“冬季五輪夫婦”上村愛子&皆川賢太郎離婚の衝撃。「円満離婚」するカップルは揉めてないのは本当か?

コクハク編集部
更新日:2024-10-04 17:41
投稿日:2024-10-04 06:00

女子モーグルの上村愛子、昨年12月に離婚していた

 フリースタイルスキー・モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子(44)が2日、自身のインスタグラムを更新。アルペンスキー五輪代表の皆川賢太郎(47)と昨年12月に離婚していたことを発表した。

 2009年に結婚し、2人の間には子どもはいなかったが、自他ともに認める“同志”として仲睦まじい印象があるだけにインパクトのあるニュースとなった。

 上村は《私たちは、競技者として世界の高みを目指す中で出会い、戦友であり同志として過ごす中、お互いを支え合える大切な存在として2009年に夫婦となり、最も信頼できる家族となりました》と振り返りつつ、《引退からコロナ禍など、移り変わる社会や時間の中で、私たちもお互いの人生観について話し合う機会が自然と増えていき、お互いを尊敬し合いながら、人生の目的や大切に思う事を尊重し合いながら話し合いを続ける中で導き出した結論です》と説明。

 そして《これからもお互いの良き理解者として、また人生の戦友、同志として、過ごしてまいります》と円満を強調し、締めくくった。


【写真特集】上村愛子×皆川賢太郎 結婚発表会見は“白のペアルック”で登場、満面の笑みでのカメラ目線

円満を主張して別れを選ぶカップルの特徴

 だが、公表まで約10カ月かかっていることから、SNSでは円満離婚とは何かと訝る声も少なくない。離婚する夫婦は珍しくないが、わざわざ「円満」を主張して別れを選ぶカップルの特徴は?

 弁護士の山口宏氏は言う。

「一般的には離婚において、円満とは慰謝料や財産分与のお金の精算が満足に取り決められた場合。また、子供がいないカップルなら、まとまった支払いが完了した時点で『円満』と呼ぶケースが多いですね。結局、最後は金銭的問題で揉めますから」

 子供がいて養育費があるケースなら、慰謝料や財産分与が完了し、数回の養育費の支払いがスムーズに進んでいる場合、周囲に「円満」と伝える傾向にあるという。

不倫サレた側に新しいパートナーができるまでは…


 一方、配偶者の不倫などがあって、不倫サレた側にまだ気持ちが残っていて「別れたくない」と主張する場合、心の整理が付くまでは「円満」とはならない。女性心理にも詳しい恋愛・人間関係コンサルタントの小森華代氏が言う。

「相談者に多いのは、吹っ切れるタイミングは、不倫サレた側に新しいパートナーができる時が多いですね。有責配偶者と揉めている途中で、慰めてくれた新たな異性と恋仲になれる算段ができた途端に『円満』に向けてスッパリ別れるケースもあります。あるいは異性でなくても、仕事がうまくいって忙しくなるなど、新しい環境の変化です」

 離婚の原因が不倫の場合、サレた側はすでに新たなパートナーがいても、その存在は隠したまま、ガッポリ慰謝料を請求するという。円満ってああ奥深い。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ラブ 新着一覧


