「もう限界だ」レスを理由に夫から離婚届を突きつけられた41歳女の画策

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-07-20 06:00
投稿日:2024-07-20 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

41歳、何の問題もないと思っていたけど

 絢音さん(仮名)は、結婚12年目の41歳。現在は、7歳の娘と同い年の夫・シュンペイさん(仮名)と3人で暮らしています。

 つい最近まで、絢音さんは自分たち夫婦には、何の問題もないはずと捉えていたのですが、1週間前に夫から、あることを理由に離婚を突きつけられ、状況が一変したのだとか…。

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なんとなく夫婦円満だと思っていた

「夫と私は、ぶっちゃけそこまで仲がいいっていう感じではありませんが、娘がいるので娘のために“いい家族”を演じていたようなところがありました。

 でも私は、夫婦なんてどこも大なり小なりは同じようなもので、結婚10年を超えてラブラブという夫婦のほうが珍しいのではないかって思っていたんですよ。
 
 だから、基本的には円満夫婦なのかなって感じていたんですよね。

 ところが、夫がつい1週間ほど前に、思い詰めた表情で何を言い出すのかと思ったら『もう限界だから、離婚をしてくれ』と、記入済みの離婚届とともに私に冷たく言い放ったんです…」

 まさか夫から離婚の申し出があるなんて、夢にも思っていなかったと言う絢音さん。

 夫が離婚をしたがっている理由も、絢音さんにとっては納得のいくものではないそうです。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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