いよいよそんな彼との対面、どんなめくるめく時間が待っているのでしょうか。
M氏との甘いデートは…
待ち合わせの駅で、キラキラの笑顔で出迎えてくれたM氏。写真より200%以上イケメンで、あまりにもカッコ良すぎてまっすぐ顔を見られないほど。KAT-TUNの亀梨くんよりも素敵かも…眩しすぎる!
「名前はちゃんづけで呼んでいいですか? ここからはmiraeちゃんともっと仲良くなりたいので!」
いきなりの“ちゃん”づけにズキュン! これまで生きてきて、男性に“ちゃん”で呼ばれたことなんて、同級生や近所の幼馴染くらい。しかも、こんなイケメンに呼ばれてときめかないわけがありません。
「…はい!」
高揚した顔でそう答えるだけで精一杯でいると、M氏は左手を差し出し、「せっかくだから手を繋ぎましょう。今日もまだ寒いですしね」と、私の右手を大きな手で温かく包み込んでくれたのでした。あまりのスマートな対応に、惚れぼれ。
そして手を繋ぎながら、観覧車乗り場へ向かいます。ここは言わば“デートの聖地”で、周囲には若いカップルがたくさん。観覧車への行列も9割がカップルという有様です。
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「僕、観覧車に女性とふたりきりで乗るの初めてなんですよ」
自分は48歳の独女で、芸能人のようなルックスのM氏とは大違い。あまりにもかけ離れた年齢と見た目であることに、周囲からおかしな目で見られていないか、気になってしまいます。
「僕、観覧車に女性とふたりきりで乗るの初めてなんですよ。だから、その初めてをmiraeさんとのデートで乗れて嬉しいです」
周囲を気にする私の気持ちを察したのか、M氏は優しく声をかけてくれます。社交辞令かもしれないけれど、そんなのもう、どっちだってなんだっていい…!
この言葉で緊張がほぐれたのか、最近食べたおいしかった料理や仕事の話など、初対面とは思えないほど会話が途切れることなく盛り上がっていると、観覧車に乗る順番が。
ゆっくり動いている観覧車にM氏が先に乗り、私の手をとってエスコート。やることなすことスマートでクラクラ…。
「これが“全国TOP5”のランカーの実力なのか…」
改めて実感するのでした。
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