「やっぱり彼以外の男性なんて考えられない」と深く後悔したのです。

 そこで思い切って彼に「会いたい」と伝え、見事交際が復活しました。

 そこまでは良かったのですが、しばらくすると、再び「どうしてプロポーズしてくれないの?」とキレてしまったのです。

 別れた原因が解決できていなかったら、同じ理由でまた別れてしまう可能性が高いのです。

元彼との復縁を成功した人

 では、元彼との復縁に成功した人は、どんな手段を取ったでしょうか。

 Bさんは、彼と小さなことでケンカが続くのに疲れて別れることになりました。

 そして、彼女は今までと変わらない雰囲気で彼に連絡し、交際をリスタートさせました。

 よりを戻した後にも小さなケンカが起きました。今までのBさんなら、自分が正しいと思った時には彼と口論をしていたのですが、それをグッとこらえたのです。

 そして「あなたの好きにすればいいよ」と彼の気持ちを優先したのでした。

前と同じではいられない

 やり取りのきっかけ作りは、AさんもBさんもLINEでした。彼とのLINEがまだ繋がっているのなら、これが一番手っ取り早いのでしょう。

 そして2人の大きな違いは、Aさんは前と同じことでケンカをしたけれど、Bさんはケンカしないように自分を変えたところです。

 なぜ2人は終わってしまったのか、それについてはしっかりと考えておくべきです。

 そうでないとまた同じトラブルに2人は直面してしまうかもしれないのです。

 どうすれば衝突を避けられるのかを考えていかなくては、先に進めません。

ごめんなさいが勝ち

 Bさんは、自分が折れることを選びました。たとえば次のデートに映画か遊園地かで揉めた時は、彼に譲るようにしたのです。

 お互いに譲らずにケンカになってしまったら、せっかくのデートが台無しになってしまうと気づいたからでした。

 実は、復縁のカギを握るのは、相手に合わせることなのです。

 復縁するにしても、まず「私が悪かった、ごめんなさい」と言える人は、成功率も高いです。

「あなただって悪かったよね」と過去を蒸し返してしまうような人は、成功しづらいのです。

 大好きな彼のはずなのに「私は正しい」と意地になってしまう人がいますが、とてももったいないです。

 それが彼の生き方なのだと一旦は受け入れ、それに合わせて自分を変えていく柔軟さを持てれば、きっと復縁の困難を乗り越えていけるでしょう。

  ◇  ◇  ◇

Amazon Original『ラブ トランジット』概要
タイトル:『ラブ トランジット』
作品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0C5BCV4M9
本予告:https://youtu.be/lGyWTew58-U
配信開始日:2023年6月15日(木)22時より独占配信中
話数:本編8話
出演者:EXIT(りんたろー。/兼近大樹) 松岡茉優 磯村勇斗 大久保佳代子(1一話~第4話) MEGUMI(第5話~第8話)
主題歌:eill 「happy ending」(ポニーキャニオン) https://lnk.to/eill_happyending

