1日8時間労働は働きすぎ? 理想の働き方を手に入れる方法

豆木メイ フリーライター
更新日:2023-12-05 06:00
投稿日:2023-12-05 06:00

労働時間について考えてみた

 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。

 海外のTikTokerの若い女性が「原則9時~17時の労働で頭がおかしくなりそう」と泣きながら、訴えている動画が話題になりました。


@brielleybelly123

its that time of the month plus im crying ab missing my cat

♬ original sound - BRIELLE

 現在39歳の筆者や同年代の人にしてみれば、「ん? 9時〜17時労働って普通じゃね? なんなら超ホワイト企業じゃん」といった感覚になりますよね。

 しかし、ネットやSNSでは「彼女の気持ちわかる!」と共感の声も一定数上がっていて、1日8時間労働が当然だと思っていた自分の常識を疑うべきなのかもしれない……とふと感じたのです。

日本の残業時間は減少傾向

 転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク社が「『日本の残業時間』定点観測データ 2023年1-3月」を発表しました。社員・元社員がOpenWorkに投稿した「残業時間」を四半期ごとに集計したものです。

 2023年1-3月の全体の平均残業時間は23.90時間/月となり、コロナウイルスの世界的感染拡大が始まった2020年以降は23〜25時間/月と横ばいで推移しています。

 1カ月の残業時間が40時間を超えていた2015年と比べると15時間以上も減少しているので、働き方改革の効果により、長時間労働は是正されていると言えます。

在宅ワークやリモートワークの影響

 コロナ禍で、不要な出勤を極力減らそうといった動きが活発になり、在宅ワークやリモートワークでの雇用が進みました。

 皆さん、満員電車に揺られて出勤し、会社に着いた頃にはぐったり……ではありませんか?

 体力も時間も奪う通勤なんて、ないに越したことはありません。

 しかし、家で誰にも監視されず、自由に働く状態に慣れてしまうと、会社に出勤をしていた頃にはもう戻れない体になってしまいます。

 リモートワークで従業員の生産性が落ちた会社もあると聞きますし、最近では出勤を義務化している会社も増えています。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


誕生日にめちゃ嬉しい♡ 斬新な“たんおめLINE”3選。「宝探し開始!」お茶目な姉の仕込みにキュン
 大切な親友や気になっている人など、あなたにとって特別な相手へ“誕生日おめでとう=たんおめLINE”を送るときは一工夫す...
スマホ社会にゾゾッ…。65歳童貞、アナログ人間に世間は厳しい? 僕が“鉛筆”にこだわる壮大な理由
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
「息子の結婚相手はこんな人がいい!」8人の姑が“理想の嫁像”とリアルな本音をガチ告白
「息子の結婚相手はこんな人がいい」という理想の女性像を、姑の立場になる方たちに語ってもらいました。結婚を決めるのは本人た...
義母vs実母の“初孫”バトル勃発! マウント合戦に巻き込まれた新妻の叫び「私たちは代理戦争の駒じゃない」
 幸せなはずの新婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
おやつにワクワク♡ 猫の尻尾がピン♪ “にゃんたま”の勝利ポーズが尊すぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どもを思うほど胸が痛い…ひとり親家庭が抱える“見えない苦労”。差別や偏見とどう向き合う?
 2024年に離婚した夫婦の数はなんと18万組にのぼるのだそう。なかには「ひとり親家庭」となる人もいるでしょう。子どもと...
コンクリ貫通の生命力!「タカラジェンヌ」が由来の高貴なお花、寒さに弱いはずが“3度の冬”を越えたわけ
 今年の夏も暑かった!、我がお花屋の店先では、暑さにめっぽう強い見上げるほど大きく育った「南国生まれの貴婦人」が見ごろを...
効いてくれよ、スタバ1杯分! 更年期女がすがる心のお守り。すべてはプラシーボ効果と気づいても
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
この夏もやらかした! 女たちの“反省エピ”7選。「自分史上最も夏を無駄にした」「大出費でクレカを直視できない」
 毎年のことながら、終わってから「もっとこうしておけば…」と思うのが夏休み。今年も例に漏れず、反省を抱えたまま日常に戻っ...
「逃げたら干されるぞ」若手芸人が踏み込んだ“後戻りできない”選択。大金と引き換えに失ったキャリア
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。  現在は清浄化...
「我が子を可愛いと思えない」産後に心が壊れかけた経験談。私は母親失格だ…なんて思わないで
 出産してから「なんだか最近自分が自分じゃないみたい」などと異変を感じている人は、先輩方の声を参考にしてみるとよいかもし...
義母「うちの子そっくり」にザラつく…。“孫フィーバー”の裏、無視され続けた嫁の叫び。私は透明人間じゃない!
 私の友人サエ(32歳・銀行員)が第一子を出産したのは昨年の冬。待望の赤ちゃんが誕生し、夫婦で新しい生活を始めた矢先、彼...
芸術の秋!美少年“にゃんたま”の曲線美と薔薇にうっとり♡ まるで絵画みたいじゃない?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
騙された!一見“仕事デキる風”…でも実は? 有能ぶったLINEにご用心。“能ある鷹”の逆パターンも
 世間では仕事ができない風に見えるLINEを送ってくるのに、実は超有能な人材だった話もよくあります。その一方で、本当は無...
【漢字探し】「鰯(イワシ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
母が急病、社長の「帰りなさい」に涙…一生ついて行くと決めたLINE3選。元カレの言葉にホッ
「この人だけはどんな自分も受け入れてくれる」「この人だけは失いたくない」など、絶対的な信頼や必要性を感じる人に出会えると...