マチアプの“写真詐欺男”にダマされない防衛術。経験者たち考案の初デート「秘技」が使える

内藤みか 作家
更新日:2024-11-07 06:00
投稿日:2024-11-07 06:00
 マッチングアプリなど知り合って初めて待ち合わせする際に、多くの人が心配するのが「写真詐欺」でしょう。

 会ってみたら顔や体型がまるで別人のようで、ダマされたと感じる人もいるようです。

 悪意を感じるような写真詐欺から身を守るためにはどうしたらいいのでしょうか。

写真詐欺にはこんなケースが

 マッチングアプリで知り合った男性と何度か会っていると、「この人は写真と実物がかなり違うな」と感じるケースもあるようです。

 スラリとした体型のプロフィール写真を載せていた男性と会ってみたら、実際は相当なメタボ体型で、「プロフィールのは数年前の写真だよ」などと言われることも。

 本人の画像なら、まだ誠意はあるほうです。問題は他人の画像を自分の顔と偽ってプロフィールに使っているケースです。いざ会ったら、プロフィール画像と似ても似つかない別人だった話もあるので、慎重な行動が必要です。

男性が写真詐欺に走る心理

 彼らはなぜ、写真詐欺をするのでしょうか。それは「イケメンじゃないと女性に会ってもらえないから」なのでしょう。

 自分の顔では誰からも「いいね」が来なかったのに、ネットで拾ったイケメン画像に変えた途端、ありえないほど「いいね」が来た経験をした男性もいて、顔がいいほうが有利だとわかっているのでしょう。

 イケメンになる努力をするのが面倒で、他人の画像で女性を引き寄せる作戦を取る男性には、「会ってしまえばこっちのもの」という意識が見え隠れします。

 中には大型マスクで顔を隠し、できるだけバレずに女性と対面しようとする人もいるから注意が必要です。

「すぐに帰る」ことにはリスクが…

 写真詐欺を経験した女性たちに話を聞いたことがありますが、その場ですぐに帰ってしまったという人はいません。色々思うところはあっても、最低限、お茶だけはご一緒し、その後、用事があるなどと言って失礼するのだとか。

 確かにいきなり逃げ帰るのは、追いかけられて口論になるかもしれないので、リスクのある行為です。

 小一時間お茶をするというクッションをおけば、その後すぐに帰っても文句を言われる確率は低いでしょう。


【こちらもどうぞ】10歳超年上女にアプローチする男性が増えている。“出産が難しい”と断り、後悔しないための改善点

自分の顔を知られていまう恐怖

 話をした中に一人、「会うなりスマホで私の顔を撮られた」という人がいました。無防備に顔を剥き出しにしていたため、ネットで拡散されたらどうしようと、かなりの恐怖を覚えたそうです。

 会う人すべてがいい人だとは限りません。相手は生配信している可能性だってあるのです。帽子を深くかぶったり、メガネをかけたりマスクをしたりして、できる限り顔を隠して待ち合わせ場所に向かうほうが安全だと言えるでしょう。

「この人は大丈夫」という安心感を持てるまで、素顔を晒さないほうがいいかもしれません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


