更新日:2025-02-03 06:00
投稿日:2025-02-03 06:00

 街中にある機関車の車輪。

 自分の背丈ほどの巨大な車輪を30年以上、1日も欠かさず磨き上げた人に出会ったのは、もう10年近く前だった。

 何年も前に星になった、そんな風の噂を耳にした。

 久しぶりに足を向けたその場所に、主のいなくなった車輪は今も光り輝きそこにあった。

 やりたいことを貫く人のあの顔を、今も思い出す。

Koji Takano
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フォトグラファー
1963年神奈川県横須賀市生まれ。日芸写真学科卒業後、外国航路の船乗りとして世界を股にかけ、出版社勤務を経て、現在はフリーのフォトグラファーとして活動。近著は写真集「東京の風に漂う」(銀河出版)。
http://www.kojitakano.com/

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