鈴木紗理奈まさかの不倫疑惑報道【弁護士解説】「妻がいたら怖いから聞かない」も過失になり得る

コクハク編集部
更新日:2024-11-15 06:00
投稿日:2024-11-15 06:00

鈴木紗理奈に“不倫交際”の文春砲

 タレントの鈴木紗理奈(47)の不倫交際疑惑が世間を騒がせている。14日発売の週刊文春によれば、鈴木は約1年前に知人の紹介で知り合った50代の実業家と交際し、都内のタワーマンションで半同棲生活を送っているという。

 2013年にレゲエ歌手のTELA-Cと離婚した鈴木は、元夫との間に生まれた14歳の長男を育てるシングルマザー。離婚後、初めての交際報道だった。

 しかし、男性は経営する会社の本社がある愛知県に妻子を残していて、鈴木は文春の直撃取材を受けるまで、その事実を知らずにいたと言い、記者に「ウソだ、ウソだ」と何度も繰り返していたという。

 SNSでは賛否両論で、《かわいそう過ぎる》《シングルマザーに独身と偽って近づいてくる既婚男性…最低です。でもマッチングアプリにはたくさんいるらしい》《だまされたって、確認してないだけでは?気づかないわけ無いし、知らんわけがない》《鈴木紗理奈かわいそうって意見多すぎない?1番かわいそうなのはこの男の奥さんでしょ》などと同情論と知らないはずがないと意見は真っ二つだ。

 先の記事では、鈴木は男性に確認し、「離婚協議中」と聞かされたことを明かしている。だが、不倫男の言い分はどこまで信じていいかわからないし、妻にとっては不倫に違いないだろう。

【写真特集】19年前の鈴木紗理奈、Goodサインもめちゃ×2イケてるッ!

大人の恋愛の「過失」問題

 鈴木は妻から慰謝料を請求されるのか。民事訴訟に詳しい弁護士の山口宏氏が言う。

「鈴木さんが妻子がいることを知らなかったとしても、彼女に過失がある場合は民事上の責任は免れません。過失とは、男性が既婚者だったのか、確認していたか。

 男性は50代で鈴木さんも40代の大人の恋愛ですから、交際前に結婚歴や子供の有無、離婚しているなら時期や理由を『普通』は確認するものとみなします。

 実際、一般のカップルで相手を怪しいと思っていても、『妻がいたら怖いから聞かない』というケースがありますが、これは過失になります」

 例えば妻とは円満なのに「協議中」や「別居が長い」と嘘を付く男がいるが…。

「家庭が破綻していれば家に帰るはずがないのに泊まっていかないのはアウト。土日に会えなかったり、連絡が相手の都合だったり、親兄弟に会わせてくれないなら、この時点できちんと確認しないと女性側の過失になります」(山口宏弁護士)

妻側が「過失」を立証する必要がある

 一方、複雑なのは「過失」を立証するのは、訴える妻側だということ。

「不倫中の夫が相手の女性と会ったあともきちんと帰宅している記録や、LINEやメールなどで『いつか一緒に旅行したいね』『なんで親に会わせてくれないの?』などと、不倫している女性が普通なら気付いて既婚の有無を確認しているはずの状況であった内容、あるいは本当は既婚と知っていたのに知らないふりをしているのかが分かる内容のやり取りを押さえる必要があります」(山口宏弁護士)

 もっとも鈴木が男性に慰謝料を請求するのも現実的ではない。20代の若いカップルならまだしも、鈴木が男性が既婚か否かを確認しなかった正当な理由を提示するのが難しいからだという。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ラブ 新着一覧


