今回は女性の性欲の波のメカニズムや、生理前・生理後に性欲が強くなる理由を紹介していきます。
女性の性欲が強くなる時期はいつ?
生理周期のメカニズムでは、女性の性欲がピークになるのは排卵期。一番妊娠しやすい排卵期は、卵胞の成熟を促すホルモンのエストロゲンが多く分泌されるので、自然とムラムラするようになります。
本来、セックスは子孫を残すための行為なので、排卵期にムラムラするのは理にかなった状態。もともと体に備わった生殖のための機能だと考えられます。
排卵期は、生理終了日から約1週間後なので、ちょうど生理と生理の間の期間です。
生理前・生理後に性欲が強くなる理由は?
生理周期から考えると、性欲がピークになるのは本来生理と生理の間の期間。ですが、生理前後に性欲が高まる女性はかなりいます。なぜ生理前・生理後に性欲が高まるのでしょうか。
それぞれ考えられる理由を紹介していきます。
1. 生理前に性欲が強くなる理由
生理前に性欲が強くなる理由として考えられるのが、ホルモンバランスの変化。卵巣では、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが作られています。
生理から排卵期までの期間はエストロゲンが多い状態なのですが、次の生理の約2週間前になると黄体期に入り、エストロゲンと逆転してプロゲステロンの方が多く分泌されるように。
黄体期にはPMS(月経前症候群)になる人も少なくなく、食欲や性欲が異常になるという症状もあります。このようにホルモンバランスが乱れることで、なぜかムラムラしてしまうのでしょう。
2. 生理後に性欲が強くなる理由
生理後に性欲が高まる理由として、「生理が終わった解放感」が考えられます。生理中は基本的にセックスができないため、性欲を抑えることになります。
生理が終わることで、抑えていた性欲が一気に高まるのでしょう。
また、生理前〜生理中は何かとストレスを感じがち。生理前や生理中は、体調が悪くなったりイライラしたり、心身ともに不調な状態になってしまう人が多いです。生理が終わるとストレスが軽減され、安心感からムラムラするということも考えられます。
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