旅行好きになったアラフォー女性がモテ出した実例。職場の年下男性がふたり旅を“おねだり”した理由は…

内藤みか 作家
更新日:2025-03-06 06:00
投稿日:2025-03-06 06:00
「旅行するようになったらモテるようになった!」という女性が続出しています。

 旅をするとなぜモテるのか? 旅先でモテているということなのか? 旅モテ女子に話を聞いてみたところ、なるほどな事情が浮かび上がってきました。

失恋旅で人生に変化が…

 アラフォーのY里さんが旅をするようになったきっかけは、結婚を前提に交際していた恋人と破局したことでした。

「彼と同棲していた部屋を引き払い、実家に戻ったのですが、居心地が悪くて」ということもあり、週末や長期休暇を利用し、逃げるように旅を始めたのです。

 海外に行く予算はないので、国内の近場に宿泊するところから一人旅を始めたY里さん。安さ重視で、時にはお風呂が共同で談話室もあるアットホームな宿泊施設を利用することも。

 そして、そこでの体験がY里さんを変えたのです。

いつしか旅上手に成長

 ホテルとは違い、民宿のような施設では、談話室で顔を合わせると、宿泊者同士で会話が弾むことがよくあったそうです。

 どこから来たのかといった自己紹介や、おすすめの旅行先を教え合うなど交流を楽しむうちに、Y里さんの落ち込みがちな気持ちが晴れていったのです。

「荷物をコンパクトにまとめることができる便利な旅行ポーチを教えてもらったり、自炊施設がある宿泊施設で地元の幸を楽しんだり」と、どんどん旅慣れて行ったY里さん。

 最初は手間取った交通機関や宿の予約も、サッと済ませられるようになりました。

【こちらもどうぞ】10歳超年上女にアプローチする男性が増えている。“出産が難しい”と断り、後悔しないための改善点

一人旅の男子から「ぜひ一緒に」と誘われて

 生き生きと旅行するY里さんは、次第に宿泊施設でも自分から会話を始め、旅行初心者にあれこれ教えるような存在になっていきます。すると「明日一緒に観光しませんか?」と男性から誘われるようになったのです。

 お互いに一人旅同士という気楽さもあり、予定が特にない時は、気軽に同行したY里さん。

 旅行が好きなもの同士で盛り上がり、時には男女の仲になったりもしましたが、大抵は遠距離だったこともあり、自宅に戻ってからはやり取りする気持ちも薄れ、それっきりになるケースが多かったそうです。

「連れて行って」と頼まれるように

 Y里さんが旅好きだということは、勤務先でもすぐに知られることとなりました。週明けに旅行先からのお土産を社内に配っていたからです。

 やがて8歳年下の男性社員から、「来週はどこに行くんですか」などと話しかけられるようになりました。

「来週は長野の野沢温泉」と話したところ、「僕もそこに行ってみたかったんです」と目を輝かされ、「一緒に連れて行ってもらえませんか」と頼まれたのです。

 別々の部屋を予約しようとするY里さんに、「同じ部屋でいいですよ」と彼のほうから言ってきたんだとか。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


年親を安心させたい。でも、30代で付き合った不倫相手が忘れられません(44歳女性、IT勤務)
 都内のIT企業で働く44歳女性です。年収は1000万円弱で、経済的には自立していますし、年齢的にも子供も望んでいません...
植草美幸 2025-04-11 06:00 ラブ
どんな“優良物件”も劣化させちゃう悲しきモンスター! 男をダメにする女の5つの特徴
「男を見る目がない」「ろくな男がいない」と嘆いている女性の中には、男をダメにする女が含まれているのも事実。あなたもそんな...
恋バナ調査隊 2025-04-11 06:00 ラブ
アラフォー妻が実践するセックスレス解消の秘技。夫と再び燃え上がった3つのステップ
「ダンナがしてくれなくて…」とセックスレスに嘆く女性は少なくありません。  近頃は女性用風俗や恋人レンタルに癒やしを求...
内藤みか 2025-04-10 06:00 ラブ
「気になる人」と「好きになる人」の違いとは? 自分の恋愛感情を6つの判断軸で考えてみよう
「気になる男性がいるけど、恋愛感情として好きになっているかはわからない…」と自分の気持ちに疑問を抱いている女性、必見。今...
恋バナ調査隊 2025-04-10 06:00 ラブ
「浮気してね?」男性の怪しい言動5選。意外でも深掘りしてみる価値あり
 今回は、男性の浮気を見破ったきっかけについて女性に話をうかがいました。中には意外な言動から見抜いた女性も! ちょっとで...
恋バナ調査隊 2025-04-09 06:00 ラブ
お花見デートの失敗談5選。飲みすぎ→リバースで大ヒンシュク! 桜とともに恋が散った…
 お花見デートのシーズン到来! 「気になる彼と約束してる」なんて女性もいるのではないでしょうか?  そこで今回は、お花...
恋バナ調査隊 2025-04-08 06:00 ラブ
マッチングアプリの意外な成功談4選。まさかの恋愛成就、“加工詐欺”は悪い話とは限らない?
 今回は、マッチングアプリでの意外な成功談を紹介します。マッチングアプリには下心しかないヤリモク男が溢れている印象ですが...
恋バナ調査隊 2025-04-08 06:00 ラブ
彼が萎える彼女の言動7選。遅刻、スマホチェック以外にクチャラー、口ヒゲもドン引きの対象に…
 彼にドン引きされた経験はありませんか? 今回は男性が「マジで萎えるからやめて」とドン引きする彼女の行動をご紹介します...
恋バナ調査隊 2025-04-07 06:00 ラブ
既読スルーをくらって連絡が途絶えた…ラリーが続くやり取りとは? 思わず返したくなるLINEテク3選
 気になる男性からのLINEが途絶えると、「脈なしなのかな?」「また送ったら迷惑かな…」と考えてしまうでしょう。  そ...
恋バナ調査隊 2025-04-07 06:00 ラブ
家事をしない夫への“プチ仕返し”3選。気が済んだら、上手に心を入れ替えさせるコツ3つで改善を
 今の時代は、夫婦共働き世帯が多いですよね。それなのに家事をしない夫に、イライラがつのって爆発寸前の妻たちも大勢います。...
恋バナ調査隊 2025-04-06 06:00 ラブ
「俺のこと好き?」LINEのダメな返し方3選。“真の正解のヒント”は彼との前後の会話にあり
 好きな彼から「俺のこと好き?」とLINEがきたら、あなたはどう返すでしょうか?  3人の男性に「これは嫌だな」「ちょ...
恋バナ調査隊 2025-04-06 06:00 ラブ
「腐れ縁でも寂しくなる」社会に強い不満を持つ55歳男性の別れの予感
「冷酷と激情のあいだvol.240〜女性編〜」では法律婚を選択せず交際10年を迎えた、一回り上の恋人・ハルトシさん(55...
並木まき 2025-04-05 06:00 ラブ
老害予備軍それとも男の更年期? ひと回り上の恋人の豹変ぶりに慄く43歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-04-05 06:00 ラブ
【漫画】「彼女のフリをして欲しい」そんな顔で見ないで…元同僚がたくらむ“偽装恋人”計画『プラチナム』#3
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...
【漫画】元同期のシゴデキ男が「俺の時間、体で返してくれ」。それってどういう意味?『プラチナム』#2
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...
【漫画】同期NO.1男と5年ぶりの再会…「今日は会えてよかった」と彼が耳元で囁いた『プラチナム』#1
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...