節分にベストな「厄払い花」4種と“今っぽ”なスワッグ。2025年無病息災で生き抜くためのおまじない

斑目茂美 開運花師
更新日:2025-01-22 06:00
投稿日:2025-01-22 06:00
 今回のテーマは今年1年無病息災で生き抜くためのおまじない、「植物の力を借りて邪気退散! 節分にオススメのお花」の解説です。

無病息災で生き抜くためのおまじない

 お正月が過ぎ、もうすぐ2月…!? 月日の移ろいが早すぎるのは初老の証か。そして、まもなくやって来る節分は暦の上での本当の新年。そろそろ寺のご住職に2015年のワタクシの運勢をみていただかなければ…。

 というわけで、今年1年無病息災で生き抜くためのおまじないが今回のテーマ、「植物の力を借りて邪気退散! 節分にオススメのお花」の解説です。

2025年の節分は2月2日

 旧暦でいえば、立春はお正月であり、節分は大晦日。新しい年を迎えるにあたり暦を読んで占う場合、春の節分からが新年になります。節分はだいたい2月3日ですが、年回りによって多少異なり、2025年は2月3日が立春、節分は2月2日となります。

【こちらもどうぞ】「旦那死ぬよ!」住職から叱られて以来、大事な“トイレのあれ”。運気アゲアゲ狙うなら「水回り」が狙い目

伝統的な厄払いの花は?

 そもそも季節の節目には鬼(災い)がやって来るのじゃ! と思われていたので、四季の節目(立春、立夏、立秋、立冬)には厄祓い行事が行われておりました。平安時代の宮中にて陰陽師などによる厄祓いの行事「追儺(ついな)」が行われていましたが、それが春の節分にとりわけ盛んになったのは、江戸時代のようですな。

 節分には豆まきが定番ですが、炒った大豆を撒くものだと思いきや、最近は掃除するのがめんどくせぇで、殻付きピーナッツや小袋に入った酒のおつまみを撒いてる方も。何をぶつけても退治できるくらい鬼が弱そうなので安心しております。

 関東でもすっかり定着した恵方巻は、今年の恵方は西南西。そして、忘れてはいけないのは厄払いの花です。伝統的な厄払いの花といえば、焼いたイワシの頭をヒイラギで串刺ししたなかなかにグロイ見ための玄関飾りや、難を転じる「南天」などでございます。

「旦那死ぬ!」物件対策にもヒイラギ

 家相が悪すぎる我が家は都合上、表鬼門に車庫と浄化槽がございます。入居する際にあまりの家相の悪さに「旦那死ぬ!」と言われるぐらい、車庫も浄化槽も家相的には「アンビリ」物件ですので、入居してすぐさま植物の力を借りて表鬼門にヒイラギと南天を植えましたがソッコーで枯れるという縁起が悪いにも程がある事態に…。

 それもこれも考えようによっては、ヒイラギと南天が身代わりになってくれたのね。何事にもポジティブバカなワタクシ、笑顔で過ごすが一番でございます。

節分にオススメ、今っぽな厄払い花4種+α

 最近のオススメは邪気や厄を祓う高いエネルギーを持つお花。節分に邪気を祓うだけでなく侵入をも許さじ! であるのなら、植物の力を借りて玄関から邪気退散をいたしましょう。ヒイラギや南天のほかに玄関に飾るなら、以下のお花をプッシュいたします。

1. 胡蝶蘭

 邪気を祓い、玄関に置けば悪い気の侵入も抑えるとされております。お金持ちのお宅では定番商品、花言葉は「幸せが飛んで来る」。これまたラッキーフラワーこの上なし。

2. 菊

 9月9日の「重陽の節句」にも使われる菊は、古来より中国では邪気を祓うと信じられております。

3. バラ

 トゲがありますからね。邪気払いの力がございます。

4. ユリ

 香り高く、つぼみにもみなぎるエネルギーを持つユリは邪気を祓う力も強く、香りで良い気を呼ぶといわれています。

 そしてさらにオススメは、「ヒイラギを入れたグリーンスワッグを玄関飾りにする」。お正月が終わってお飾りも消えた頃、玄関には若干の寂しさが…ユーカリやハーブなど香りのある枝物やドライ商材とともに、ヒイラギをちょこっと束ねて飾っても素敵です。

