更新日:2025-05-12 12:38
投稿日:2025-05-10 06:00
キス写真の提示でも難しいケース
永野や田中のように、手繋ぎツーショットやLINEのやり取りどころか、キス写真を提示しても「友人」と完全否定する人もいるという。
「メールやLINEのやり取り、写真を見せても『偽造だ』と言い張ったり、『酔っぱらってふざけただけ』と不倫を否定する人はいます」
また、離婚調停や慰謝料裁判でも裁判所を通して証拠を持った相手や第三者に所持する証拠提出を求める「文書提出命令」を申し立てができるが、要件は厳しい。
ホテルを出入りする動画が必要
「もちろん、話し合いの場で加害者側が不貞行為を認めれば、自白が十分証拠になります。ただ、頑強に否定する配偶者や不倫相手には手間とお金は負担ですが、探偵事務所などの調査機関に依頼すべきでしょう。
手繋ぎやキス写真も、静止画では一瞬を切り取っているので、酔った上でのノリなのか親密な関係が伺えるのかの判断が難しいケースもあります。一番必要なのは、ホテルを出入りする動画ですね」
動画があれば、たとえ否定していても証拠として認められるという。ただ、探偵事務所の浮気調査は、数日間で動画撮影も含めると安くても相場は30万円程度。被害者側も負担は大きいのが現実だ。
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