私の心が狭いのか? 甥っ子が放った「お金持ちだから好き」発言にモヤモヤした話

コクハク編集部
更新日:2024-09-10 06:43
投稿日:2024-09-10 06:00
 あっという間に、9月ですね。早い! 夏休みの帰省で姪っ子や甥っ子に会った方も多いのでは。
 筆者にも、5歳の甥っ子がいます。義妹の息子さんで、赤ちゃんの頃からのお付き合い。子供がいない私たち夫婦にとって、我が子…とまでは言えませんが、かわいい大切な存在です。
 ですが、ちょっと悩ましい出来事が…。

甥っ子の成長を実感

 先日、義妹と甥っ子とお出かけする機会がありました。残念ながら夫は都合が合わず不参加。

 都内で行われた子供向けのイベントに参加したのち、お茶して解散という流れでした。

 ついこの間まで、ギャン泣きしていた赤ちゃんが、パズルを組み立てたり、隣のお子さんのお手伝いをしたり。成長ぶりにおばちゃん目じりが下がりっぱなしでしたよ。

「Gちゃん、ちゃんと見てた? すごいでしょ!」

 なんて得意げに自慢してくれたりね。あと10年もしたら「うるせーばばあ」とかいうと思うと、今のうちにこの愛らしさをじっくりかみしめなくては! 義妹と動画を撮りまくったのは言うまでもありません。

【読まれています】非常識な「子持ち様」にイライラが止まらない。子持ちじゃない勢“心の中”の攻防

ストレートな愛情表現にメロメロ

 ちょっと雲行きが怪しくなったのは、イベント後のお茶タイムでした。

 義妹とまったりコーヒーを飲んでいたところ、甥っ子がニコニコしながら言葉を発しました。

「オレねー、GちゃんとTちゃん(夫の名前)大好きなんだー」

「あら、ありがとう。私も大好きだよ」

 満面の笑みでまっすぐ目を見て言われたら、もうメロメロ。

 子供ならではのストレートな愛情表現に、こちらも顔面崩壊寸前くらいの笑顔になりますよ。

お金持ち認定されていた

 ところが、彼は次にこう言ったのです。

「だってね、二人ともお金持ちでしょ!」

 え…?

 義妹は、「何言ってんの!」と大慌て。しかし、ここで「子供ならではのストレートな愛情表現」が再び炸裂します。

「だってさ、いつも焼肉とかさーお寿司とか食べさせてくれるし。プレゼントもくれるじゃん! でね、オレねー、欲しいものがあるんだ!」

 お、おう…。

 義妹は、甥っ子を「いい加減にしなさい!」と一喝したのち、「失礼なことを言ってごめん」と頭を下げました。

「気にしないでー」

 そう言って、その日は笑顔で別れましたが、なーんとなくモヤモヤ。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


自分の年齢を言いたくない時は「98歳になるよ!」もアリ。困った時のスマートなかわし方6選
 40代を超えると、年齢はあまり言いたくないものになりませんか?(苦笑)年齢を聞かれた時には、スマートなかわし方を身に付...
幹事は多めに払うべき? 同窓会で見たちょっと切ない「友情とお金」の話
 ずっと続く友情っていいものですよね。大人になっても昔の友だちと飲みにいけるなんて幸せなことだなと思います。だけどスナッ...
【ゼクシィ付録】結婚予定はないけど買ってみた!「アフタヌーンティー」ポーチの実力は?
 結婚の「け」の字すらない状況なのに、こんなことをしていいのでしょうか。付録目当てでゼクシィを購入してしまいました!(汗...
メルカリか永久引き出し奥か。女友達からのいらない誕生日プレゼント6選
「誕生日プレゼントってもらえるだけで嬉しい♡」と、どんなものにも感激していたかわいい時代は、遥か昔。アラサー・アラフォー...
男社会で出世する女性は何が違うの? 特徴&今すぐ身に付けたい3つの習慣
 女性の社会進出はかなり進んできましたが、まだまだ男社会で出世する女性になるのはたやすい話ではないでしょう。では、どのよ...
「鏡も見たくなかった」対人恐怖症の筋肉マッチョが自分を好きになるまで
 日本で唯一のコンテスト主催団体による“生涯現役で魅力ある存在を目指す”ミスターコンテスト「Mr. Phoenix(ミス...
出費額は100万円!? なぜ筋肉マッチョは「ミスターコンテスト」に挑むのか
 女性の外見や内面の美を競うミスコンテスト(以下、ミスコン)。ルッキズムの議論が広がる昨今、ミスコンの意義を問う議論が絶...
記憶鮮明な阪神・淡路大震災発生前夜の“異変”。冬眠モードのカメが突然大騒ぎして…
 8月8日16時42分ごろ、日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が発生。その後、気象庁が初めて「南海トラフ地震臨時情報(...
“たまたま”チェックに余念のない茶トラ君♡ 写真集の表紙になれるかな?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「妊娠アウティング」経験者たちのエピソード 悲劇はどうすれば防げたのか
 皆さんは、「妊娠アウティング」という言葉を知っていますか? もしかしたら、実際に被害を受けたことがある人もいるかもしれ...
あの人気観葉植物が地震を予知!? 植物の異変から事前兆候を察知する話
 テレビ画面に映し出される南海トラフの「巨大地震注意」の文字…。不安で心が押しつぶされそうになりますな。ワタクシが生...
アプローチ中のおんにゃの子は塩対応? “たまたま”の恋の行方にドキドキ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
盆地を見下ろす丘で
 盆地を見下ろす丘で。  くるくると回る風に吹かれ、空に風の交差点を観た。
ほっこり癒し漫画/第79回「来るかな? ニャー」
【連載第79回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「女郎花と男郎花」読める? ヒント:ジョロウは間違い。初秋に愛でたい
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミルクに難色、昭和育児の「母乳信仰」って何なん? 押しつけがましい上から目線LINEにイラッ
 初めての育児や、何人もの育児をしているお母さんは、とりわけ、毎日大変! そんなお母さんを追い詰める身内、どうにかならな...