出産は諦めたけど子は欲しい…シンパパ射止める“5秒前”、47歳独女の計画

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-04-20 06:00
投稿日:2024-04-20 06:00

そろそろ結婚したいけど

「簡単に言えば、アプリを通じた一目惚れってところですかね! シュンペイさんと出会ってから、毎日がバラ色ですよ。

 そうそう。彼が過去に離婚をした原因は、当時の妻の浮気だったそうです。

 勤務先の同僚と浮気をしていて、それを知ったシュンペイさんから離婚を切り出し、親権も彼がとったと聞きました。

 シュンペイさんってね、すごく真面目な男性なんですよ。私はチャラチャラしている男性がとても苦手なので、寡黙で余計なことを言わず、黙々と仕事に向き合うような男性が好き。

 だからシュンペイさんは、まさに私にとって理想のタイプなんです」

 半年間の交際期間を経て、そろそろ結婚へと話を進めたい佐紀子さん。

 しかし結婚の話題を出しても、シュンペイさんからはいつもはぐらかされてしまい、具体的な話が進まず、苦労していると打ち明けます。

娘ともいい関係なのに

「なんだろうなぁ…、彼は一度結婚に失敗しているから、慎重になってしまっているんですかね?

 私、自分で言うのもナンですけど、シュンペイさんの娘ともいい関係を築けているんですよ。

 だから私たちの関係を客観的に見ても、シュンペイさんは私と結婚をしたほうが幸せになれるのは間違いないと思うんです。

 それなのに、私がどんなに具体的な話に進めようとしても、シュンペイさんはむしろその話を避けているような様子で…。

 すでに結婚した友人たちに聞くと『結婚が決まるときは、半年くらいで具体的な話が出るよ』って教えてもらったので、私たちもそういうタイミングなはずなんですけどね」

3カ月以内に結婚したい

 佐紀子さんはできればあと3カ月以内にはシュンペイさんと結婚をして、シュンペイさんの娘とともに家族3人で暮らすのが何よりの夢と語ります。

「私、シュンペイさんの娘と養子縁組する心構えもあります。それほど、この関係に本気なんです。それに娘さんの年齢を考えても、早く私がママになってあげたほうがいいかなって。

 それなのにシュンペイさんが私たちの関係を進めようとしないのは、正直言うと、かなりイラッとしています。

娘と結託するのもあり?

 過去の結婚で失敗をしたからって、私との結婚を失敗するとは限らないし、もう少し将来に前向きになってもらいたいんですよね。

 このままシュンペイさんが煮え切らない態度を続けるんだったら、私は先に彼の娘と話をして、2人で結託してシュンペイさんを説得するしかないかなぁって。

 なるべくそういう感じにしたくないから、シュンペイさんには早く将来のことを真剣に考えて欲しいんですけどね」

  ◇  ◇  ◇

 理想とする結婚相手とようやく巡り合った自覚があると、何度も口にする佐紀子さん。

 では、パートナーであるシュンペイさんは、佐紀子さんとの関係をどう受け止めているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


