更年期突入を控え「稼げるときに稼いでおきたい」。45歳女性“再婚への戸惑い”は特別なのか

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-10-12 06:00
投稿日:2024-10-12 06:00

常に仕事を最優先に

「このご時世ですからね、いつ稼げなくなる時代が来るかわかったものじゃないですし。

 それに、女性は更年期障害が出始まると、仕事どころではなくなり退職せざるを得ない人もいるって聞きますから。

 それで既婚のときもシングルマザーになってからも、私は常に仕事を最優先に考えてきました。

 身体が元気に動くうちに稼いだり貯めたりっていうのが私のポリシー。多少のことは犠牲にしても、最大限に仕事をしておきたいんですよ。

 社内の出世も興味がありますが、自分にスキルをつけておけば会社を辞めても通用しますし、何があっても困らないキャリアを築いておきたいのです」

彼は典型的な“昭和サラリーマン”思考

 優香さんは、こう断言したあとにさらに続けます。

「それに対して、タカユキさんはサボり思考っていうか、やってもやらなくても同じ給料がもらえるなら、できるだけ自分は楽をしたいタイプ。典型的な“昭和サラリーマン”思考なんです。

 まぁそんな考え方自体は珍しくもないし、そういう人って男女問わずいますよね。だから驚きはしませんでしたけど、ちょっと呆れたのは事実です。

 でもね、結婚を躊躇してしまうのは、もっと深い理由があるからなんですよ」

 ここまで話したのちに、一段と暗い表情になった優香さん。

 タカユキさんとの結婚に前向きになれない理由は、過去の結婚も関係しているそうです。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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