「妻は正論ばかり」48歳薄給夫がアルバイトを渋る理由。“中年の現実”に立ちはだかる壁

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-05-17 06:00
投稿日:2025-05-17 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.246〜女性編〜」では、仕事の売上が激減した夫・ヨウスケさん(仮名)への不満を募らせる妻・紗希子さん(仮名)の苦悩をお届けしました。
 では、ヨウスケさんは今の家計や夫婦関係をどう受け止めているのでしょうか。

48歳、ヤバいのはウチだけじゃない

「ヤバいですよ、ウチの家計。っていうか、世の中全体的にヤバいんじゃないですか?今。

 お米もないし物価も高いし、今までみたいな生活ができなくなっていますよ。

 ウチは毎日の生活にヒーヒー言ってますけど、それでも生きていかなくちゃいけないんで、なんとか踏ん張って生活しているって感じです」

 夫婦ともにフリーランスであるヨウスケさん。コロナ禍までは順調だった売上が、コロナ禍が明けた今になってグングンと下がっていると話します。

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単価も下がり、仕事の量も激減

「予想外だったんですけど取引先の業績も悪くなっちゃって、単価を下げられてしまったうえに仕事の量も減りました。

 まいったなぁ…というのが、正直な気持ちですね。

 20年近く取引してきている会社さんなんで、仕事を切られなかっただけありがたいのかもしれないけれど…。

 僕はフリーランスって言ってもその会社からの業務委託だけでやってきた人間なんで、他の会社の仕事って知らないんですよ」

 ヨウスケさんは当初、業績悪化が一時的な話かとのんびり構えていましたが、社会情勢や物価の状況などから先行きが見通せず「このままではヤバい」と痛感。

 夫婦でも家計についての話し合いが繰り返されていますがーー。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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