初めて自慰行為を知った日。母激怒、当時はセルフプレジャーなんて皆無

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-10-08 11:42
投稿日:2024-05-20 06:00
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳までセックスをしたことはなくても「セルフプレジャー(オナニー)」の経験は豊富だった私。
 20年以上はセルフだけでなんとかしてきましたが、一体どうやって未知の世界であった「セルフプレジャー」を知ったのか、少しお話ししたいと思います。

初めて「自慰行為」を知った日

「セルフプレジャー」とは簡単に言えば、「自慰行為」のことで、いわゆる「オナニー」です。

 みなさんはオナニーという言葉を聞くと、どんな感情が湧きますか?「いやらしい」「はしたない」「隠すもの」というどこか後ろめたい気持ちになるのではないでしょうか? もちろん私もそうでした。

 私が自慰行為というものを知ったのは、おそらく小学校に上がる前。両足の膝を交差して力んで“モジモジ”するとすっと気持ちよくなることを知ったのが最初だったと思います。

 この動作は寂しい気持ちや不安な気持ちになった時に行っていたので、まさに「自分を癒す」行為でした。

 しかし、母親からは「やめなさい!」とかなり強く叱られてしまうのです。何がいけないのか幼い私には全くわかりませんでしたが、成長してからそれが自慰行為だと知ったのです。

 とはいえ、母親からしたら小学生にもならない女子が、自慰行為ともとれるような動作をしていたら、止めるのは当然でしょう。今となっては、母親の焦った気持ちもわからなくはないです。

自分の身体で初めて気持ちよくなった時

 以前のコラムでも書いた通り、セックスという行為に嫌悪感を持ってしまった上に、母親から「自慰行為」を厳しく注意されていた影響もあり、「自分が性的に満たされるのは悪いことなのだ」という思い込みがありました。

 しかし、成長をするにつれて直接的な性的欲求は高まっていきました。それをどうやって解放したらいいのだろうかと悶々としている時に知ったのが、自分の気持ちいい場所を愛撫する方法です。

 20歳の頃内緒で入手した女性誌の袋とじのようなコーナーに載っていました。両親と妹が旅行で留守の夜に、雑誌を広げてマスターベーションを試しました。これまで触ったことのなかった自分の身体の一部分に触れるだけで、電気が走るような快感を得て「こんなに気持ちいいんだ」と驚きました。

 それから、親の目から隠れてこっそりと自分の身体を愛撫するようになり、自慰の気持ちよさを知り、どんどんのめり込んでいき、自分の指の刺激では物足りなくなり、アダルトグッズを手にするようになるのです。

初めて見たアダルトグッズに衝撃!

 初めて女性用のアダルトグッズを見たのは、25歳頃のインターネット上でした。パソコンの大きなディスプレイに映し出された男性器をそのまま模したリアルな造形のソレを見た時に、「すごい…」と思ったのと同時に、性的に興奮したことも忘れられません。

 しかし、その裏では「こんなこと誰にも言えない」とも思っていました。「私ってこんなおもちゃに性的に興奮するなんてにエロいなんて誰にも知られてはいけない」と。

 最近では女性用のセルフプレジャーグッズも種類が豊富になり、百貨店で専門のコーナーが設けられ、一般的な認知度もあがってきました。ビジュアルもぱっと見では用途が分からないような色や形もポップでかわいらしい商品が増えましたが、それだってここ数年の話。アラフォー世代の皆さん、20年前を思い出してみてください。