年下彼氏からアラフォー女性がコクられても即別れを告げられる理由…鬼門はアナタの「誕生日」にアリ
 やっとできた年下の彼。けれどその幸せもつかの間、1カ月もたたないうちに彼から別れを告げられてしまう年上女性が続出してい...
内藤みか 2025-02-27 06:00 ラブ
お泊りデートの失敗談7選。ワキ処理忘れの惨劇、冷たい賢者タイム、謎のはい!はい!掛け声コール…
 大好きな彼とのはじめてのお泊まりデート。肝心なところで「やらかしちゃった!」と真っ青になったり、愛を確かめ合っている中...
恋バナ調査隊 2025-02-27 06:00 ラブ
友人の彼氏のED告白を聞いて思うのは、「正直、いいな」。
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
新井見枝香 2025-02-27 06:00 ラブ
「好きだけど、もう疲れた」恋愛でも燃え尽き症候群にご用心! なりやすい人の特徴と解決法
 それまで熱心だった人が急に意欲をなくしてしまう「燃え尽き症候群」は、恋愛でも起こるといいます。恋愛で燃え尽き症候群にな...
恋バナ調査隊 2025-02-26 06:00 ラブ
離婚しないけど一緒に過ごすのも嫌だ…そんな夫婦が選ぶ「家庭内別居」の原因・実態は?
「離婚はしないけど一緒に過ごすのも嫌だ」と、家庭内別居を選択すしている夫婦は少なくありません。でもなぜそうなったのか、気...
恋バナ調査隊 2025-02-25 06:00 ラブ
前科発覚! 好きな人が過去に浮気していたら…許せる派? 許せない派?
 今アプローチしている相手や、狙っている好きな人。その人が過去のお付き合いで浮気の前科があったら、あなたは許せる派? そ...
恋バナ調査隊 2025-02-24 06:00 ラブ
「結婚するわけがない。観察対象としては面白い」美意識ゼロな恋人に冷めた目を向ける50歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.234〜女性編〜」では、シングルマザーとして子育てと仕事を両立させる洋子さん(47歳・仮名)...
並木まき 2025-02-22 06:00 ラブ
「男性にモテるために、わざとプチプラ服を選んでいます」床上手を自負する47歳女性の再婚計画
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-02-22 06:00 ラブ
井桁弘恵は男友達と2人で旅行もオッケー。「男女の友情」がガチで成立する条件とは?
《恋愛のことも仕事のことも話せるのが男友達》――。モデルで女優の井桁弘恵(28)が、18日放送の日本テレビ系「踊る!さん...
パラサイト不倫2人目の“標的”はあの女のFB友達…40代婚活セミナー講師がもくろむ復讐プラン #2
 悦子さん(48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不倫をし...
蒼井凜花 2025-03-03 19:08 ラブ
不倫相手と別れた後の女性心理。既婚女性と未婚女性、立場によっても違う
 不倫していた男性と別れた後、女性はどのような心理になるのでしょうか? 自身が既婚者なのか未婚者なのか、立場によって抱く...
恋バナ調査隊 2025-02-21 06:00 ラブ
Overアラサーが20歳代の年下男性に愛される理由…彼らにとって「収入」は二の次だった
 アラサー以上の女性が年下男性を好む傾向は前からありましたが、最近顕著なのは、20代男性がアラサー以上の年上女性を好むよ...
内藤みか 2025-02-20 06:00 ラブ
「風俗を使ったら、心ごと妻から離れてしまうかもしれない」。セックスレスに耐える30代男たちの悲痛な叫び
 今やネット・メディアを通してそのワードを目にしない日はないというほどに深刻な、日本のセックスレス問題。しかし当事者だと...
久留米あぽろ 2025-02-18 06:00 ラブ
身の毛もよだつ不倫の恐怖体験3話。あり得ないような“まさか”がある…!
 世の中には不倫に興味がある人もいるでしょう。でも、どんな事態になるのか、どんなリスクがあるのか深く考えずに突っ走るのは...
恋バナ調査隊 2025-02-17 06:00 ラブ
LINE見返しちゃうよ…「未練が残る曖昧な別れ」3選。駆け引きしたら負けた? それともすっきり?
 好きな人との別れはどんな形であれつらいですよね。中でも曖昧な別れは未練が残るもの。この世の終わり…などと感じる時間も長...
恋バナ調査隊 2025-02-16 06:00 ラブ
「実家から高い肉が送られてきた」のお誘いは警戒度MAXで! 異性と“2人きり”を回避する賢いお断りLINE3選
 フジテレビや中居正広さんの一件は、いろいろと考えさせられる機会となりました。そのひとつとして「お誘い」があった時です。...
恋バナ調査隊 2025-02-15 06:00 ラブ