年下彼氏からアラフォー女性がコクられても即別れを告げられる理由…鬼門はアナタの「誕生日」にアリ
 やっとできた年下の彼。けれどその幸せもつかの間、1カ月もたたないうちに彼から別れを告げられてしまう年上女性が続出してい...
内藤みか 2025-02-27 06:00 ラブ
お泊りデートの失敗談7選。ワキ処理忘れの惨劇、冷たい賢者タイム、謎のはい!はい!掛け声コール…
 大好きな彼とのはじめてのお泊まりデート。肝心なところで「やらかしちゃった!」と真っ青になったり、愛を確かめ合っている中...
恋バナ調査隊 2025-02-27 06:00 ラブ
友人の彼氏のED告白を聞いて思うのは、「正直、いいな」。
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
新井見枝香 2025-02-27 06:00 ラブ
「好きだけど、もう疲れた」恋愛でも燃え尽き症候群にご用心! なりやすい人の特徴と解決法
 それまで熱心だった人が急に意欲をなくしてしまう「燃え尽き症候群」は、恋愛でも起こるといいます。恋愛で燃え尽き症候群にな...
恋バナ調査隊 2025-02-26 06:00 ラブ
離婚しないけど一緒に過ごすのも嫌だ…そんな夫婦が選ぶ「家庭内別居」の原因・実態は?
「離婚はしないけど一緒に過ごすのも嫌だ」と、家庭内別居を選択すしている夫婦は少なくありません。でもなぜそうなったのか、気...
恋バナ調査隊 2025-02-25 06:00 ラブ
前科発覚! 好きな人が過去に浮気していたら…許せる派? 許せない派?
 今アプローチしている相手や、狙っている好きな人。その人が過去のお付き合いで浮気の前科があったら、あなたは許せる派? そ...
恋バナ調査隊 2025-02-24 06:00 ラブ
「結婚するわけがない。観察対象としては面白い」美意識ゼロな恋人に冷めた目を向ける50歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.234〜女性編〜」では、シングルマザーとして子育てと仕事を両立させる洋子さん(47歳・仮名)...
並木まき 2025-02-22 06:00 ラブ
「男性にモテるために、わざとプチプラ服を選んでいます」床上手を自負する47歳女性の再婚計画
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-02-22 06:00 ラブ
井桁弘恵は男友達と2人で旅行もオッケー。「男女の友情」がガチで成立する条件とは?
《恋愛のことも仕事のことも話せるのが男友達》――。モデルで女優の井桁弘恵(28)が、18日放送の日本テレビ系「踊る!さん...
パラサイト不倫2人目の“標的”はあの女のFB友達…40代婚活セミナー講師がもくろむ復讐プラン #2
 悦子さん(48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不倫をし...
蒼井凜花 2025-03-03 19:08 ラブ
不倫相手と別れた後の女性心理。既婚女性と未婚女性、立場によっても違う
 不倫していた男性と別れた後、女性はどのような心理になるのでしょうか? 自身が既婚者なのか未婚者なのか、立場によって抱く...
恋バナ調査隊 2025-02-21 06:00 ラブ
Overアラサーが20歳代の年下男性に愛される理由…彼らにとって「収入」は二の次だった
 アラサー以上の女性が年下男性を好む傾向は前からありましたが、最近顕著なのは、20代男性がアラサー以上の年上女性を好むよ...
内藤みか 2025-02-20 06:00 ラブ
「風俗を使ったら、心ごと妻から離れてしまうかもしれない」。セックスレスに耐える30代男たちの悲痛な叫び
 今やネット・メディアを通してそのワードを目にしない日はないというほどに深刻な、日本のセックスレス問題。しかし当事者だと...
久留米あぽろ 2025-02-18 06:00 ラブ
身の毛もよだつ不倫の恐怖体験3話。あり得ないような“まさか”がある…!
 世の中には不倫に興味がある人もいるでしょう。でも、どんな事態になるのか、どんなリスクがあるのか深く考えずに突っ走るのは...
恋バナ調査隊 2025-02-17 06:00 ラブ
LINE見返しちゃうよ…「未練が残る曖昧な別れ」3選。駆け引きしたら負けた? それともすっきり?
 好きな人との別れはどんな形であれつらいですよね。中でも曖昧な別れは未練が残るもの。この世の終わり…などと感じる時間も長...
恋バナ調査隊 2025-02-16 06:00 ラブ
「実家から高い肉が送られてきた」のお誘いは警戒度MAXで! 異性と“2人きり”を回避する賢いお断りLINE3選
 フジテレビや中居正広さんの一件は、いろいろと考えさせられる機会となりました。そのひとつとして「お誘い」があった時です。...
恋バナ調査隊 2025-02-15 06:00 ラブ