後悔しない結婚相手の選び方 知らないとやばい落とし穴とは
「今付き合っている人と、結婚してもいいのだろうか」 「次選ぶ人と結婚したいと思うけれど、どんな人がいいのだろうか」 ...
若林杏樹 2023-03-15 06:00 ラブ
レスられる側にも問題アリ?なぜ断られるのか、考えてみよう
 普段からセックスレスの不満をSNSで発信している筆者ですが、自分にも原因があると認識しています。何でもそうですが、相手...
豆木メイ 2023-03-14 06:00 ラブ
授かり婚のメリット4つ&“最大の難関”親を説得させるには?
「授かり婚」や「おめでた婚」といわれるようになったのは少し前の話。それまでは「できちゃった婚」と呼ばれるケースが多く、マ...
恋バナ調査隊 2023-03-14 06:00 ラブ
薄毛やおデブはどうにでもなる!男性が結婚したくなるタイミングあるある
 40代で婚活中の女性は、できるだけ効率的に出会いから結婚までを進めたいですよね。実は、男性にも(!)「結婚したくなるタ...
恋バナ調査隊 2023-03-13 06:00 ラブ
女への幻想ゼロ&免疫アリ「女兄弟がいる男性」モテるの納得
 昔から言われるのが、「女兄弟(女性のきょうだい)がいる男性はモテる説」です。実際に、特別優れた容姿でなくても、多くの女...
恋バナ調査隊 2023-03-13 06:00 ラブ
恋愛依存がしんどすぎてやめたい…まずは自分を愛する練習を
 パートナーと喜びや悲しみを分かち合い、日々がキラキラと楽しくなる恋愛ですが、依存してしまうと話は別。「彼がいなければ生...
恋バナ調査隊 2023-03-12 06:00 ラブ
「浮気したヒモ男に愛情皆無」6年の事実婚を解消したい女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-03-11 06:00 ラブ
「本気度を試すための浮気」事実婚を続けたい夫の“?”な主張
「冷酷と激情のあいだvol.133〜女性編〜」では、事実婚を6年間送ってきた夫・トシキさん(43歳・仮名)に別れを切り出...
並木まき 2023-03-11 06:00 ラブ
シングルファザーを好きになった…交際前に持ちたい覚悟5つ
 離婚が珍しい出来事ではなくなった今、恋した男性がシングルファザーだったなんて女性もいるのではないでしょうか?  ただ...
恋バナ調査隊 2023-03-10 06:00 ラブ
悲喜こもごも…一生忘れられないプロポーズの思い出エピ5選
 プロポーズは、男性にとって人生で一番緊張するシーンかもしれません。そして、女性にとっても最高に幸せな瞬間でしょう! だ...
恋バナ調査隊 2023-03-09 06:00 ラブ
気になる男性のLINEが遅い 優先度を上げるたった一つの方法
 好意のある男性から、連絡がなかなか返ってこないと不安になりますよね。 「せっかくLINE交換したのに〜っ、全然返信が...
若林杏樹 2023-03-08 06:00 ラブ
「もう」の2文字が命取りに…交際相手に離婚歴バレるLINE3選
 離婚歴がある人にとっては、新しい恋がはじまっても自分がバツイチだとは言い出しにくいですよね。でも、いつ伝えようか迷いな...
恋バナ調査隊 2023-03-08 06:00 ラブ
家族が好きすぎる彼氏=いい旦那?メリットデメリットを検証
 両親やきょうだいを大切にしている男性って、結婚したらいい旦那さんになってくれそうで惹かれますよね。でも、家族を好きすぎ...
恋バナ調査隊 2023-03-07 06:00 ラブ
嫌々一緒より夫婦寝室別で不仲リスク回避! 渋る夫どうする
「結婚したら夫婦同室が常識」という風潮がありますが、実は今、寝室別の夫婦が増えています。寝室別の夫婦でも、リスクを避ける...
恋バナ調査隊 2023-03-07 06:00 ラブ
“アプリ不向き”な社会人女性がリアルで彼氏と出会える場所
「社会人になってから、まったく出会いがない!」「どこへ行けば、素敵な彼氏と出会えるの?」――今回は「出会いたいけど、アプ...
恋バナ調査隊 2023-03-07 06:00 ラブ
40代のW不倫は濃厚な蜜の味 きっかけ&ハマりやすい人の特徴
 不倫といえば、離婚や親権問題、親族や社会からの信用がなくなるなどの大きなリスクが伴いますよね。W不倫となればなおさら、...
恋バナ調査隊 2023-06-24 19:52 ラブ