更新日:2024-03-23 06:00
投稿日:2024-03-23 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
38歳。夫が働かなくなった…
38歳の春奈さん(仮名)は、46歳の夫・ユウタさん(仮名)と事実婚7年目。
これまでは大きな問題もなく、穏やかな日常を送ってきたそうですが、つい最近になってユウタさんに健康問題が浮上し、生活が激変したそうです。
「ユウタはもともとナマケモノな性格で、バリバリ働くのは苦手なタイプ。
出会った頃の彼は小さいながらもコンサルの会社をやっていたのですが、私と一緒に暮らし始めてしばらくして仕事がうまくいかなくなり、会社は潰れました。
それからはフリーランスのコンサルみたいなことをずっとしてきていて、まぁそこそこの収入は得られていたから、安心していたのですが…。
先日、ユウタが『体調が悪い』って言って病院に行ったときに、なんと不整脈の診断を受けちゃって。
それからというもの、ユウタはナマケモノ癖が加速して、今ではほとんど働かないだけじゃなく、家のこともやらずにゲームばかりしているんです」
家族3人で楽しく暮らしてきたのに
途方に暮れた表情で、こう話す春奈さん。
夫が働かなくなったことによって家計は急速に厳しくなり、春奈さんの収入でなんとか暮らしているものの、毎月の収支はカツカツで貯金ができないと嘆きます。
「ウチには私が過去の結婚で産んだ娘がいるので、3人家族です。ユウタと事実婚を続けているのは、ユウタが娘の父親にはなれないって言ったのが理由です。
だけど法律的に親子になる手続きはとっていないけれど、娘とユウタの関係はずっと良好だし、これまでは家族3人で楽しく暮らしてきたんですよね。
でも…、お金が厳しくなっている今はユウタと私の関係もギスギスしているから、娘もなんとなく私たちに遠慮している感じで…。
家のなかは、一気に暗いムードになってしまいました」
ラブ 新着一覧
やっとできた年下の彼。けれどその幸せもつかの間、1カ月もたたないうちに彼から別れを告げられてしまう年上女性が続出してい...
大好きな彼とのはじめてのお泊まりデート。肝心なところで「やらかしちゃった!」と真っ青になったり、愛を確かめ合っている中...
踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
それまで熱心だった人が急に意欲をなくしてしまう「燃え尽き症候群」は、恋愛でも起こるといいます。恋愛で燃え尽き症候群にな...
「離婚はしないけど一緒に過ごすのも嫌だ」と、家庭内別居を選択すしている夫婦は少なくありません。でもなぜそうなったのか、気...
今アプローチしている相手や、狙っている好きな人。その人が過去のお付き合いで浮気の前科があったら、あなたは許せる派? そ...
「冷酷と激情のあいだvol.234〜女性編〜」では、シングルマザーとして子育てと仕事を両立させる洋子さん(47歳・仮名)...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
《恋愛のことも仕事のことも話せるのが男友達》――。モデルで女優の井桁弘恵(28)が、18日放送の日本テレビ系「踊る!さん...
悦子さん(48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不倫をし...
不倫していた男性と別れた後、女性はどのような心理になるのでしょうか? 自身が既婚者なのか未婚者なのか、立場によって抱く...
アラサー以上の女性が年下男性を好む傾向は前からありましたが、最近顕著なのは、20代男性がアラサー以上の年上女性を好むよ...
今やネット・メディアを通してそのワードを目にしない日はないというほどに深刻な、日本のセックスレス問題。しかし当事者だと...
世の中には不倫に興味がある人もいるでしょう。でも、どんな事態になるのか、どんなリスクがあるのか深く考えずに突っ走るのは...
好きな人との別れはどんな形であれつらいですよね。中でも曖昧な別れは未練が残るもの。この世の終わり…などと感じる時間も長...
フジテレビや中居正広さんの一件は、いろいろと考えさせられる機会となりました。そのひとつとして「お誘い」があった時です。...