面白かった「秋ドラマ」を調査!『海に眠るダイヤモンド』を抜いた1位は?期待外れに“あの作品”がまた…

コクハク編集部
更新日:2024-12-26 06:00
投稿日:2024-12-26 06:00

 続々とクライマックスを迎えている2024年秋ドラマ。今期は見ごたえたっぷりの作品が揃い、ドラマに夢中になっていた人も多かったようです。

 ですが、評判が良い作品があれば、悪い作品も生まれてしまうもの。視聴を続けた結果、「面白いと感じたドラマ」と「期待外れだったドラマ」を改めて聞いてみました。

【関連記事】藤岡真威人、窪塚愛流、野村康太…注目の2世イケメン俳優“2024年秋の陣”、天下を獲るのは誰だ?

『ライオンの隠れ家』は「すべてが最高」と絶賛

 2024年秋ドラマ、ダントツで票を集めたのは金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS系)でした! 放送直後は他のドラマに埋もれていたようですが、重いテーマを扱っていながらも視聴者を飽きさせない展開で回を重ねるごとに評価はうなぎ登り。

「内容、キャスト、主題歌、すべて最高だった」(68歳・主婦)「すべてがよかった」(65歳・会社員)など絶賛のコメントが相次ぎました。

「DVや虐待という重たい社会問題を絡めながら、兄弟の固い絆、親子愛を丁寧かつエモーショナルに描き、さらにコミカルパートを加えて要素の多い中で絶妙なバランスを保ち飽きさせなかった傑作」(21歳・学生)


「出演者の演技力、ストーリーすべてにおいて満点です。最初は家族のヒューマンドラマかなと思っていましたが、そんな事は全くなくいつもドキドキして見ていました。

 柳楽くんの演技はやっぱり凄いと改めて思ったのと、坂東くんの演技にはびっくりさせられっぱなしでした。そしてたすくくんも2人に負けないくらいの演技力で一気にファンになりました。最終回の終わり方も、とても良かったです」(35歳・主婦)

「ミステリーでありながら、夫のDV、自閉スペクトラム症の兄弟との生活といった盛りだくさんの内容でとても見ごたえがありました。しっかりしたお兄ちゃん役の柳楽優弥さん、自閉スペクトラム症という難しい役を見事に演じきった坂東龍汰さん、ライオン役の佐藤大空くんの3人のシーンはとても微笑ましく癒されました」(59歳・パート)

「初回から2回目にかけて、真面目な公務員が警察に相談せず、子供をかくまう設定にあり得ないよなと離脱懸念があったが、それを払拭するように、3人の性格と心の機微を丁寧に紡いだ脚本の妙と、洸人(柳楽優弥)美路人(坂東龍汰)兄弟と、ライオン(子役の佐藤大空)の3人の演技がとても自然で、気づけばぐいぐいと引き込まれていました」(46歳・IT)

『海に眠るダイヤモンド』は期待を裏切らなかった

 また、『ライオンの隠れ家』と同じ熱量で称賛されていたのが、日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)でした。人気脚本家・野木亜紀子さんと俳優・神木隆之介さんがタッグを組んだ日曜劇場ということもあり、放送前から注目されていた本作。

 前評判通り「脚本がすごかった。壮大で、毎回ひきこまれた」(20歳・大学生)、「伏線をすべて回収してくれたのと、とにかく神木隆之介の一人二役が素晴らしかった!」と、視聴者の期待を裏切らず最後まで走り抜けてくれました。


「話の構造が複層的で、面白かったです。端島にも興味がありましたので、閉山する過程など、事実と虚構がどうなっているのか等を想像しながら、見ていました。役者さんが、皆すばらしい演技をされていたと思います」(73才・無職)

「神木隆之介くんの魅力全開のドラマです(笑)。豪華な俳優陣による群像劇だと思ってみていたけど、一人二役だと出番が多く、それも昔の好青年と現代のホスト、そして年取った初老の男に改心した現代の好青年、と演じ分けがしっかりできていた。

 子役の頃のかわいさは言うまでもないが、今も時々可愛さは見えるものの、白髪の混じる初老役までできるとは。複雑な事情を抱え逃亡する孤独な大人の男の姿も素晴らしかったと思います」(43歳・建築)

「朝子と鉄平の運命が切なく胸が締め付けられました。心が通じ合ってるはずなのに結局ふたりは結ばれず、会えぬまま鉄平が亡くなってしまったのは残念。最終回、端島が望める場所にコスモスを一面に植えていた鉄平に、朝子への愛を感じました。

