疑心暗鬼の日々
男女5人ずつの参加者には、誰が「ラブキャッチャー」で、誰が「マネーキャッチャー」なのかは知らされていません。
そのため、マレーシアで撮影された共同生活はなかなかにハード。
誰かを好きになりかけるたびに「この人の目的はラブ?マネー?」と悩まなくてはならないのです。
女性目線で観ると、どの女性がマネーなのかは、わりとわかりやすいかもしれません。
「私がマネーだったら同じように振る舞うだろうな」などと、自分の行動と重ねやすいからです。
しかし難しいのは男性です。ラブかマネーかが非常にわかりづらく、だからこそスリルいっぱいに番組を楽しめてしまいました。
デートしても悩んでしまう
女性たちがホストに大金を払ってしまうのも、ホストの言動に愛を錯覚しているケースが多いはず。
つまり女性はお金目的の男性を見抜くのが得意ではないのです。
甘いムードや優しい言動をされると、それを愛だと信じたくなるのかもしれません。
そんな状態なので、番組でも、彼の目的が愛なのかお金なのかが判断できず苦しむ女性が続出します。
あの優しさも、あの微笑みも、もしかしてお金目当てだから? などと疑うのはかなりつらそうです。
楽しいはずのデートを心から楽しむ余裕もなかなか持てないのではないでしょうか。
お金ではなく愛を選ぶ時
ホストのニュースを目にしているからか、愛よりお金を取る男性の気持ちはわからなくはありません。
売上を伸ばし、ナンバーワンの座につきたい、そのためには女性からなんとかお金を引っ張りたい野心。
ドラマなどにもこうしたギラギラホストはよく出てきます。
でも私たちはお金より愛を選ぶ男性の姿をほとんど知りません。
ここにこの番組のキモがあるのではないかとさえ思います。
結局のところ男性の愛情表現とは、もっとお話ししたいとか、もっと一緒にいたいというような、本当にシンプルな感情の延長なのかもしれません。
だからこそ、おだやかでわかりづらいものなのだと思います。
最終回では、誰がラブで誰がマネーだったか、真相が明らかになるので、ぜひ最後まで見届けることをお勧めします。
本物の愛情表現とニセモノの愛情表現とを見比べると、私たちは男性の行動パターンを少しだけですが理解できるようになるかもしれません。
ABEMAオリジナル恋愛番組『LOVE CATCHER Japan』(ラブキャッチャージャパン)
■全話見逃し配信中
■1-6話のダイジェスト映像
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