毎月14日は恋人の日!韓国のカップル事情、ぶっちゃけ本当に祝ってる?

更新日:2023-09-29 11:10
投稿日:2023-09-25 06:00

韓国カップルのびっくりな習慣

 韓流ブームが始まって以来、おさまることを知らない人気っぷりの韓国ドラマ。特にエキサイティングな愛情劇を繰り広げる恋愛系ドラマは私たちを虜にして止みません!

 そんな情熱の国、韓国で12年以上を過ごした筆者。住んでみて思ったのは、ドラマと同じく「やっぱり韓国人って愛情表現が激しい♡」ということ。

 それを体現するかのごとく、なんと韓国には毎月14日に「恋人同士の記念日」としてお祝いする、びっくりな習慣があります。

 今回は韓国のカップルイベント「14日記念日」を、筆者の実体験や友人のエピソードを交えてご紹介します!

「ちょっと多すぎじゃない?」覚えられない韓国のカップル記念日

 日本では2月14日のバレンタインデーと、3月14日のホワイトデーが恋人の日とされていますが、それがまさかの毎月あるのが、韓国。

 しかも1月14日は「ダイアリーデー(1年間使う手帳をプレゼントする日)」、 5月14日は「ローズデー(恋人同士や好きな人にバラを贈り合う日)」といった具合にテーマみたいなものが決まっています。

 かくいう筆者も、韓国人の彼氏から毎年1月のダイアリーデーに手帳をもらっていました。

 最初はそれが嬉しくって「手帳までプレゼントされちゃうなんて、大ちゅき♡」と思っていましたが、月日とは残酷なもので……。

 次の年、同じように手帳をプレゼントされたときには、「去年の手帳めっちゃ使いにくかったし、できれば手帳は自分が選んで買いたいんだけど……」と、喉元まで出かかったのが正直なところでした。

1月14日に手帳をもらっても…

 オマケに手帳をもらうのは、年明けから半月近く過ぎた14日。すでに始まっちゃってるよ感が拭えないタイミングに、「なんで今なんだよー!」と心の中で叫ばずにいられないですよね?

 今回記事を書くにあたって、1年の始まりをすぎて手帳をもらうことを「韓国人は実際どう思ってるのかな?」と素朴な疑問が頭に浮かんだので、韓国のサイトで調べたところ――。

「今さらもらっても遅いと思うかもしれませんが、お互いの予定、計画、夢などの未来を考えながら予定を書き合う時間として、意味をおいている人が多いようです」と記されていました。

 韓国人でさえも疑問に思うのなら、「もう元旦に贈り合えばいいんじゃない?」と激しく思う筆者なのでした。

冷静になってふり返ると

 5月14日の恋人や好きな人にバラを贈り合うローズデーにも、若かりし頃の筆者は韓国人の元カレから、なぜか菊の花の花束をたくさんプレゼントされ、狂喜乱舞! 写真をパシャパシャ撮っておりました(笑)。

 今だったら「花束なんてもらったってねぇ」と心の中で毒づいてしまいそうですが。当時は花束なんて、子どもの頃のピアノの発表会くらいでしかもらったことがなかったので、韓国ドラマのヒロインになったかのごとく、はしゃいだのを覚えています!

 しかし写真を見返すと、「これうちの仏壇に飾ってある、菊の花と一緒じゃない?」とマジマジと思ってしまうのでした。若気の至りとはよく言ったものですね……。

主な韓国の恋人イベント「14日記念日」

 他にも韓国では6月14日は恋人同士がキスをする、キスデー。7月14日はシルバーの指輪を交換する、シルバーデー。8月14日は自然のなかでデートするグリーンデーなど、紹介しきれないほどのたくさんの記念日が。

 毎月お祝いって、どんだけ!! 韓国人って大変すぎじゃない!? って感じですよね。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


【女偏の漢字探し】「桂」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
アラフォー最強のすっぴん女優は? 北川景子らに学ぶ「見た目年齢が若返る」メイク術【プロ解説】
 美人女優たちの素顔が話題になっている。女優の北川景子(38)が21日に自身のXを更新し、主演ドラマ『あなたを奪ったその...
ごめん、フォローしきれない! 新入社員からの正直うざいLINE3選。電話魔、完コピ女、自分至上主義にゲンナリ
 右も左も分からない新入社員を迎えたとき、「自分もそんな時期があったな」と懐かしく感じるとともに、先輩や上司としてフォロ...
病み期のLINEは“黒歴史”の宝庫デス。「生きてる価値ないよね?」かまってちゃん化して大騒ぎ!
 悩みが多かったりつらい出来事が重なったりして心が病むと、いつもとは違う自分が出てくることもありますよね。そんなときに送...
金運=黄色だけ? いいえ「赤い花」もアガるんです。仕事運もゲットするベストな置き場所
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋、止まらない物価高騰のせいか「金運が上がる花ってあるんかい?」という質問をお客様からもら...
「猫島のアイドルは俺にゃ!」ニンゲンの寵愛をめぐり“たまたま”が大激突
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大阪万博にいざ! 情報がない、時間が足りない、日本館がひどい…それでも大満足だったわけ【現地レポート】
 4月13日に開幕した2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博。テレビなどのメディアでは大盛り上がりです。実は筆者、開幕...
「思われニキビ」に浮かれたおばさん、衝撃的な事実を知る。お前…更年期症状の一種だったのか
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「一緒にいるの恥ずかしい」3カ月後に父が他界…今でも後悔している失言エピソード
 あなたは人生において「あの言葉をなかったことにしたい」と思う失言はありますか?  言ってしまった言葉はいくら悔やんで...
春うらら♡ のんびりタイムのお供にかわいい“たまたま”8連発をどうぞ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年3月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
どうしたら止まるの!? 強火すぎる“推し語り”LINEの対処法3つ。同じ目に遭わせてみたら…
 推しができて夢中になると、つい周りに熱く語りたくなるもの。そんな友達の推し語りLINEに、嫌気が差している人もいるので...
鼻チューで絆を深めるにゃ!“たまたま”の朝デートをのぞき見
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「男はバカな女が好きだから…」違うわ! 高学歴女子の悲しき勘違い5選
「男はみんな自分よりもバカな女が好き、だから高学歴の私は全然モテないの〜」と悲しんでいる女子、周りにいませんか? 高学歴...
2025-04-21 06:00 ライフスタイル
都市の呼吸音
 ある日の運転中、日が暮れると都市の呼吸音が聴こえてきた。  クラクション、金属音、遠く聞こえる宣伝カーのBGM…...
【女偏以外の漢字探し】「妻」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
エラーだらけにグッタリ…「並ばない万博」は苦難の連続でした。大阪万博と格闘した半年間【事前準備編】
 4月13日に開幕した2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博。テレビなどのメディアでは大盛り上がりで特集が連日報道され...