「乾燥対策」に使うべきベスト・オブ・アロマオイルは?【フェロモンジャッジ調香師が解説】

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2024-11-19 06:00
投稿日:2024-11-19 06:00

【11月後半】貴女のフェロモン度を判定!

     ↓   ↓   ↓   ↓

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 フェロモン度数90%の貴女は意識のあるなしに関わらず、オスが思わずムラムラしてしまう、桃のような甘いにおいを全身から発しています。

 寒くなると頭皮の乾燥が髪のパサつきやかゆみにつながり、生え際から顔にかけても肌荒れしやすくなります。

 モテ度No.1の処女でも、髪にツヤがないと美のオーラは大幅ダウン。逆にいえば、髪にツヤが出てくると表情も明るく見え、貴女の笑顔をますます輝かせてくれるのです。

 毎日、ヘアオイルで髪にツヤをあたえ、ドライヤーの熱から髪を守りましょう。さらに、髪からほんのりいい香りがしてくれば、隣にいるカレも癒されてますます愛されるはず!

【フェロモンが溢れ出す冬の保湿アロマケア】
 真正ラベンダー

 包み込むような温かさのある真正ラベンダーは、寒い冬にも心をほっとさせてくれます。ホホバオイル10mlに真正ラベンダーの精油1~2滴をブレンドし、手作りヘアオイルをつくってみましょう。

 オイルを数滴手にとり、タオルドライ後の濡れた髪の真ん中から毛先に向かってなじませ、ドライヤーで乾かします。余ったオイルは、首やボディにもそのまま使えます!

 市販品ではcanomaのヘアボディオイル「3-17 早蕨」がおすすめ。寒い冬の朝、窓から暖かな光が差し込む様子を表現したラベンダー、青りんご、ムスク調のライトで使いやすい香りです。

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 処女に次いでフェロモン度数の高い貴女は処女よりも大人の色香、ミステリアスな一面を持っています。

 貴族の最上級ドレスに「ローブデコルテ」があるように、ヨーロッパでは美しいデコルテは美の象徴でした。この“デコルテから上は顔”と考える美学のとおり、人一倍肌ツヤにこだわる熟女は、当たり前のように顔と同じスキンケアを首とデコルテにも行っていると思います。

 そんな貴女におすすめなのは、保湿ケアの上級者だけが行っている「ミルフィーユケア」。化粧水⇒乳液⇒クリームの流れで塗った後に、もう一度同じ順番でスキンケアを繰り返します。

 ミルフィーユの層をつくるようなイメージで2回行うことで、よりしっかりとした保湿のバリアができ、皮膚を保護してくれます。

【フェロモンが溢れ出す冬の保湿アロマケア】
 ジャスミン&ローズ

 ミルフィーユケアをした後は、最後の仕上げとして特別なアロマオイルで肌にフタをしましょう。いつも頑張っている自分へご褒美の意味も込めて、花の女王の香りがよさそう。

 ホホバオイル5mlに、夜は“夜の女王”の異名をもつジャスミンの精油1滴、朝はローズの精油1滴をブレンドし、首とデコルテをやさしくマッサージして。優雅な香りが夜眠る前も朝起きてからも、貴女は特別な存在だと教えてくれます。

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 周囲から「かっこいい」といわれることが多く、ずばり「できる女」。ストレスがたまり、お疲れモードになると、かっこよさが薄れ、「疲れている」感が外見にも出てしまうので要注意!

 どんなにきれいな人でも、ストッキングが破れるほどガサガサのかかとでは魅力が台無しに。皮脂腺のないかかとは乾燥しやすく、ケアを怠ると角質が厚くなって荒れてしまいます。

 毎日ハードに働くイケメン女子ですが、頭や体、心のこわばりを感じるときこそ、かかとのケアをしてみましょう。

 不思議と心が軽くなり、相乗効果で体や肌もやわらかさを取り戻します。できれば毎日のお風呂上がりのルーティンにするのがベスト。体のケアは裏切らない、必ず結果を導いてくれる習慣です。意志が強い貴女なら必ずできるはず!

