若さ至上主義にうんざり!レス夫の「この人老けたね」の一言が嫌いなワケ

豆木メイ フリーライター
更新日:2024-08-06 06:00
投稿日:2024-08-06 06:00

一方でアンチエイジングへ注力する私

 しかし一方で、私自身もアンチエイジングに注力していて、SNSやメディアの関連情報には敏感です。

 矛盾していると思いながらも美容医療に課金もしますし、評判の良いスキンケアがあれば購入することもあります。

 知らぬ間に「若さ=女性の価値」というバイアスに自分も影響されているのでしょう。

 私自身が、男性から押し付けられる女性の価値に憎悪を感じながらも、社会全体が押し付けている「若さ至上主義」に抗うのは難しい!

 やはりいつまでも若く見られたい…悲しいかな、そんな風に思ってしまいます。

自分の評価を男に委ねない

 外見が年齢とともに変化するのは避けられません。

 本来注目すべきなのは、年齢と共に蓄積される内面の価値や、仕事での実績、キャリアではないでしょうか。  

 人の本当の魅力は外見だけではなく、その人がどんな経験を積んできたのか、どんな知識やスキルを持っているのかによって評価されるべきです。

 私はセックスレスが原因で離婚を目標にしています。

 以前は「いつまでも女性として見られたいのに」という寂しさを感じていましたが、最近は女性としてではなく、人として誰かに認められたいという気持ちが強いです。

 そう考えると、今後の自分の人生において「男」は必要なのか? とすら思うように。

 自分の価値を男性に委ねるのが、そもそも間違っていますよね。

整形を繰り返すよりも

 外見や若さなどは自分でコントロールできない部分です。

 それよりも、これまで積み上げた仕事での実績や、人格で評価して欲しい、年齢を重ねるとそう考えるようになってきました。

 この考え方はとても大事ですが、若い頃は見失いがちです。

 整形に延々と課金している女性が多いのも、ルッキズムや若さ至上主義の考え方が蔓延しているからではないでしょうか。

「より美しく、より若くいたい」と思うのは悪いことではありません。

 美しい女性が得をする場合も実際にあります。

 しかし、ありのままの自分を受け入れてくれるパートナーを探す方が人生において真の価値があります。

 我が子には、母親である私がそう教えるつもりです。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

ラブ 新着一覧


結婚から介護まで直滑降かも…すごい年上を好きになったら覚悟すべきこと
 自分よりも年上の男性には、包容力や安定感など、なんとも言えない魅力がありますよね。10歳以上、年の離れた男性と結婚する...
別れたら彼女が不憫でしょ? セックスレスと冷めを自覚する30男の葛藤
「冷酷と激情のあいだvol.159〜女性編〜」では、半同棲中の恋人・カズナリさん(31歳・仮名)に対して、夜の生活を「生...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
夜のベッドインは「褒美デー」限定! 年下男調教中の34歳女が漏らす不安
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
タトゥーの入った彼と恋愛、そして結婚…心配する周囲との付き合い方は?
 最近では、ファッションとしてタトゥーを入れる人が増えていますよね。とはいえ、まだまだ日本はタトゥーや刺青に厳しい国とい...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
現実ってやつは残酷です…久々のデートで“おじさん化”した夫にドン引き!
「この人と一生一緒にいたい!」と思って結婚した夫。しかし、長い年月が経てばそんな夫への想いも見方も変わるもの。今回は、久...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
年上女性好きは質問3つで見極め!新妻の約4人に1人が姉さん女房の朗報
 アラフォーになってから婚活を始める女性が増えています。そうした女性たちのなかには「どうしても年下の男性がいい」と、譲れ...
内藤みか 2023-09-07 06:00 ラブ
待て待て待て、金銭感覚の壊れ具合もA5級!高い買い物をする夫の対処法
 結婚してから、節約して将来のために貯金をしている人は多いですよね! それなのに、ある日突然、夫が相談もなしに高い買い物...
恋バナ調査隊 2023-09-07 06:00 ラブ
知った気になってない?「ドМな男性」の特徴と付き合い方のお作法
 男性には、女性に対し「守りたい」と思う庇護(ひご)欲が備わっているため、Sっ気のある人が多い傾向にあります。ですが性格...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
好きな人ができない…でも結婚したい人が取るべきアクション
 学生時代や20代の頃は恋愛に対して前向きになれていたのに、年齢が上がるごとに億劫になってしまう傾向ってありますよね。 ...
若林杏樹 2023-09-06 06:00 ラブ
「つまり」「要するに」でまとめたつもり? “せっかち夫”に対抗する方法
 人によって性格は千差万別。のんびりマイペースな人もいれば、せっかちで1秒も待てない人もいます。  今回は、せっかちす...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
セルフプレジャーはむなしい行為なの? 固定概念を変える方法を伝授
 SNSでセルフプレジャーについて発信を行っているので、女性からDMをもらう時もあります。  そこで気になったのが...
豆木メイ 2023-09-05 06:00 ラブ
生理前後にムラムラするの、私だけ? 女性の性欲が強くなるメカニズムとは
「生理前になるとなんだかムラムラする」「生理後はセックスしたくてたまらなくなる」など、生理前後で性欲が強くなる女性は多い...
恋バナ調査隊 2023-09-05 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-09-05 06:00 ラブ
私が結婚したのは「貝」なのか? 夫との会話レス対処法3つ
 夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なん...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ
ティッシュペーパーの地元相場をあえて聞く!「既婚男性の見抜き方」5つ
 付き合っている彼氏の様子がなんだかおかしい……。そう感じることはありませんか? 女の勘が働くと、理由がなくても違和感を...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ
耐えられる境界線は?「毒舌な彼氏」に悩む女性たちと“吐く”人の心理
 好きな彼氏から言われる一言には、大きく気持ちが揺さぶられるでしょう。ただその一言は、必ずしも嬉しい言葉とは限りませんよ...
恋バナ調査隊 2023-09-03 06:00 ラブ