性交渉一生ナシ?裕福な経営者から提示された結婚の条件に戸惑う47歳女

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-02-24 06:00
投稿日:2024-02-24 06:00

夜の生活はナシで

「夜の生活について、結婚したとしても基本的には“ナシ”でお願いしたいのだそうです。

 実際、ここまで付き合ってきて体を重ねたのは数回だけで、ジュンジさんは一般的な男性と比べても、多分あまり興味がない人なんだとは思います。

 お付き合いをしているだけなら、まぁそれでもいいかな…って考えないようにしてきたテーマなのですが。

 いざ結婚をするとなって、これから一生、基本的に“NO営み”の毎日で私は耐えられるのか…と不安なんです」

 ジュンジさんは経営者で、週末も関係なく仕事をすることが多いそう。

 趣味はゴルフで、たまに休日ができるとゴルフ仲間と出かけることも多く、真理恵さんとのデートは平日の昼間や夜が中心で、月に2回程度と少ないともこぼします。

孤独な生活に不安

「最初は、バツイチっていうのも嘘なのでは? と思ったくらい、お泊まりデートがない彼氏なんです。

 経営者だから昼間に時間ができると、ランチがてら夕方までデートをすることもあります。ちょっと不思議ですよね(苦笑)。

 だけど彼がバツイチというのは、本当でした。ただ夜の生活に無関心だから、休みの日にも自分の趣味を優先しちゃうタイプなんですよね。

 浮気や風俗の心配はなさそうだけれど、こういう人と結婚をしたら、私は孤独な生活になってしまうのではないかなって気がして…。

 でもジュンジさんにはお金があるので、結婚をすれば生活面では苦労せずに済みそうだから揺れているのです」

私は幸せになれるの?

 真理恵さんもバツイチで、過去の結婚生活では低収入な夫の浪費癖に悩まされた挙句、離婚をしたとのこと。 

 そのため経済力のあるジュンジさんからのプロポーズは、夜の営みや週末の過ごし方さえ気にしなければ「こんなに好条件の人はいないと思う」と感じていると話します。

「再婚するなら“人並みの結婚生活”を送りたいなってずっと思ってきましたけど、こうなってみると“人並み”ってなんだろう…って考えたりもします。

 要するにジュンジさんの希望って、“一緒に過ごさない、体も重ねない、だけど君とは結婚したい”ってことですよね?

 きっとこれは彼のホンネなんだろうし、そういうパートナーを求めてきていたというのも理解するのですが、はたして私は幸せになれるのか…。

極端に低いスキンシップ、手繋ぎもなし

 だって、スキンシップも歴代彼氏と比べると、比較にならないほど少ないのです。手を繋いで歩くことすらありません。

 ジュンジさんが、なぜおかしな条件を出しながらも結婚をしたいのか、私はイマイチ納得できずにいます。

 せめて彼の過去について、もうちょっと詳しくわかれば、私なりに分析して答えを出せそうなんですけどね…」

 ◇  ◇  ◇

 真理恵さんから見て、今のふたりは「順調な交際」とは言えないのではないかという疑問もあり、現状にジュンジさんが満足していることにも不安があると話します。

 では、恋人であるジュンジさんはふたりの現状や将来について、どんな思いを抱いているのでしょうか。次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


