小学生から知識だけは豊富。アラフィフ処女が48歳で“女風”を初予約する

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-10-08 11:45
投稿日:2024-08-12 06:00

”女性向けの風俗”があるなんて…!

「プロってどういうことですか?」

 カウンセラーに食い気味に尋ねると、

「女性向け風俗というのがあるのよ。性感マッサージと一般的には言われているけど」

 と、笑顔で教えてくれました。男性向けの風俗がいろいろあるのは知っていましたが、女性向け風俗に関しては、AVのシチュエーション(普通のマッサージを受けに行ってセックスをしてしまうやつ)くらい。まさか本当にあるとは…!

「そっちのプロに頼めば安心できるんじゃないかしら」

 なるほど、確かに男性と出会って恋愛して恋人になる手順を踏むより、プロに頼むのもアリかもしれない…。そう思ったやいなや、カウンセリングの帰り道に自分のスマホで女性向け風俗について血眼で調べ始めました。

 調べてみると、都内には“性感マッサージ”をメインとした女性向けの風俗店が複数あることがわかりました。しかし、男性向け風俗のような店舗型ではなく、出張型が主流のよう。つまり、自分からお店に赴くのではなく、ホテルや自宅などに予約した男性が来るスタイルのようです。

「出張ホストとちょっと似ているのね」と思いましたが、施術内容を見て驚き! “性感マッサージ”を看板に挙げ、マッサージを通して女性の性感帯などを刺激して性的な気持ちよさを提供するものだったのです。もちろん、一番敏感な大事な場所も“マッサージ”してくれます。

 女性向け風俗の店舗のサイトや、性風俗に関するポータルサイトに書かれたユーザーの口コミや、ブログなどの赤裸々なレポートなどを読んでいるうち、あまりのエロさに「私もいっぱい気持ちよくなりたい」欲望はもう止められません。

そして、初めての女風予約

 とはいえ、決して安くない施術料がかかります。初回は割引があるとしても、120分でホテル代などを含めて大体2万円前後。

 いくらプロでも“アラフィフの処女”にあんなコトもこんなコトもしてくれるのだろうか? という不安がなかったといえば、嘘になります。

 それでも毎日のように“女風”について調べ続け、知識だけの頭でっかちになり、気がつけば女風の存在を知ってから約半年の時間が経過。セックスすることなく48歳の誕生日を迎えてしまいました。

「このまま時間だけ経過すればまたトシを取ってしまう」

「今こそ使う時なのでは?」

 意を決し、吟味しまくった上で、ある大手の女風店舗の門を叩いたのです。

 次回へつづく。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

ラブ 新着一覧


既読スルーをくらって連絡が途絶えた…ラリーが続くやり取りとは? 思わず返したくなるLINEテク3選
 気になる男性からのLINEが途絶えると、「脈なしなのかな?」「また送ったら迷惑かな…」と考えてしまうでしょう。  そ...
恋バナ調査隊 2025-04-07 06:00 ラブ
家事をしない夫への“プチ仕返し”3選。気が済んだら、上手に心を入れ替えさせるコツ3つで改善を
 今の時代は、夫婦共働き世帯が多いですよね。それなのに家事をしない夫に、イライラがつのって爆発寸前の妻たちも大勢います。...
恋バナ調査隊 2025-04-06 06:00 ラブ
「俺のこと好き?」LINEのダメな返し方3選。“真の正解のヒント”は彼との前後の会話にあり
 好きな彼から「俺のこと好き?」とLINEがきたら、あなたはどう返すでしょうか?  3人の男性に「これは嫌だな」「ちょ...
恋バナ調査隊 2025-04-06 06:00 ラブ
「腐れ縁でも寂しくなる」社会に強い不満を持つ55歳男性の別れの予感
「冷酷と激情のあいだvol.240〜女性編〜」では法律婚を選択せず交際10年を迎えた、一回り上の恋人・ハルトシさん(55...
並木まき 2025-04-05 06:00 ラブ
老害予備軍それとも男の更年期? ひと回り上の恋人の豹変ぶりに慄く43歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-04-05 06:00 ラブ
【漫画】「彼女のフリをして欲しい」そんな顔で見ないで…元同僚がたくらむ“偽装恋人”計画『プラチナム』#3
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...
【漫画】元同期のシゴデキ男が「俺の時間、体で返してくれ」。それってどういう意味?『プラチナム』#2
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...
【漫画】同期NO.1男と5年ぶりの再会…「今日は会えてよかった」と彼が耳元で囁いた『プラチナム』#1
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...
浮気男の「10年待ってる」にグラリ…女心をかき乱す元彼からの嬉しいLINE3選
 元彼と別れた原因によっては「復縁は絶対にしない」「戻っちゃダメだ」と思うこともあるでしょう。でも、元彼からこんな嬉しい...
恋バナ調査隊 2025-04-05 06:00 ラブ
いい男はシェアする時代? 呉服屋・イケメン若旦那の色仕掛け営業「僕が見立てたんですが…」#1
 不倫の多くには、「後ろめたさ」「嫉妬」が付きまとう。でも多様性の現在、イケメン男性やハイスぺ男性と「シェア不倫」するの...
蒼井凜花 2025-04-04 06:00 ラブ
雨でドタキャンされても諦めない! 男心をくすぐる6つのモテテク
 待ちに待った好きな人とのデート。雨でドタキャンになったらガッカリしますよね。そこで今回は対策を6つ、ご紹介します。
恋バナ調査隊 2025-04-04 06:00 ラブ
マチアプ界隈に異変。会う前の「通話デート」が増えている!女性が好感を持たれるトーク術とは
 今や4人に1人がマッチングアプリで知り合い結婚する時代。しかしそうしたオンライン上での出会いに変化が起きています。「会...
内藤みか 2025-04-03 06:00 ラブ
自撮りの半裸マッチョ君にご用心! マッチングアプリにひそむ地雷男の見分け方&特徴6つ
 いまや出会いの場の代表格、マッチングアプリ。素敵な男性と出会うチャンスが潜んでいる一方で、会う価値ゼロの地雷男もうじゃ...
恋バナ調査隊 2025-04-03 06:00 ラブ
「ひとりが好き」な彼は恋愛したくないの? 6つの願望から“落とす作戦”を立てる
 意中の男性から「ひとりが好きなんだよね」と言われると、「恋愛するつもりはない」と言われたようで寂しくなりますよね。しか...
恋バナ調査隊 2025-04-02 06:00 ラブ
マッチングアプリあるある失敗談5選。既婚者に騙された黒歴史、分かっていたつもりなのに…
 いまや恋人を探すための代表的なツールとして市民権を得ている、マッチングアプリ。素敵な恋をスタートさせるきっかけを作って...
恋バナ調査隊 2025-04-01 06:00 ラブ
韓国で増える非婚主義。老後を意識するアラフィフ独女の心は複雑です…
 韓国では経済的な負担の大きさや価値観の変化により、結婚を選ばない「非婚主義」が増えています。この傾向は日本でも同様で、...
mirae.(みれ) 2025-03-31 06:00 ラブ