【漫画】#1「家事サボるとかダメ人間じゃん」妻に暴言…夫は変わってしまった?『我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します』
【『我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します』あらすじ】  美菜保と祐一は結婚5年目の共働き家庭...
「10分以内に返信」って重すぎ! 恋愛観がヤバすぎるLINE3選。38歳で「異性の連絡先は消して」はアリ?
 今回は、友人や異性に対して「アラフォーでその恋愛観はやばくない?」と感じたLINEをご紹介します。どんな恋愛観を持つか...
恋バナ調査隊 2025-10-25 08:00 ラブ
「一生独りかも…」諦めた女性が“地方×年下男子”に辿り着くワケ。バリキャリが見つけた新しい幸せ
 近頃、地方出身年下男子と都会の年上女性とのマッチングが増えています。年上女性が何かと教えてあげる関係なのかと思ったら、...
内藤みか 2025-10-24 11:45 ラブ
「魅力的な男はシェアしてもいい」ラテン講師に10人のマダムが陥落。閉経後の女性が溺れた歪な“ハーレム恋愛”
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-10-24 16:06 ラブ
カップ麺は10秒!? 夫の“せっかち&かまって”エピソード6選。病んでるアピも可愛いけど…正直めんどくさ!
 人によって性格は千差万別。せっかちで1秒も待てない人もいれば、いつでも自分に注目してほしいかまってちゃんも。たまに会う...
恋バナ調査隊 2025-10-24 08:00 ラブ
心が壊れそう…“女遊び”が治らない夫、それでも愛しています。どうすれば?(50歳、主婦)
 旦那の女遊びがなおりません。色んな女と関係してその中の1人とは5年くらい繋がっていました。全部遊びでお金は発生してます...
植草美幸 2025-10-24 08:00 ラブ
夫にわかってほしかった…でも無理だった!妻が訴えるリアルな“離婚”体験談4つ
「夫がわかってくれない」、その不満は離婚につながる原因の1つです。離婚を経験した女性たちに、夫になにをわかってもらいたか...
2025-10-23 08:00 ラブ
旦那LOVEが止まらない! 夫が好きすぎる妻の“暴走エピ”7選。トイレにもついて行く♡
 結婚後、夫への愛が増していく人はどれだけいるでしょうか? 今回は夫への愛が溢れすぎて、“好きすぎるあまりにしてしまう行...
恋バナ調査隊 2025-10-22 08:00 ラブ
「察して」じゃわからん! 妻に言いたい男の本音7選。お小遣い減額、母とバトル…夫からの切実なSOS
 今回、本音を語ってくれたのは、普段尻に敷かれている男性陣! 妻に逆らったり意見したりできない男性たちの“切実なお願い”...
恋バナ調査隊 2025-10-21 08:00 ラブ
妥協するんじゃなかった…! 後悔だらけの「結婚」失敗談。バツイチ女性の経験からの3つの助言
 結婚している女性を「羨ましい」「勝ち組」と思う人もいるでしょう。しかし、結婚相手に妥協し、後悔しながら生活している女性...
恋バナ調査隊 2025-10-20 08:00 ラブ
交際0日婚しちゃえ!→やっぱり無理でした。女たちが泣いた4つの失敗談。外見で選んだ私がバカだった
 交際ナシで結婚する0日婚って本当にうまくいくの…!? と疑問を感じる皆さん、お察しのように後悔するケースもあるようです...
恋バナ調査隊 2025-10-19 08:00 ラブ
「妊活代なんて出したくない」30代夫が“親に請求すべき”と主張するトンデモ理屈
「冷酷と激情のあいだvol.268〜女性編〜」では、5歳年下の夫が両家の親に“タカリ”をしているようで「幼稚」と感じてい...
並木まき 2025-10-18 11:45 ラブ
「偉そうな態度も不快です」老いた親に酒を“タカる”夫にゲンナリ。35歳姉さん女房の深い後悔
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-10-18 11:45 ラブ
「断るならバラすよ」マッチした男の“正体”に愕然。ときめきが地獄に変わった残酷な瞬間
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-10-17 11:45 ラブ
文系男子に一目惚れ♡→現実はだたのオタク!? 婚活女子が忘れらない“ドン引き”体験談3つ
 いまや恋活・婚活の主流となったマッチングアプリ。手軽に理想の相手と出会える一方で、合コンや友達の紹介などとの出会いとで...
恋バナ調査隊 2025-10-16 08:00 ラブ
「本当に好きなのか分からない」“別れ”を決める前のサイン、6つの判断基準を聞いてみた!
 長く交際していたり、ケンカが絶えなくなったりして、相手のことが好きかどうか分からなくなるときもあるはず。そんなときは別...
恋バナ調査隊 2025-10-15 08:00 ラブ