立ち飲み店大渋滞の新スポットは天国!
続きまして、大阪の夜の新スポット、大阪駅直結の複合施設『バルチカ03』です。関西在住の友人に案内してもらいました。今年の7月にオープンしたばかりで『03』は「おっさん」とも呼ばれているそうです。ホンマかいな。
このビル、2~5階まで全部(!)飲食店で、東京では見たことがない店が大渋滞。飲み屋がほとんどなので、次から次へと梯子酒ができるという、酒飲みにとっては夢の館なのです。
この日はたまたま友人たちと3人飲みでしたけど、一人でも余裕で遊べますね。
入店したのは5階の『串カツ 七福神』。昼間、カツレツにときめいておきながら、また揚げ物に心奪われてしまいました。だって、サックサクで食べても食べても、手が止まらないんだもの。
最終的にハイボールが「大ジョッキで!」とオーダーするほど盛り上がり、大阪の夜はふけていきました。
京都の夜は『会館飲み』で酔いしれる
京都市内の『会館飲み』をご存じでしょうか。京都市内ある建物に、複数店舗の居酒屋がひしめき合う、元祖『バルチカ03』(あくまで執筆者の主観です)でしょうか。
もしくは東京都内にもちらほらある『横丁』でしょうね。恵比寿とか、虎ノ門にもあるやつ。この会館が京都市内にはいくつか点在しています。
私が立ち寄ったのは五条に今年オープンした『湯浅会館』。大正時代の建築物を使っているそうです。中には6店舗ほどの店があり、立ち飲みもあります。
ちなみにこの日、18時オープンに向かったのですが、予約なしでは入れない店もありました。狙っている店は、あらかじめ予約した方がいいですね。
入店したのは『角打ちと麺 ばんさん』。すみません、酔っ払って入店したので、写真が全くないのですが、ドリンクの一部がセルフで注げるシステムでした。
ということは、ワインをグラスの表面張力ギリギリまで注いでも、なんら罪はないという、またしても酒飲みにとってサンクチュアリのような店。
会館飲みの“醍醐味”は…
この日は京都在住の友人と飲んでいたのですが、
「この会館はな、新しいからきれいなほうやで。他の会館は男女混合のトイレだったり、古くて汚いんよ。でもそれがいいんだよね」
と、アドバイスを受けました。新宿のしょんべん横丁(新宿西口思い出横丁)みたいなもんですかね。
全店舗、たまたまなのか、外国人観光客の姿も英語メニューもありませんでした。10月末のことです。もうこのエッセイが世に放たれる頃には、勘のいい方たちにバレているかもしれませんね…。
(店データ、価格などは編集部の調べに基づきます)
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