6月病とは? 実は5月よりもタチ悪い説が…早め対策がマスト

更新日:2024-05-21 06:00
投稿日:2024-05-21 06:00
「GWが明けてからも5月病にならず元気だったのに、6月になってからなんだかやる気が出ない…」「6月に入ってから、体も心も調子が悪いな…」と感じている人、要注意!それはもしかしたら6月病かもしれません。実は、6月病は5月病よりも危険なんだとか…。今回は、6月病の対策方法を紹介します。

6月病とは

 6月病とは、文字通り6月に出てくる心身の不調のこと。新年度が始まる4月は、環境や人間関係などが大きく変わる時期なので、知らず知らずのうちにストレスがかかっています。

 4月・5月の2カ月はそのストレスに耐えられていたものの、6月ごろに今まで溜めていたストレスが爆発し、体にも心にも影響が出てしまっている状態が6月病です。

 GW明けに気分が落ち込んでしまったり体調を崩してしまったりする5月病が遅れてきただけのように思えるかもしれませんが、6月病の方が深刻だという説も。

 5月病よりもストレスをため込んでいる期間が長い分、症状もひどくなりやすいのが特徴です。

6月病を防ぐ対策

 6月病を防ぐには、ためたストレスが爆発する前に適度にリフレッシュすることが大切。

 無理を続ければ続けるほど、6月病がひどくなってしまいます。不調を感じたら、ここで紹介している対策方法を実践してみてください。

1. 土日は何もしない日を作る

 仕事で忙しい平日5日間を過ごした後の土日休みは、ついつい遊びやお出かけで予定を埋めてしまいがち。でも、新年度がスタートしてからの平日は、新しい環境や人間関係で自分が思っている以上に心身共にストレスを溜めてしまっています。

 特に6月は祝日がなく、誰もがストレスを抱えやすい時期です。週末は予定をぎっしり詰めるのではなく、土日のどちらか1日は予定を入れずにゆっくりすることをおすすめします。

2. 自分にご褒美を買う

 体だけでなく、心も健康的に過ごすことが6月病の対策になります。なんとなくやる気が出なかったり、ボーッとしたりすることが増えたと感じたら、自分に何かご褒美を買ってあげてリフレッシュを。

「今日の仕事が終わったら、ちょっとお高いケーキを買いに行こう!」「今週末はスパで体中を揉みほぐしてもらおう!」など、癒しになるものをご褒美にチョイス。そのご褒美をいつ買うのか日程も決めておくと、その日までご褒美のことを考えて頑張れるようになるはずです。

3. 規則正しい生活をする

 当然のことのように思うかもしれませんが、規則正しい生活も重要! GWの間夜更かしをしていた場合、GWが明けてからも夜更かしの習慣がついてしまって慢性的な睡眠不足になりがちです。

「6時間睡眠を14日間続けると、2日間徹夜をしたときと同じぐらいパフォーマンスが低下する」ともいわれるように、睡眠不足は体に大きなダメージを与えます。

 自律神経に悪影響を与えるので、なんとなく気分も落ち込むように。

 GW中の夜更かしの習慣から抜け出せず寝付けない日が続いている場合は、数分だけでも筋トレやストレッチ、ウォーキングなどで体を動かすのがおすすめ。運動で体に少し負荷をかけるだけで、寝付きがだいぶ良くなるはずです。

 テストステロンが分泌されて、気分も明るくなりますよ。

6月病にならないように早めに対策を

 6月病を防ぐためには、疲れが出てくる前に体と心を休めてあげることが重要。

「最近ちょっと疲れてきたな」と感じたら、直近で1日、ゆっくり過ごす日を設けるようにしてくださいね。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ありえない“パワハラ職場”経験談6選。「先輩の指示で話せないの」って小学生かよ!?
 パワハラが問題視される時代ですが、今もなおパワハラが原因で退職に追い込まれている人が少なくないようです。今回はパワハラ...
43歳、推し活でお金は減った。でも後悔はない。“推し”と過ごしたあの頃の私を誇りに思う
 アラフィフに差しかかる少し前、私はK-POPの“推し”と出会いました。これまでも長くオタ活を続けてきましたが、その出会...
芸能人も公表…パニックに陥ったら「ダメな人間だ」と責めないで“怖い”と思っていい。今の自分を受け入れる大切さ【専門家監修】
 2012年に59歳で亡くなったロック歌手・桑名正博さんとアン・ルイス(68)の長男でミュージシャンの美勇士さんや、タレ...
魅惑の“にゃんたま”ツーショット♡ 2匹の背比べ、真の勝者は意外なところに?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】連載特別編「春山先生 幼少期の思い出」
【連載特別編】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!  11月下旬発...
【女名の植物クイズ】夏の花で「あの有名映画の主人公」と同じ名前の品種があるのは?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
理解不能すぎ!義実家の謎ルール6選。「トイレの水は3回分ためて流す」ってありえる?
 家事のやり方、生活の仕方、人付き合い……それぞれの家庭ごとに存在する「謎ルール」ってありますよね。それが義実家の謎ルー...
花火大会の“有料化”が増えた背景。3万円の高級席も…若者世代は「お金を払って見る」が当たり前?
 今夏も花火大会が大盛り上がり。特に日本三大花火大会の長岡花火は、開催直後のSNSでは観客が撮ってアップした写真や動画が...
まだまだ帰省したくない…私が使った言い訳LINE集。“本当にありそう”な絶妙なウソで切り抜けた!
 この夏、義実家や実家に帰省したことを後悔している人もいるでしょう。「帰省せず1人でゆっくりしたい…」と願う皆さんのため...
めんどくさ! 意味不明な“ママ垢”ルールにゲンナリ…。「成長自慢は禁止」ってなんでよ?
 妊娠出産が初めてだったりママ友がいなかったりすると心細いですよね。そんな中「情報がほしい」「仲間がほしい」と、SNSで...
スナックに「客が来なくなる理由」はどこに? バブル時代とは違う、令和のシビアな現実
 みなさん、ぜひスナックに行ってください! 絶対楽しいから大人になったら一軒くらい行きつけのスナックを…!!  と...
ギャー! 旅行先での恐怖体験6選。友人が車窓を見て真っ青に…満面の笑みを浮かべる人物が
 楽しいはずの旅行で、身の毛もよだつような恐怖体験をしたことはありますか?   この記事では、夏の暑さを吹き飛ばす...
大昔から「究極のモンスターペアレント」は存在した!? 激怒した親がトンデモ行動に…盲目的な愛が生んだ悲劇
 職場や近所、SNS界隈に現れる「残念な人」、いますよね。実は今から約2000年前から現在に伝わる「聖書」にも「残念な人...
ダンディな“にゃんたま様”の色気にメロメロ♡ これはもう、ガン見です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「あなたのためよ」に潰されないで。“優しさの押し付け”と戦うために、私が仕掛けた小さな反撃
 この時期になると、毎年思い出すのは姑のこと。実は、新婚当初、私たちは二世帯住宅で姑と同居していました。とあることがきっ...
見事な“おばさん体型”にショック! 食事は1日3食か、1食か…正解はどっちなの?
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...