四六時中抱いて欲しがるなんて!
「本当に子づくりしたいなら、いわゆる“危険日”っていうところに焦点を当てて頑張りますよね?
妻の場合は、そうじゃなくて四六時中抱いて欲しがっているんですよ。
だから妻の“子どもが欲しいから”っていうのは詭弁で、本心ではただ性欲を満たしたいだけなんだろうっていうのがミエミエなんですよ。
もうね、本当に気持ち悪いですよ! 清楚なふりをしていた女が、アバズレの本性を出している姿って、みっともなくて顔つきも下品だし。見ているだけで、吐き気がします。
なんで俺は、こんな下品な女と結婚してしまったんだろう…って、俺の見る目のなさにも情けなくなりますよ」
周囲からは反対されていた
深いため息を繰り返すケイスケさん。本心ではすぐにでも離婚をしたいけれど、晩婚かつスピード婚だった背景から、世間体のためにスピード離婚は避けたいという本心があるそうです。
「アプリでの出会いは、相手を過信しちゃダメだって勉強になりました。
よくよく考えれば、ほんの数カ月なら、自分の本性を偽って付き合うことなんて誰にでもできますから、そこを見抜けなかった俺の失敗です。
実はね、アプリで出会った相手と結婚をするって言ったときに、仲間の何人かからは止められたんですよ。
スピード結婚だったから、“ちょっと危ないんじゃないか? もうちょっと見極めたほうがいいぞ”と忠告してくれた友人もいました。
人生最大の汚点
それでも、早く “既婚者”っていう肩書きが欲しかった俺は、まわりの意見を聞かなかったんですよね…。
時間を戻せるなら、絶対に俺は真帆とは結婚をしません。
あぁ、このままいつまで我慢を続ければいいんですかね。自分が選んだ女性が、よりによってみっともないアバズレだったなんて、人生最大の汚点です」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。
まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
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