今の生活を手放したくない
47歳という年齢で「これ」というキャリアもないと話す咲子さん。
現在は小さな会社の経理として勤務していますが、自分のお給料だけでは生活はカツカツなのだそうです。
「シンゾウさんとお付き合いをする前には、そのカツカツな生活費でもなんとかなってはいたのですが、かなり生活はきつかったです。
今はやっと、食べたいものや欲しいものをあまりためらわずに買えるようになっていて、これはシンゾウさんからの生活費のおかげです。
この生活を手放したくないので、シンゾウさんとのレスをなんとか解決しないといけないなって思うんです」
自分が情けない
生活費の対価として不倫を始めたわけではないのに、気づけば不倫相手からのお金をあてにしている自分が情けないとも、咲子さんは話します。
「だけど綺麗事だけでは、生きていけないので…。
今さら新しい恋愛をして、事実婚だの法律婚だのの相手を探すのは、かなりしんどい年齢ですし、キャリア形成だって今からは難しいでしょうね。
正直に言えば、レスのままでも不倫が続いて、ずっと生活費をもらえるなら、それが1番ありがたいです。でもきっと、そんな都合のいい話はないですよね。
となると、レスをなんとかして解消しなくてはなりません」
レスを解消しないのはどうでもいいから?
また、シンゾウさんがレス問題を深刻に捉えていない様子であることも、咲子さんからすると「気がかり」なのだとか。
「普通、レスになったらもっと焦ったり、何かしようと試したりしません?
シンゾウさんは、そういうのが一切ないんですよ。最近ではうちに来ても、夕食を食べてテレビを見て、自宅に帰ってしまう日ばかり。
こんなお付き合いは、シンゾウさんだって望んでいないはず。なのに、なんで私と別れないままでいるのか、ちょっとよくわかりません。
レスを解消しようとしないってことは、それだけ私のことがどうでもよくなっているのかもしれないです。
彼の考えていることがわからないからこそ、ある日いきなり関係を切られそうな気がして、不安も大きいのです」
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