更新日:2024-08-17 08:46
投稿日:2024-08-17 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.208〜女性編〜」では、夫婦関係が冷え切って7年が経過し、仮面夫婦の関係に満足していると話す妻・郁美さん(40歳・仮名)の心情をお届けしました。
しかし夫であるナオユキさん(43歳・仮名)は、ここへきて離婚の2文字を口にする機会が増え、郁美さんは夫の真意を図りかねています。ナオユキさんは今の夫婦関係についてどんな気持ちでいるのでしょうか。
しかし夫であるナオユキさん(43歳・仮名)は、ここへきて離婚の2文字を口にする機会が増え、郁美さんは夫の真意を図りかねています。ナオユキさんは今の夫婦関係についてどんな気持ちでいるのでしょうか。
5年前から離婚を考えていた
「えーっと…、俺はもう離婚するっていうのを、心のなかでは完全に決めているんですよね。
あとは時期の問題ですかね。郁美との結婚生活はもはや破綻しているのが現状で、夫婦を続けても、僕にとってはいいことは何もありませんから」
穏やかな口調で、こう話し始めたナオユキさん。聞けば、離婚については5年ほど前から熟慮を重ね、最近になって自分のなかで結論が出たと言います。
ちょうどコロナ禍で夫婦で過ごす時間が増えたころに、ナオユキさんは今の夫婦関係に大きな疑問を抱き始めたと振り返ります。
離婚をしなかったワケ
「ウチ、結構早い段階で仮面夫婦だったんですよ。で、子どもがいないでしょ? だから、夫婦のあいだを繋ぐ絆みたいなものが極端に薄いんです。
それでも離婚をしなかったのは、まぁせっかく結婚をしたしっていうのと、あんまりすぐに離婚をして両親を驚かせたくないっていうのが大きかったかな。
あとはコロナ禍だったから、環境を変えにくかったっていうのもありますね。
だけどほら、最近は世間でもみんなけっこう離婚をしているし、僕のまわりでも20代や30代前半で結婚をした奴らが、ポツポツと離婚をしているから、僕もそろそろかなって…」
ナオユキさんは、決して感情的になることはなく、淡々と自分の気持ちを告げながら、結婚生活についての不満も口にします。
ラブ 新着一覧
素敵な男性がいる一方、女性を不幸にするダメ男っているんですよね……。なんとなく違和感を感じながらも、結局流されて付き合...
自分が彼にとってはじめての彼女でない限り、どんな男性にも存在する「元カノ」。もう関係が終わっているのはわかっているのに...
「結婚前と結婚後で、相手の性格が別人になった」という話は、よく聞きますよね。今回は、そんな事例の中でも、結婚後に本性が見...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.60〜女性編〜」では、自分とはコロナ禍を理由に会わないのに、他の人とは出かけている恋人・エツ...
一見普通そうに見えるのに、付き合うと問題が勃発しやすい「地雷男」は、誰だって敬遠したいものでしょう。でも、多くの地雷男...
男性から告白されるのは嬉しいことではありますが、異性として意識していなかった相手から突然告白されてしまったら戸惑ってし...
好きになった人がプライドの低い男性だと、なんとなく頼りがいがなさそうと感じて、少し不安を覚えてしまうことってありますよ...
モテるとモテないの違いって、実はとても些細なことだったりします。恋愛上級者たちは、その小さな違いをさりげなく言動に織り...
せっかく付き合えた彼氏。なぜか毎回、最初は楽しいのに数カ月経つとデートや連絡が激減したり、奢ってくれなくなったり、「好...
長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えて...
おしゃべりな彼女と無口な彼女、あなたはどちらですか?「無口だとつまらないと思われるかも……」「おしゃべりな女は嫌われる...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。今回は番外編です。のべ3000人以上の離婚案件の相談に乗ってい...
彼とのデートが決まったら、「どこに行こう?」と、盛り上がるプランを考える人も多いでしょう。デートといえば映画や遊園地と...
好きな人と付き合えただけで幸せを感じていたはずなのに、交際が進むにつれて「もっと愛されたい」と欲張りになる人は少なくあ...
男性の知り合いや友達とLINEのやりとりをしていると、「ん? これってどういう意味だろう?」と、相手の本心が気になるこ...