夫の連れ子と仲良くなるには? 妊娠するタイミングも考えておきたい

コクハク編集部
更新日:2024-08-30 06:00
投稿日:2024-08-30 06:00

夫の連れ子と仲良くなるには? 基本のアプローチ4つ

 続いては、家族みんなが楽しく無理なく過ごすために、夫の連れ子と仲良くなる方法を見ていきましょう!

1. 叱る時は夫経由で

 子供の年齢にもよりますが、連れ子を叱るなら夫経由で叱ってもらうようにしましょう。もちろん、自分が叱らないといけない場面は別ですが、親の都合で突然新しいお母さんと暮らすことになった子供からすれば、非常に強いストレスになります。

 そして、夫が叱った後に優しくフォローするのも忘れずに。少しずつ信頼が生まれてくるはずです。

2. 実の親と会いやすくしてあげる

 連れ子が実の親と会いたいと感じているなら、叶える環境を用意することも大切です。親としては、いろいろな事情や感情が入り混じって複雑かもしれません。でも、連れ子の視点から考えてあげることも重要です。

 実の親と会うのは子供の権利。いつ会ってもいいんだと思えるだけで、新しい家族の中でものびのび過ごせるでしょう。

3. 呼び方を強制しない

 子供から自然に呼んでくれるなら別ですが、「お母さん」や「ママ」と呼ばせようとするのは慎重を期しましょう。もちろん、無理強いは禁物ですが、子供としては少なからず違和感を抱く可能性がありますし、精神的な負担にもなりかねません。

 おすすめなのは、ニックネームで呼んでもらうこと。お母さんと呼ばれなくても、最初は友達関係から信頼関係を作っていきましょう。

4. 妊娠は連れ子と仲良くなってから

 新しいお母さんとうまくいっていない時期に、新しい赤ちゃんができると連れ子は強いストレスと不安を抱きます。「可愛がってもらえないかも」「自分はこの家族には必要ない」と感じることもあるようです。

 そうならないためにも、妊娠するのは連れ子との関係が築けてからのほうがいいかもしれません。

 妊娠前に、兄弟姉妹ができることについてどんな気持ちを持つのか聞いてあげてもいいですね。連れ子のことを気にかけている、家族の一員だということが感じられるようにしてあげましょう。

 また、出産した後の連れ子もフォローも忘れずに。

夫の連れ子と仲良くなるには柔軟な考え方を大切に

 夫の連れ子との関係に悩んだら、まずは大前提を見直してみましょう。頑張らなくていい、急がなくていい、みんな悩んでいる--まるっと受け入れてゆっくり関係を作っていくことをおすすめします。

 たとえ血が繋がっていなくても、誠実に心を込めて接する言動は必ず相手に伝わっています。

 今すぐに仲良くなれなくても、必ず心が通じる日がやってくるはず。諦めず、リラックスしながら素敵な家族関係を築いていってくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


【漢字探し】「梛(ナギ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
誕生日にめちゃ嬉しい♡ 斬新な“たんおめLINE”3選。「宝探し開始!」お茶目な姉の仕込みにキュン
 大切な親友や気になっている人など、あなたにとって特別な相手へ“誕生日おめでとう=たんおめLINE”を送るときは一工夫す...
スマホ社会にゾゾッ…。65歳童貞、アナログ人間に世間は厳しい? 僕が“鉛筆”にこだわる壮大な理由
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
「息子の結婚相手はこんな人がいい!」8人の姑が“理想の嫁像”とリアルな本音をガチ告白
「息子の結婚相手はこんな人がいい」という理想の女性像を、姑の立場になる方たちに語ってもらいました。結婚を決めるのは本人た...
義母vs実母の“初孫”バトル勃発! マウント合戦に巻き込まれた新妻の叫び「私たちは代理戦争の駒じゃない」
 幸せなはずの新婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
おやつにワクワク♡ 猫の尻尾がピン♪ “にゃんたま”の勝利ポーズが尊すぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どもを思うほど胸が痛い…ひとり親家庭が抱える“見えない苦労”。差別や偏見とどう向き合う?
 2024年に離婚した夫婦の数はなんと18万組にのぼるのだそう。なかには「ひとり親家庭」となる人もいるでしょう。子どもと...
コンクリ貫通の生命力!「タカラジェンヌ」が由来の高貴なお花、寒さに弱いはずが“3度の冬”を越えたわけ
 今年の夏も暑かった!、我がお花屋の店先では、暑さにめっぽう強い見上げるほど大きく育った「南国生まれの貴婦人」が見ごろを...
効いてくれよ、スタバ1杯分! 更年期女がすがる心のお守り。すべてはプラシーボ効果と気づいても
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
この夏もやらかした! 女たちの“反省エピ”7選。「自分史上最も夏を無駄にした」「大出費でクレカを直視できない」
 毎年のことながら、終わってから「もっとこうしておけば…」と思うのが夏休み。今年も例に漏れず、反省を抱えたまま日常に戻っ...
「逃げたら干されるぞ」若手芸人が踏み込んだ“後戻りできない”選択。大金と引き換えに失ったキャリア
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。  現在は清浄化...
「我が子を可愛いと思えない」産後に心が壊れかけた経験談。私は母親失格だ…なんて思わないで
 出産してから「なんだか最近自分が自分じゃないみたい」などと異変を感じている人は、先輩方の声を参考にしてみるとよいかもし...
義母「うちの子そっくり」にザラつく…。“孫フィーバー”の裏、無視され続けた嫁の叫び。私は透明人間じゃない!
 私の友人サエ(32歳・銀行員)が第一子を出産したのは昨年の冬。待望の赤ちゃんが誕生し、夫婦で新しい生活を始めた矢先、彼...
芸術の秋!美少年“にゃんたま”の曲線美と薔薇にうっとり♡ まるで絵画みたいじゃない?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
騙された!一見“仕事デキる風”…でも実は? 有能ぶったLINEにご用心。“能ある鷹”の逆パターンも
 世間では仕事ができない風に見えるLINEを送ってくるのに、実は超有能な人材だった話もよくあります。その一方で、本当は無...
【漢字探し】「鰯(イワシ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...