第20週「生きるって何なん?」#100
結(橋本環奈)たちは、病院で外科医の蒲田(中村アン)から聖人(北村有起哉)の胃がんの手術がうまくいったが、今後5年は経過をみる必要があるとの説明を受ける。
病室に戻った聖人は、手術中に夢を見たという。それから術後の食事のケアを結が担当し、聖人は結の指示に従って徐々に常食が食べられるようになっていく。
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【本日のモヤっと】
外科医・蒲田令奈「がんはあんまり広がっておらず…」
蒲田先生ってとっても優秀な外科医だったんじゃ…。それが家族に手術の結果を報告する際、「がんはあんまり広がっておらずうまく切り取れました」って、ざっくりし過ぎやしませんか。過度な不安をあおらないための気遣い? もっと具体的に説明していただかないと家族としては不安です。
もっともこのドラマ、すべては管理栄養士さんであるヒロイン結が輝くためのものなので、蒲田先生が手を抜いていたわけではありません。
案の定、病室で、聖人相手に「成人男性の胃がこれくらいで、お父さんはこんくらいになったから…」とフリップ芸を始めました。
そして、重湯を経て術後4日目、流動食から3分がゆ、5日目で5分がゆ、6日目で普通のおかゆ、7日目で白飯と、テンポよく入院生活は過ぎていきました。見たところ愛子もずっと病室にいるようですが、「ヘアサロンヨネダ」は見習いだけで大丈夫なのでしょうか。
それはともかく、ここで結が聖人と同室の患者に「おっ、山本さん。しっかり食べれとうやん」と声をかけ、「米田さんがいろいろ考えてご飯出してくれたおかげです」と感謝する患者がひとり。
「退院したら、家族と一緒においしいもん食べれるよう頑張ろう! イエーイ」とハイタッチを強要していました。糖尿病で入院していた八重ちゃんとまったく同じ手口、誰にでもやっているようです。アイドルの握手会のようなものかもしれません。
そんな娘を頼もしそうに見つめる聖人。案の定、退院祝いの席で結が凄いと絶賛したのち、さかのぼって、術後、目が覚めた時、愛子に夢の話を語っていました。
家族でおむすびを食べていて、親父(松平健)が登場し「親より先に死んだら許さんばい」って聖人のおむすびを横取りして食べた云々。
そのおむすびは三途の川の橋渡しへのチケットだった、なんてことは? 永吉が気になります。と思ったら、ラスト、糸島から佳代(宮崎美子)と2人でやってきます。
予告編で喪服姿が映っていたので、来週は永吉退場か、としんみり。ラストは「マツケンサンバⅡ」をぜひ。
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