【フェロモンが溢れ出す冬の保湿アロマケア】
 レモン

 レモンは厚くなった角質をやわらかくする作用があり、1本の樹に1000個の実をつけることから明日へのエネルギーも与えてくれます。

 ホホバオイル5mlにレモンの精油1滴(※)をブレンドし、かかとの硬くなっている角質にマッサージしながらたっぷり塗りましょう。オイルを塗り込んだ後は、ラップを巻くとさらに保湿効果が高まります。余裕がある日は膝小僧にも塗ってみて。

 レモンの爽やかで癒されすぎないほどよい香りが、イケメン女子のハートに心地よく感じられるでしょう。

※できれば光毒性がないタイプで国産レモンの精油がよい

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 確固たる信念をもち、我が道をいく貴女。周囲からは「変わっているね」と言われることが多いのでは? 個性的で好きなオスにも染まらず、自分の都合を優先する生き方を好むようです。

 マイペースで日頃のケアにもズボラな無臭の女神。気がついたら肌だけでなく、髪の毛、爪、ひじ、かかとなどが乾燥していた…なんてことも多いのでは?

 特に、爪は自律神経と連動しているともいわれており、いつの間にか爪の周囲の皮膚が硬くなっているときがあります。不安や心配事があるときは、爪を揉むだけでも心が落ち着くといわれているので、ネイルオイルを使ってこまめにケアするとよいでしょう。

【フェロモンが溢れ出す冬の保湿アロマケア】
 オレンジスイート

 ネイルボトル(またはロールオン容器)にホホバオイル5ml、オレンジスイートの精油1滴をブレンドし、隙間時間に爪に塗ってケアしましょう。

 オレンジスイートは身近に感じられる香りなので、心身ともに気張りすぎず安心できます。ネイルオイルは持ち歩き、冬の電車などにおいが気になるときは乗車前に爪に塗ってもよいですね。

 オレンジスイートの香りに癒され、ネガティブな気持ちも払拭できます。

  ◇  ◇  ◇

 ※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ、茶農家の父、美容家の母を持ち、幼少期から香りと美に関する知見を深める。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

2011年、「Natsuki Ohta JAPAN」香水ブランドを設立。「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水 アロマパルファン🄬の創設者で、2000年開校の「アクトインターナショナルスクール」校長を務めるかたわら、調香師として企業とのコラボ企画やメディアに出演。あらゆる可能性を秘めたアロマテラピーの啓蒙活動を行う。

公式HPInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


帰ったらお風呂に…夫「沸いてるよ!子供が入ってる」危機管理能力ゼロや
 子育て中のママにとって、子供の命と健康を守るのは一番大切な使命。だからこそ、危機管理能力は嫌でも高くなります。 ...
号泣しながら「愛の讃歌」を熱唱 なぜ人はスナックでダサい姿を晒すのか
 私はこれまで多くの夜の世界を見てきましたが、スナックは本当に不思議な場所です。  完全無欠のモテ人間ほど、なぜか...
大人は「さようなら」とハッキリ言わないけど…
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
春の行楽、御朱印集めはスタンプラリーと何が違う? 作法やタブーとは
 山形県東部にある山寺(山形市)で自らの行いについて考える出来事がありました。我よ、御朱印集めがスタンプラリーと化してい...
この勇姿もあとわずか…去勢手術予定“たまたま”を記念撮影!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「クリスマスローズ」で究極のほっぽらかし園芸!怠け者でも花いっぱい♡
 猫店長「さぶ」率いる我が花屋のある神奈川は地球温暖化の影響もあり、ここ近年の特徴は卒業式に桜咲くでしたが、今年は入学式...
人は「趣味が合わない相手」と恋に落ちることがある
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
結婚、出産、身分の違い…仲良かった友達に会いたくないのはダメな感情?
 学生時代を毎日一緒に過ごした親友。でも、年齢を重ねるに連れて「あんなに仲が良かった友達なのに、今ではもう会いたくない」...
かわいい“たまたま”が大集合!夕暮れの集会の議題はなあに?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
立ち止まっていても時間が進むのなら…
 立ち止まっていても時間が進むのなら、いっそのこと急がなくても良いのかも。  人は人、自分は自分。
「委ねる」は読めるかも? 「委しい、委せる」はなんて読むのかな
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
仕事帰り、ぶつかりおじさんのちかん被害に遭遇!?  私はどう対処すれば…
 先日、電車の中で「ぶつかりおじさん」に遭遇し、周囲に分からないような形で身体を触られました。あの時、自分はどんな対応を...
選ばなかった人生を歩む「もう1人の自分」と話してみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
魅惑の“たまたま”の横から…モデル!? に立候補した茶トラ君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
“刺身のツマ”じゃございません! 存在感爆上がりの「かすみ草」最新事情
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、神奈川の片田舎にあります。  大企業の研究所が多数点在しているせいか、他民...
同僚A「昨夜、課長と歩いてました?」同僚B「私も見ました」って…。職場グループLINE公開処刑!!
 グループLINEは、仕事上でもとても便利な連絡ツールですが、時に意地の悪い人がいるのも現実…。  職場での公開処...