マチアプに“借金男子”が増殖中!生活苦を訴え、カネを無心。助けを求められたら即すべきことは…

内藤みか 作家
更新日:2024-07-25 06:00
投稿日:2024-07-25 06:00
 マッチングアプリで近ごろ見かけるのが「借金男子」です。支払いが大変なので、支援してくれる女性いませんか、と呼びかけているのです。
 彼らはどういう事情で借金に陥ったのか、ウオッチしてみました。

なぜマッチングアプリに幻想を抱く?

 マッチングアプリでパトロンを見つけて借金返済をもくろむ男性たちの多くは、「どこかにお金持ちの女性がいて、自分にお金を出してくれるかもしれない」という夢を見ています。

 宝くじを買うような気持ちなのかもしれません。

 彼らがこのような幻想を抱く理由は、パパ活女子の存在です。「パパ活がそんなに稼げるんなら、自分もママ活してみたい」と夢見てしまうのです。もうひとつは「ママ活したらこんなに稼げた! あなたも始めよう!」と大量の札束や高級車画像と共に煽ってくるネット広告の存在です。

 そんなオイシイ話があるのなら自分も儲けたい…と思うものの、広告経由では高額の初期費用を求められてしまいます。そんなお金は払えないので、自力でパトロンを探そうという男性たちがマッチングアプリで「借金あります、助けて!」と叫んでいるわけです。

【読まれています】“女風”で気持ち良くなりたいのに…アラフォー女性初回利用でなぜ大失敗?

生活苦の男性たち

 実は最も多いのが「生活が苦しくて、給料だけじゃやっていけないので借金を続けている」という男性。物価高の影響をモロに受けているらしく、痛々しく感じます。なんとか副業するなり頑張って節約するなりして生き抜いてほしいですね。

●詐欺の被害に遭った

 投資詐欺に大金をだまし取られてしまったという男性も増えています。失った財産を取り戻すためにお金持ちの女性を探しているそうですが、簡単には見つからないかもしれないので、まずは警察や弁護士に相談するほうがいいでしょうね…。

●ギャンブルでスッた

 だいぶ減ったとはいえ、まだ一定数いるのが、ギャンブル、特にパチスロでの借金を抱える男性です。なかには借金して宝くじを買って一発逆転を狙う人も。ギャンブルで作った借金を穴埋めしてくれる女性なんて、なかなか見つからないのでは…。

意外に多いキャバ嬢や&風俗嬢に「貢ぐクン」

●事業に失敗した

 事業で借金を背負ったという理由をあげて支援を募る男性のなかには、40代や50代などかなりの年齢の男性も少なくありません。「なんでもしますから助けて!」と必死に呼びかけていますが、かなり厳しそうです。

●キャバや風俗で遊んだ

 意外といるのが、キャバ嬢や風俗嬢に貢いでお金がなくなったという男性たち。でもそれを正直に打ち明けるのは問題です。パパ活する女性たちも、パパにホストのことは話さないはず。そんなこと言ったらパパのテンションが落ちてしまいますからね。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


結婚から介護まで直滑降かも…すごい年上を好きになったら覚悟すべきこと
 自分よりも年上の男性には、包容力や安定感など、なんとも言えない魅力がありますよね。10歳以上、年の離れた男性と結婚する...
別れたら彼女が不憫でしょ? セックスレスと冷めを自覚する30男の葛藤
「冷酷と激情のあいだvol.159〜女性編〜」では、半同棲中の恋人・カズナリさん(31歳・仮名)に対して、夜の生活を「生...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
夜のベッドインは「褒美デー」限定! 年下男調教中の34歳女が漏らす不安
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
タトゥーの入った彼と恋愛、そして結婚…心配する周囲との付き合い方は?
 最近では、ファッションとしてタトゥーを入れる人が増えていますよね。とはいえ、まだまだ日本はタトゥーや刺青に厳しい国とい...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
現実ってやつは残酷です…久々のデートで“おじさん化”した夫にドン引き!
「この人と一生一緒にいたい!」と思って結婚した夫。しかし、長い年月が経てばそんな夫への想いも見方も変わるもの。今回は、久...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
年上女性好きは質問3つで見極め!新妻の約4人に1人が姉さん女房の朗報
 アラフォーになってから婚活を始める女性が増えています。そうした女性たちのなかには「どうしても年下の男性がいい」と、譲れ...
内藤みか 2023-09-07 06:00 ラブ
待て待て待て、金銭感覚の壊れ具合もA5級!高い買い物をする夫の対処法
 結婚してから、節約して将来のために貯金をしている人は多いですよね! それなのに、ある日突然、夫が相談もなしに高い買い物...
恋バナ調査隊 2023-09-07 06:00 ラブ
知った気になってない?「ドМな男性」の特徴と付き合い方のお作法
 男性には、女性に対し「守りたい」と思う庇護(ひご)欲が備わっているため、Sっ気のある人が多い傾向にあります。ですが性格...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
好きな人ができない…でも結婚したい人が取るべきアクション
 学生時代や20代の頃は恋愛に対して前向きになれていたのに、年齢が上がるごとに億劫になってしまう傾向ってありますよね。 ...
若林杏樹 2023-09-06 06:00 ラブ
「つまり」「要するに」でまとめたつもり? “せっかち夫”に対抗する方法
 人によって性格は千差万別。のんびりマイペースな人もいれば、せっかちで1秒も待てない人もいます。  今回は、せっかちす...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
セルフプレジャーはむなしい行為なの? 固定概念を変える方法を伝授
 SNSでセルフプレジャーについて発信を行っているので、女性からDMをもらう時もあります。  そこで気になったのが...
豆木メイ 2023-09-05 06:00 ラブ
生理前後にムラムラするの、私だけ? 女性の性欲が強くなるメカニズムとは
「生理前になるとなんだかムラムラする」「生理後はセックスしたくてたまらなくなる」など、生理前後で性欲が強くなる女性は多い...
恋バナ調査隊 2023-09-05 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-09-05 06:00 ラブ
私が結婚したのは「貝」なのか? 夫との会話レス対処法3つ
 夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なん...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ
ティッシュペーパーの地元相場をあえて聞く!「既婚男性の見抜き方」5つ
 付き合っている彼氏の様子がなんだかおかしい……。そう感じることはありませんか? 女の勘が働くと、理由がなくても違和感を...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ
耐えられる境界線は?「毒舌な彼氏」に悩む女性たちと“吐く”人の心理
 好きな彼氏から言われる一言には、大きく気持ちが揺さぶられるでしょう。ただその一言は、必ずしも嬉しい言葉とは限りませんよ...
恋バナ調査隊 2023-09-03 06:00 ラブ