 当時実家暮らしだった私では買えるわけがなく、数年後ひとり暮らしを開始したのをきっかけに、いよいよアダルトグッズを入手することにしたのです。

 次回へつづく。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

ラブ 新着一覧


熊谷真実、磯野貴理子は何が…2度3度結婚する中高年女性に特殊技能?
 女優の熊谷真実(64)が今月4日、自身のインスタグラムを更新し、ウエディングドレスの写真とともに結婚パーティーをしたこ...
そこ見る!? ヒモ男とヒモを飼いたい女性のリアリティーショーがすごい
 近頃、恋愛リアリティーショーも細分化されてきています。  バツイチだけの恋愛リアリティーや男性同士の恋愛リアリティー...
内藤みか 2024-06-13 06:00 ラブ
韓国人彼氏はプリンにも嫉妬なんてかわゆ♡ 日韓カップルのLINEを覗き見
 韓流ドラマなどを見ていると、主人公によくいる紳士的で優しい韓国人彼氏に憧れますよね!  実際に、韓国人彼氏がいる...
恋バナ調査隊 2024-06-12 06:00 ラブ
「恋愛も結婚も女性もわからなくて」色恋経験ゼロ男が淡泊に描く既定路線
「冷酷と激情のあいだvol.198〜女性編〜」では、結婚前提で交際する5歳年上の生真面目な恋人・サトルさん(46歳・仮名...
並木まき 2024-06-08 06:00 ラブ
「真面目で大事にされてもときめかない」味気ない男との再婚迷う41歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-06-08 06:00 ラブ
年齢を言いたがらないアラフォー女性 “私は若く見える”が招く婚活トラブル
 結婚相談所では生年月日はプロフィール上に掲載されていますが、相談所外での恋愛相談を聞いていると、「年齢」を巡って揉める...
植草美幸 2024-10-24 14:24 ラブ
ド緊張して顔が土色!? 夫の人見知り発動時に隣の妻がやるべき3つのこと
「夫が人見知りで困っている」という悩みを抱える妻は少なくありません。ご近所付き合いや親戚の集まり、子育て関係のイベントや...
恋バナ調査隊 2024-06-07 06:00 ラブ
“女風”で気持ち良くなりたいのに…アラフォー女性初回利用でなぜ大失敗?
 女性用風俗、略して「女風」の勢いが止まりません。東京都だけで約100店舗ほどがあるとされ、どのお店の誰を選べばいいのか...
内藤みか 2024-06-06 06:00 ラブ
唇かむ“サレ女”。高度化する浮気バレ対策、奴らはLINEに証拠残さない!
 今、SNSのショート動画には“スマホから浮気を発見する方法”に関する動画が溢れ返っています。LINEはトーク画面上から...
ミクニシオリ 2024-06-06 06:00 ラブ
「野球大好き男」彼氏がうざい件 たまには違う話をしてー!対処法は?
 野球大好き男を彼氏にもつと、一緒に野球観戦デートをしたり、勝利を祝ったり、楽しいこともありますよね。でも、時にはあまり...
恋バナ調査隊 2024-06-06 06:00 ラブ
「関西の女はモテない」のざっくり感。関東男性の本音と好相性のいい人
 恋愛において、相手の出身地は意外と大きな影響があるものです。文化や習慣、価値観などに関わるので、相性にも差が出てきそう...
恋バナ調査隊 2024-06-04 06:00 ラブ
【調香師監修】梅雨はフェロモン危機!パワフルシトラスで恋愛運UPを
 雨の日が続く梅雨時は、出かけるのも仕事に行くのも憂鬱な気分…ヘアスタイルも決まらないし、肌も心も曇りがちなフェロモンピ...
太田奈月 2024-06-04 06:00 ラブ
セルフプレジャーは私を解放してくれた。性欲は恥ずかしいものではない
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳までセックスをしたことはなくても「セルフプ...
mirae.(みれ) 2024-06-03 06:00 ラブ
お金に寛容な年上彼女、急募! 遊びの延長の同棲を後悔するバツ1男
「冷酷と激情のあいだvol.197〜女性編〜」では、同棲を始めた途端にセコい金銭感覚をあらわにした8歳年下の恋人・ユウタ...
並木まき 2024-06-01 06:00 ラブ
私のアカウントで買い物し、支払いはスルー。セコさ増す彼に悩む49歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-06-01 06:00 ラブ
「年収500万の星野源似=普通の男」問題も再燃…でも最近は「普通の男=吉沢亮」の深層
 歌手の星野源(43)に対する“臆測”投稿が世間の注目を集めた件。インフルエンサーに拡散されたアナウンサーとの不倫疑惑は...