 ヒイラギのトゲトゲが玄関先で勝手に邪気退散! ありがたいこっちゃですわ。

 節分に植物の力が鬼を追っ払ってくれますことを…遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


ミス日本は不要? 開催意義と椎野カロリーナ不倫発覚で“分不相応”の根拠
「ミス日本コンテスト2024」に選ばれたウクライナ出身のモデル・椎野カロリーナさん(26)が2月5日、グランプリを辞退し...
2024-02-10 06:00 ライフスタイル
酒豪の友達を持った宿命? 飲み会で「割り勘負け」を防ぐ6つの賢い方法
 友達との飲み会は楽しいけれど、気になってしまうのが大酒飲みとの割り勘。お酒を飲まない人なら、会計時に「ソフトドリンク1...
“子供部屋”を出てチヤホヤされて 36歳女性が勘違いから気づいた現在地
 西荻窪の実家で母親と2人で暮らし、工場でパート勤務をしているかおり。平坦な毎日だったが何気なくインスタに投稿していたシ...
工場での単純作業は悪くないが…恋愛経験ゼロの女に起きた“タグ付け事件”
 西荻窪の実家で母親の信美と2人で暮らし、工場でパート勤務をしているかおり。彼女は今の生活に特別な不満もなく、趣味のカフ...
私は子供部屋おばさん?彼氏ナシ・非正規でもシフォンケーキで満ちる日常
 工場内に終業のチャイムが鳴った。  機械の停止音とともに「お疲れさまでした」が飛び交う。  同じロゴの入っ...
蛙化現象わかったフリしてない?恋愛中でもどこか冷静な若者のリスク管理
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
うんざりするけども!目上の人の苦労話は“秒”で遮断するのはもったいない
「今の人は恵まれてる、昔はさ~」から始まる目上の人の苦労話、みなさんもうんざりするほど聞いてますよね。  その苦労話で...
台湾最高!くまのプーさん気分も味わえる「40女激オシ台湾産ビール」3種
 仕事の後のビールは、全てを忘れさせてくれる大切な存在。そんな1日の終わりに飲む1杯にはこだわりたいですよね。  そこ...
2024-03-07 18:25 ライフスタイル
戦うべき相手は過去の自分 時には昇ってきた階段を振り返る
 時には昇ってきた階段を振り返る。ずいぶんと上がった、と誇りに思うこともあるし、まだこんなところか…と凹むことも。 ...
親を嫌いになってもええやん? 40女が手放せた“無理と我慢”
 早いものでもう2月。新年をきっかけに、今年こそは! と決意を新たにした方も多いのではないでしょうか。  筆者もそのう...
コミュ力ゼロ、ママ友関係が苦痛でしかない…テッパン切り口&対処法
 子育てをはじめるともれなくついてくるのが、たくさんの人間関係。保育園や学校、ママ友との交流の機会が多いので、コミュ力の...
愛しいおんにゃの子に猛アピール♡“たまたま”君の恋の行方は
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
悔やまれる添い乳よ…子育てが落ち着いた40代ママが語る育児後悔エピ
 子育て期間中は、何が正解なのかわからないまま日々育児と向き合わなくてはなりません。しかも、子供によって成長の速さも性格...
世界的にフラワーバレンタインが来てる!愛の告白より感謝を伝える日に
 立春(2月4日)を迎え、暦の上では春。ですが、この記事を書いている最中にもテレビ画面には「本日関東地方は雪」ニュースが...
入籍お知らせで赤っ恥!させていただきますはダメ、巷でよく聞く変な敬語
 日本語って本当に難しいですよね! 中でも、日本人ですら間違えてしまうのが、敬語です。    案外、正解を知っている...
飛び立つのは怖いけど…いくつになっても思い切りって大事
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...