意中の彼と“宿泊デート”。自宅まで押しかけ、時計の針は21時を過ぎた。

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-07-15 06:00
投稿日:2024-07-15 06:00

新幹線に揺られること2時間

 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。20代でハマったメタル音楽のオフ会で知り合った遠い北の地に暮らす“国宝級”イケメン大学生Kくん。

 そんなKくんに恋した私は、とうとう北の地へ彼に会いに行くことに。しかも彼の家に泊まるという大事件が待っていました。私の“処女”は一体どうなるのでしょうか?

  ◇  ◇  ◇

【読まれています】私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の“3人に1人”が性体験なしと言われています

 恋をしたイケメン大学生Kくんを尋ね、遠く北の地へ向かった私。ドキドキしながら新幹線に揺られること約2時間。とうとう彼との待ち合わせ駅に到着しました。

 いつもよりもスキンケアもメイクもボディケアもしっかりし、かわいい勝負下着とかわいいワンピースで着飾った私は、何回も会っているのに、口から心臓が飛び出そうなほど緊張をしていました。

「一体どんな顔で会えばいいんだろう…」と思いながら、駅の改札を出ると、Kくんが待っていました。

「いらっしゃい!」

 爽やかな眩しい笑顔で駆け寄ってきて迎え入れてくれます。そんなキラキラとした眩しい笑顔を見ながら「今日はKくんとセックスしちゃうかも」とエロい思いで胸を熱くしていたのです。

「じゃあ、まずは荷物を置きに僕の家に行こう」と、早速彼の家に。思いがけない展開にますます私の胸の鼓動は高鳴っていきました。

彼の自宅訪問、それなのに…

 駅から徒歩15分程度の場所に、Kくんのアパートはありました。彼の部屋は小さなキッチンと、和室の8畳くらいの広さ。とても綺麗に片付けられていて、几帳面な性格をうかがわせます。

「これが男性の部屋…!」と、初めて入る同世代の男性の部屋の雰囲気や匂いなどを感じていました。その反面「もしかしたらこの部屋で…」と思うと、胸がじわっと熱くなって行くのです。

 彼の部屋の空気をじっくり味わっていると、「大きな荷物はここにおいて」と声をかけてきました。はっ!と我に帰り「ありがとう!」と緊張気味に答え、スーツケースを指定された場所にそっと置くと、彼は笑顔で「じゃあ、出かけよう!」と言ったのです。

「え? 出かけよう??」ときょとんとする私。Kくんは「初めてここに来たのだから、観光案内してあげるよ」とにっこり微笑んできたのでした。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


田舎に住んでるとマッチングアプリは役立たず!? 婚活女性が涙した悲劇4選
 マッチングアプリが普及してからは出会いの幅が一気に広がりましたよね。ですが、田舎ではあまり役に立たないようです。いった...
恋バナ調査隊 2024-06-27 06:00 ラブ
1年365日少年すぎる夫の操縦法 うちの旦那はピュアなの? おバカなの?
 結婚すると、女性はより現実的な思考になる人が多いのに比べて、男性はいつまでも夢を追いかけがち。時には、少年すぎる考えの...
恋バナ調査隊 2024-06-24 06:00 ラブ
夫はバツイチ。元妻の「あんた」呼ばわり“カチコミ”LINEどう対応する?
 夫がバツイチだった場合、どうしても避けられないのが元妻との関係…。理解のある人ならいいのですが、夫に未練があったり、不...
恋バナ調査隊 2024-06-23 06:00 ラブ
ゾッコンした女は恋愛上級系?それなら…交際戸惑う48歳バツ1男の胸の内
「冷酷と激情のあいだvol.200〜女性編〜」では、たまたま入ったバーで出会った男性と友達以上恋人未満の関係が続き、40...
並木まき 2024-06-22 06:00 ラブ
40代、昔なら“無い男”と告白前旅行はアリ?恋の始め方を見失う45歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-08-17 09:01 ラブ
人気の電話占い師は20年前からお見通し 新しい彼氏が最速でできる方法
 恋をすると占い師に頼る女性がかなり多いのではないかと思います。特に梅雨時は、気持ちもじめっとしてしまうのか、思い悩んで...
内藤みか 2024-06-20 06:00 ラブ
略奪婚その後の幸せは確約されていない? 4人の女が直面したリアルな現実
 不倫の末に掴む幸せは、果たして長く続くのでしょうか?  今回は“略奪婚のその後”に迫ります。現在不倫中で、相手と...
恋バナ調査隊 2024-06-19 06:00 ラブ
【調香師監修】4タイプ別 熱い夏に負けないスパイシーな香り&オイル解説
 夏になるとスパイスの効いた料理が食べたくなりませんか? スパイスには体の代謝を高めて血行をよくする働きがあり、中東など...
太田奈月 2024-06-18 06:00 ラブ
「なぜ不倫したかって? お宅の夫に騙されたからよ」不倫女の言い分7選
 婚期を逃したり、相手の奥さんにバレて慰謝料を請求されたりと、不倫はハイリスクですよね。なのになぜ、不倫する女性が後を絶...
恋バナ調査隊 2024-06-17 06:00 ラブ
50歳独女の初体験未遂は突然始まった。オタのオフ会で男を物色したら…
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。あなたは大好きな人に「うちに泊まっていく?」って誘われた...
mirae.(みれ) 2024-07-14 13:57 ラブ
「俺って特別な存在?」まで聞いといて言わんのかーい! 告らせたい男と女の攻防戦はLINEでも
 好きな男性には、自分から告白するより告白されたいですよね。いい雰囲気になってきたら「今言って!」と、告白を引き出したく...
恋バナ調査隊 2024-06-16 06:00 ラブ
成長させてあげる…? 男への違和感はスルー厳禁!勘が命中したLINE
「女の直感は当たる」といわれている通り、女性の「ん…?」という違和感は意外と当たるもの。信頼している彼氏やちょっといいな...
恋バナ調査隊 2024-06-15 06:00 ラブ
「倦怠期は不可避だ」運命の女と交際2年半、絶望に占領されるハイスぺ男
「冷酷と激情のあいだvol.199〜女性編〜」では、あえて結婚も同棲もしないスタイルで生涯を添い遂げると決めた恋人・カズ...
並木まき 2024-08-17 09:10 ラブ
年収計2000万のパワーカップルに暗雲?レス問題回避に失敗した46歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-06-15 06:00 ラブ
無意識な結婚ハラスメントにご用心!恋バナの延長線じゃすまないNG3つ
 結婚ハラスメント、いわゆる「マリハラ」をご存知でしょうか? 最近は何かとハラスメントに厳しいご時世、結婚についての話題...
恋バナ調査隊 2024-06-15 06:00 ラブ
熊谷真実、磯野貴理子は何が…2度3度結婚する中高年女性に特殊技能?
 女優の熊谷真実(64)が今月4日、自身のインスタグラムを更新し、ウエディングドレスの写真とともに結婚パーティーをしたこ...