私が出会った「人生で1番許せない」最低男たち。ウソを拡散、コツコツ貯めた340万円がパーに!
「大好きだったあの人を忘れられない」なんて女性もいますが、「絶対にあの男だけは許せない!」と、違う意味で忘れられない人が...
恋バナ調査隊 2025-08-28 08:00 ラブ
男運がないの、自分のせいじゃん! “ダメ男ホイホイ”女の4つの共通点「私だけが理解者」って違うから
「いつもダメ男に引っかかっている気がする…」と思っていませんか? もしかしたら、あなたがダメ男に引っかかるタイプの女性だ...
恋バナ調査隊 2025-08-26 08:00 ラブ
返信が来ない…彼は「回避型男子」では? 6つの“恋愛あるある”から学ぶ攻略法
「彼から好意を感じるけど、アプローチされない」「なかなか彼との距離が縮まらない」と悩んでいるそこのあなた。もしかしたら彼...
恋バナ調査隊 2025-08-26 08:00 ラブ
「姉がいる男性は沼る」ってマジか! 実は“難易度高め”な彼らの恋愛あるある。小賢しいテクは通用しない?
 姉がいる男性って、どこか女性に慣れていて自然体な雰囲気がありますよね。話しやすくて優しいのに、時々ドライで現実的な面も...
恋バナ調査隊 2025-08-25 08:00 ラブ
その“オレ通信”いらんわ! 距離感バグってる男たちのLINE6選「オレに一番似合う色は?」「角栓の写真送る!」
 仲良くもない男友達から、毎日届く俺通信…。あまりにうざいと、「あの日LINEを交換するんじゃなかった」と悔やんでも悔や...
恋バナ調査隊 2025-08-24 08:00 ラブ
「妻が出て行けばいい」“無駄遣い”は原動力だと言い切る夫。資産形成や貯金の要望を拒否する呆れた理由
「冷酷と激情のあいだvol.260〜女性編〜」では、ミーハーな暮らしを好む夫との離婚を決意したミニマムライフを好む真琴さ...
並木まき 2025-08-23 11:45 ラブ
「人生設計が狂いました」妊活に失敗した妻、浪費家の夫といる意味が見いだせない。離婚願望が強くなる日々
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-23 11:45 ラブ
「宝塚の男役みたいで…」夫には秘密、女性同士の濃密な関係。昂ぶる想いが“執着と嫉妬”に変わるまで
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-22 11:45 ラブ
「ほんと、ちょろい」裏アカが暴いた彼の本性。優しい言葉は全部ウソだった…SNS二重人格男の恐怖
「優しそうで誠実な人がいいな」――そんな言葉を繰り返していた友人のマキが、「まさに理想通りの人に出会った」と目を輝かせて...
おがわん 2025-08-22 11:45 ラブ
イケメンより優しい人より「筋肉男子」好き! 今、そんな女性が増えているワケ。背景は“社会情勢”にあり?
 筋トレ男子が人気です。今までは「マッチョはちょっと怖い」と言っていた女性も、「やっぱり逞しい人がいい」と気持ちが切り替...
内藤みか 2025-08-21 11:45 ラブ
なんで付き合ってるの? 友達の彼氏に“ドン引き”したエピソード。カスハラに束縛男って無理すぎ!
 友達の恋愛は応援したいですよね。でも「その彼氏はやめておいたほうがいい!」と思うときもあるはずです。今回はそんな体験談...
恋バナ調査隊 2025-08-20 08:00 ラブ
「優しい男はモテない」説の真実…女が語る“ガッカリした”5つの瞬間。神対応は私だけじゃなかったの?
 多くの女性が理想の男性像に“優しい人”を挙げるものの、“優しいのにモテない男性”が存在します。この矛盾はいったいなぜ生...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
彼氏に「見知らぬ土地で置き去り→バックレ」って最悪じゃん! 人間性終わってた男の最低エピ5連発
 恋愛は、人の数ほどストーリーがあります。胸が熱くなる純愛エピソードもあれば、時には信じられない最低最悪彼氏に出会うこと...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
「ホテル行かん?笑」にキモッ!男友達との友情が崩れたLINE3選。冗談でもムリだけど
 あなたは、男女の友情はあると思いますか? もちろん「ある」と答える女性もいるでしょう。でも、友達だと思っているのはあな...
恋バナ調査隊 2025-08-17 08:00 ラブ
「女の役目でしょ」帰省を拒む妻がムカつく――47歳夫の譲れない家族観。絶対に同行させたい理由とは
「冷酷と激情のあいだvol.259〜女性編〜」では、コロナ禍に定めた「夫の実家にはもう帰省しないでいい」というルールを、...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「夫と子どもで帰省してよ!」妻から“夫婦のルール”を破る男への抗議。義母と相性最悪なのになんで?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