ここまでの大河「光る君へ」をおさらい
NHK大河ドラマ「光る君へ」は、平安中期の貴族社会を舞台に、吉高由里子演じる主人公のまひろ(紫式部)の生涯を描くものです。
「源氏物語」がいかにして書かれたか、このドラマを見れば、そのあたりのことがわかるかもしれません。
なかでも、光源氏のモデルといわれている藤原道長(柄本佑)とまひろの幼い頃から惹かれ合いながらも、身分違いの恋は決して結ばれることなく…という展開はかなり胸アツです。
「ロミオとジュリエット」の時代から、恋愛は障害が大きければ大きいほど燃え上がるものと決まっていますから。
1月にスタートしてここまで、子役のまひろと道長(幼名・三郎)との運命的な出会いに始まり、まひろの母を殺めたのが道長の兄・道兼(玉置玲央)だった、というようなことをずっと見てきて、さらに番組サイトによれば、まひろと道長は“ソウルメイトのような関係”ということでしたので、てっきりプラトニックな関係かと思っておりました。
まさかのまひろ&道長のベッドシーン!
ところが、なんということでしょう。10日放送の第10話「月夜の陰謀」で、ついにふたりは結ばれてしまいました。
月夜にこっそり家を抜け出し、約束の場所にやって来るまひろ。そこに道長の姿はなく、あたりをうかがうまひろに全速で駆け寄り、後ろから抱きしめます。
「まひろ、逢いたかった」。そして、まひろをくるっと回して、長い口づけを交わすのです。バックハグにチュー、大河ではなかなかお目にかかれないシーンに仰天しました。
しかもそこだけでは終わりません。「一緒に都を出よう」と誘う道長に対して、「好き」と好意を伝えるものの、
「ふたりで都を出ても世の中は変わらない」
「この国を変えるために道長さまは高貴な家に生まれて来た。わたしとひっそり暮らすためじゃないわ」
「己の使命を果たしてください」
とまひろ。感情より理性が勝つ、さすが「源氏物語」の作者です。そして「一緒に遠くへは行かない。でも私は都であなたを見つめ続けます」とストーカー宣言!?
よく見ると体が前後に…
あきらめきれない道長。「一緒にいこう!」と再び強く抱きしめます。そして、ベッドのない時代のベッドシーンに突入。ちょっと上気して汗ばんでいるぶん、エロさ倍増です。
さらにそんなまひろに覆いかぶさる道長。首元に口づけをし、そのまま…。道長、よく見ると体を前後に揺らしています。やんごとなき人はやはり正常位に限る…ということでしょうか。
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