 神木くんはもちろんなんだけど、杉咲花のかわいさ、切なさ、悲しさ、恋する乙女の顔などなど、改めて演技力の高い女優さんだなと感じました」(45歳・美容)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


中居正広“9000万円女性トラブル”報道で再注目 女子アナや芸人が暴露…テレビ局の“悪しき風習”
 元SMAPの中居正広(52)の女性トラブルをめぐる騒動を発端に、テレビ局の非常識な風習がSNSで再注目されている。 ...
2025-01-06 17:03 エンタメ
旧ジャニーズファン大荒れ!中丸雄一復帰の火消しかその逆か?同日にぶつけたWEST.桐山照史と狩野舞子の“挑発”結婚報告
 3日に発表された『WEST.』の桐山照史(35)と元バレーボール女子日本代表の狩野舞子(36)の結婚。2人の交際は19...
2025-01-06 17:03 エンタメ
【2024年人気記事】伊藤健太郎は破局して正解! “小栗旬軍団”加入でバーター出演の機会にも恵まれる
 あけましておめでとうございます。2024年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
【2024年人気記事】悪評だらけの天才、平手友梨奈が遅刻やドタキャンを繰り返す本当の理由
 あけましておめでとうございます。2024年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
堺屋大地 2025-01-04 06:00 エンタメ
【2024年人気記事】松本人志はいまや「憧れの芸人」ではない。若手芸人が話す3つの理由
 あけましておめでとうございます。2024年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
帽子田 2025-01-02 06:00 エンタメ
【2024年人気記事】なぜ塚地武雅、藤井隆はドラマ出演が続く? 不人気芸人との決定的な違い
 2024年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【2024年人気記事】『新宿野戦病院』小池栄子の英語、海外はどう思う?「下手というより…」
 2024年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
映画「聖☆おにいさん」全力でおバカを演じる松ケン&染谷将太たち。評価は真っ二つだけど…
「M-1グランプリ2024」の準優勝バッテリィズに元気をいただきました。エースでしたっけ。やはり“おバカ”は最強です。優...
ラウール、高橋文哉…2024年「国宝級に検索されたイケメン大賞」TOP5の最も検索された日は…?
 2024年もあとわずか。今回は今年1年を通じて活躍したイケメンが、いかに世間の人々の注目を集めたかを調べてみたいと思い...
こじらぶ 2024-12-28 06:00 エンタメ
【最新回のおむすびにモヤっと】「豚肉と玉ねぎのニンニク炒め」はサラダの後に作ったほうが…
 スナック「ひみこ」で、佳代(宮崎美子)と話す結(橋本環奈)。永吉(松平健)とただいるだけで幸せだと言う佳代の言葉を聞い...
桧山珠美 2024-12-27 19:30 エンタメ
「M-1」令和ロマンが主人公なら、エバースは裏主人公。泥臭い秀才コンビを応援したくなるのが人のサガだ
 今年も最高の盛り上がりを見せた「M-1グランプリ」(ABC・テレビ朝日系)。令和ロマンが史上初の2連覇を果たしたものの...
帽子田 2024-12-27 06:00 エンタメ
【今日のおむすびにモヤっと】別人と化したナベベ(緒形直人)、ギャルに救われた話は見せ場になったはず
 翔也(佐野勇斗)と別れた結(橋本環奈)は、合コンの場で栄養士になる意味がないのではと言われ、帰り道に考え込んでしまう。...
桧山珠美 2024-12-25 16:30 エンタメ
「M-1」2位! バッテリィズ・エースの愛され力。“アホ”が殺伐とした現代に必要とされるワケ
 もはや年末の風物詩となった『M-1グランプリ』(ABC・テレビ朝日系/以下M-1)が今年も12月22日に開催され、チャ...
【今日のおむすびにモヤっと】翔也は金髪ギャル男というよりディランに見える!?
 野球ができなくなった翔也(佐野勇斗)は、総務課でフルタイムで働くことになるが、パソコンを使えないため先輩からお荷物扱い...
桧山珠美 2024-12-24 17:19 エンタメ
紅白司会の橋本環奈、NHKは「パワハラ疑惑」を完全スルー! ジャニーズ問題への提言はなんだったのか
 地方アイドルグループに所属していた中3当時、ライブ中に撮られた奇跡の一枚によって、「千年に一人の逸材」と騒がれた橋本環...
堺屋大地 2024-12-24 10:11 エンタメ
ぐるナイゴチ、高橋文哉残留を願うのみ。大晦日は“結婚間近”報道後もヤキモキする佐藤健に懸ける!
 毎年この時期になると、どうしても気になってしまうのが「ぐるナイ」(日本テレビ系)の“ゴチになります”で誰がクビになるの...