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「付き合うタイプのセフレ」って何? マチアプ界隈に出現する新たな“女の敵”に気を付けて!
 セフレといえば、交際はせず体の関係だけもつ間柄をイメージする人が多いでしょう。しかし今、“付き合うタイプのセフレ”がマ...
恋バナ調査隊 2025-05-13 06:00 ラブ
恋愛で“キャパオーバー”になる人の特徴。「別れたい。疲れた」と相手を責める前に原因を探ってみて
 恋愛でキャパオーバーになると、好きでも別れを考えてしまったり、なんでもネガティブに考えたりしてしまうもの。そんな自分に...
恋バナ調査隊 2025-05-12 06:00 ラブ
40女が彼氏に“ドン引き”された7つの瞬間。「映え」のために借金って!
 今回ご紹介するのは、40代の彼女を持つ男性の不満。直接彼女には言えないけれど、ひそかに蛙化することがあるようですよ…。...
恋バナ調査隊 2025-05-11 06:00 ラブ
距離の詰め方でバレてるよ! 男性の「下心LINE」を見抜く3つのポイント
「真剣交際する気がない下心満載の男は、相手にするだけ時間の無駄」。そう考える女性たちに、LINEで男性の下心を見抜くポイ...
恋バナ調査隊 2025-05-11 06:00 ラブ
「浮気は絶対に許さない」夜、年下妻をチェックして…58歳夫が信じる不倫防止策
「冷酷と激情のあいだvol.245〜女性編〜」では、15歳年上の夫から「身体を見せろ」と要望を押し付けられる明美さん(仮...
並木まき 2025-05-10 06:00 ラブ
アラカン夫が気持ち悪い。43歳妻が悩む“ある要求”とは「レスは大歓迎だけど…」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-05-10 06:00 ラブ
付き合う前のLINEを見せて! 相手の“脈あり”ポイントはここだった。追いメッセは好意の証?
 意中の男性とLINEをしている人は「彼は私をどう思ってるのかな?」と気になるでしょう。  そこで今回は、付き合う前の...
恋バナ調査隊 2025-05-10 06:00 ラブ
「地獄に堕ちてもいい」45歳主婦が不倫をする覚悟。義弟と決めた“愛し合うため”の3つのルール #3
 直美さん(45歳主婦/子供ナシ)は、水商売から保険会社を経て、34歳のときに資産家の勝久さん(55歳)と結婚。しかし、...
蒼井凜花 2025-05-09 06:00 ラブ
不倫男性が見せる「終わりのサイン」6つ。急に忙しくなる…もしや別れの合図じゃない?
 不倫中の女性は「彼といつか一緒になれるはず」と期待しているでしょう。でも、彼にこうした姿が見られたら、関係は終わりに向...
恋バナ調査隊 2025-05-09 09:45 ラブ
やっぱり男性と一緒のベッドで眠りたい…そんなアラフォー・アラフィフ女性が増えた切実な理由
 アラフィフやアラフォーになってから、「ひとりで眠りたくない」と言う女性が増えています。今まで別々だったベッドルームをひ...
内藤みか 2025-05-08 06:00 ラブ
「LINEやってない」は嘘バレバレ。教えたくない時の“角が立たない”かわし方6つ
「LINEを聞かれたけど教えたくない…。どうにかしてかわしたい…!」このように、連絡先を教えたくない相手からLINEを聞...
恋バナ調査隊 2025-05-08 06:00 ラブ
熟年離婚する夫婦の「残念な共通点」。今から回避する術はあるの?
 長年連れ添ってきた夫婦でも、些細な出来事がきっかけで「熟年離婚」に至るケースも。今回は、熟年離婚する夫婦の特徴と回避す...
恋バナ調査隊 2025-05-06 06:00 ラブ
不倫女に直撃! ズバリ「相手の奥さんへの罪悪感」ってあるんですか?
 夫の不倫に頭を悩ませている女性もいるはず。中には「相手の女はいったいなにを考えてんの⁉」と、夫の不倫相手のふてぶてしさ...
恋バナ調査隊 2025-05-05 06:00 ラブ
忘れたい…好きピへの「黒歴史」LINE3選。深夜のポエムで恋は終わった
 あなたには、好きな人へ送ったLINEで後悔しているものはあるでしょうか?  恋愛経験が少なかったり年齢的に若かったり...
恋バナ調査隊 2025-05-04 06:00 ラブ
義両親とは「同居NG」のはずが…夫からの要望を“離婚せずに”拒否したい(45歳・パート勤務)
 首都圏在住の45歳パート勤務です。夫は52歳の会社員、高校生の息子と中学生の娘の4人暮らしです。  夫とは結婚相...
植草美幸 2025-05-03 06:00 ラブ
「物価高でねぇ~」じゃない! バブル時代が抜けない49歳男の浪費癖。アルバイト生活が目の前に…
「冷酷と激情のあいだvol.244〜女性編〜」では、事業が下降の一途でも浪費を続ける夫・ヨシツグさん(仮名)に強い不満を...
並木まき 2025-05-03 06:00 ラブ