彼と2人きりなのに手を出してもらえない。問いただすと衝撃の告白が…

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-10-08 11:45
投稿日:2024-07-29 06:00
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。20代でハマったメタル音楽のオフ会で知り合った遠い北の地に暮らす“国宝級”イケメン大学生Kくんに恋をし、男性の家に泊まるという大事件が。
 しかし夜になってもKくんとの間には何も起きず…。どうなった、私の処女!

Kくんの自宅で2人きりの夜

 北の地に住む“国宝級”イケメン大学生Kくんの家に泊まることになり、いよいよ夜になってエロい気持ちは最高潮。「とうとう私の処女を捧げることになるのだわ」と期待に胸を膨らませていました。

 しかし、彼の家に着いてから1時間、2時間…と時間が過ぎても、Kくんはまったく手を出しません。指一本触れてもきません。「早く私を押し倒して~!」と心の中の叫びは虚しく響いていきます。

 きっとこの時のKくんを見つめる私の視線は、エロい下心に満ちたものだったに違いありません。それくらいセックスがしたくて仕方ありませんでした。

 そんな視線に気づいたのか、Kくんはテレビから目を離し、私を見つめてきました。じっと目があう2人。「いよいよか…!」とゴクリと唾を飲み込むと、彼の口から出たのは、

「お風呂入ってきなよ」

 という一言。

「う、うん。ありがとう」

【読まれています】私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし

お風呂上がり、部屋に戻ると…

 そう答えて、ひとりお風呂に入ることに。肩を落としながら「私には性的な魅力がないのかしら」と悶々と身体を洗いながら考えていました。「いや、まだわからない!」と落ち込む気持ちを立て直して、隅々まできれいに身体を洗ってお風呂場を後にしました。

 部屋に戻るとそこにあったのは、テーブルを挟んで敷かれた2セットの布団。2つの布団の間には、腕1本半ほどの距離が。テーブル、なぜ挟む!?

「俺もお風呂に入ってくるね」

 Kくんはお風呂場に消えていきました。私の気持ちも知らずに。

「じゃあ、明日も早いし寝ようか!」

 落ち込んだ気分のまま布団の上に座ってKくんを待っていると、「何もないまま終わってしまうのだろうか」とどんどん気分は落ちていきます。「私はKくんとセックスがしたいし、ひとつになりたいのに」と思うと、じわっと涙が出てきました。

 数分後、お風呂から上がってきたKくんは、「じゃあ、明日も早いし寝ようか!」とひと言放ち、布団に入って電気を消してしまいます。

 Kくんに「セックスしたい」と言えるはずもなく、テーブルを挟んで向こう側の布団で眠る彼を見つめながら、私も渋々布団に入りました。

「でも、もしかしたら深夜になったらムラムラしてくるかも」

「だって、女の子と2人きりなんだよ?」

 いろいろなことを妄想しましたが、虚しくも時間は過ぎていくだけ。すぐ近くに大好きなイケメンKくんがいるのに手を出してもらえず、私の女性としての自尊心は、どんどん崩れていくのでした。

 とはいえ、燃え上がった下半身のムラムラは収まらないまま。Kくんの寝息を聞きながら、ほてった身体を、朝まで自分で慰めるしかありませんでした。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


47歳で婚歴ゼロの理由は? 過去をひた隠す恋人に不安な女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-01-14 06:00 ラブ
「古傷をえぐる行為だ」恋人の詮索に嫌悪する47歳男性の憂鬱
「冷酷と激情のあいだvol.125〜女性編〜」では、恋人・ナオトさん(47歳仮名)が過去の恋愛について自分に一切明かして...
並木まき 2023-01-14 06:00 ラブ
見知らぬIDで「これだーれだ」彼の奥さんから修羅場LINE3選
 不倫相手vs妻の修羅場は、映画「危険な情事」にあるようにすさまじく、そして壮絶に描かれてきました。娯楽としてスカッとす...
2023-01-14 06:00 ラブ
女の浮気は男のせい?「私はダメな女」と卑下する前に読んで
 好きな彼がいるのについ出来心で浮気してしまったら、「私はなんてダメな女だ」と落ち込むでしょう。その浮気が原因で彼を失っ...
恋バナ調査隊 2023-01-13 06:00 ラブ
恋の始めかたを忘れてしまった人へ 即試して欲しい3つのこと
 長引くコロナ禍で「恋の始めかたを忘れてしまった……」とぼやく女性が大勢います。  今までは知らない人と顔を合わせて交...
内藤みか 2023-01-12 06:00 ラブ
友情結婚とは? 従来婚との違いと決めておきたい4つのルール
 友情結婚とは、恋愛感情や体の関係がなくても「友情」という気持ちの繋がりで婚姻関係を結ぶこと。まだ認知度はさほど高くはあ...
恋バナ調査隊 2023-01-11 06:00 ラブ
知らないと損!男性がコクるまでの“恋愛の仕組み”を理解せよ
 なかなか本命の恋人関係になれず、友達止まりであったり、大人の関係になったりしていませんか?  誰かを好きになると、「...
若林杏樹 2023-01-11 06:00 ラブ
旅行中だからこそわかる彼の本性!経験者たちの悲喜こもごも
 今の彼との結婚を考えているなら、旅行がおすすめ。これまで見たことのない彼の本性がポロリと出る瞬間を見逃さないで! 結婚...
恋バナ調査隊 2023-01-10 06:00 ラブ
セックスレスで離婚する際、子供にどう伝える?シミュレーションしてみた
 前回、離婚を考えた時に問題になる「お金」についてお話ししました。今回はもう1つ大きな懸念である「子供」について考えてい...
豆木メイ 2023-01-10 06:00 ラブ
婚約中の筆者が考える「マッチングアプリ婚」うまくいく人・いかない人の決定的な違い
 新年を迎えると、なんとなく身が引き締まりますね。昨年はやりきれなかった仕事や恋愛の目標に対して「今年こそは」と燃えてい...
ミクニシオリ 2023-01-10 06:00 ラブ
恋愛は喧嘩した後が大事! 絶対に仲直りできるセリフ4つ
 大好きな彼と喧嘩してしまった時って、本当に落ち込みますよね。怒りにまかせて言ってしまったセリフに後悔したり、意地を張っ...
恋バナ調査隊 2023-01-09 06:00 ラブ
チューの回数激減!黄信号・キスしなくなった彼氏の心理5選
 彼氏と最後にキスしたのはいつですか? 最近、彼氏がキスしてこなくなっているなら、静かに“別れのとき”が近づいているのか...
恋バナ調査隊 2023-01-08 06:00 ラブ
マッチングアプリに生息する「地雷男」特徴5つで自己防衛!
 出会いの方法のひとつとして当たり前になってきた、マッチングアプリ。便利な反面、一見普通に見える男性の中に、地雷男が隠れ...
2023-01-07 06:00 ラブ
「私の体ばかりねだる中年彼氏ってどうなの?」43歳女の憂鬱
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-01-07 06:00 ラブ
「中年の恋愛は性生活の充実が重要」と断言するアラフィフ男
「冷酷と激情のあいだvol.124〜女性編〜」では、アプリで知り合った恋人・ユウジさん(49歳・仮名)とのデートが、体の...
並木まき 2023-01-07 06:00 ラブ
夫婦の寝室問題は根深いけれど“ベッドが一緒なら円満”は古っ
 夫婦生活を送っていく上で、夫婦のベッドを一緒にするか別々にするかは意見が分かれる問題です。それぞれにメリットやデメリッ...
恋バナ調査隊 2023-01-06 06:00 ラブ