「対岸の家事」一ノ瀬ワタルが“理想の夫”すぎる!“ヤンキー力士”と真逆の癒やしキャラで女性人気沸騰中
春の連ドラ一番の“癒やしキャラ”といえば、この人だろう。一ノ瀬ワタル(39=写真)。TBS火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」に、主演の多部未華子(36)の夫役でレギュラー出演中だ。
多部が演じるのは2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦・村上詩穂。一ノ瀬は、その夫で居酒屋店長の“虎朗”を演じている。
「『対岸の家事』の世帯視聴率はこれまでの平均で6%ぐらいと、そう高いほうではないんですが、人気の指針となっているテレビの無料動画配信サービスTVerのお気に入り登録数は119万超え(5月23日現在)と、春ドラマの中ではフジテレビ月9『続・続・最後から二番目の恋』に次いで堂々の2位となっています」(スポーツ紙芸能担当デスク)
主演の多部の、男女や世代を問わない好感度の高さが、この好記録の大きな要因であることは間違いない。さらにドラマの内容も視聴者の心をしっかりと掴んでいるようだ。
「詩穂が、価値観がまるで違う“対岸にいる人たち”と時にぶつかり、励まし合い、協力し合って日々を乗り越えていく。現代におけるシビアな問題が毎回織り込まれますが、深刻になり過ぎない絶妙な塩梅で1話の中に収めているのがいい。多部さん見たさの視聴者は多いと思いますが、続けて視聴しているうちに、一ノ瀬さん演じる何とも愛らしい虎朗のファンになった人も多そうです」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏。さらにこう続ける。
「一見コワモテですが、実はいつもニコニコ顔の愛妻家で、娘も猫可愛がりする虎朗。演じる一ノ瀬さんの笑った時のあの細い目に癒やされます。第2話で、虎朗が『俺の給料はさ、(詩穂と)2人で稼いでいるようなもんじゃん』と詩穂のご飯をおいしそうに食べながら笑顔で話す様子。あの瞬間、日本の全妻が感動で沸いたのではないでしょうか」
■他の俳優さんでは絶対に替えがきかないような味がある
実際、第2話放送直後は、この虎朗のセリフがSNSで大きな反響となり、《全夫に見習ってほしいマインド》《言われてみたい》《名セリフ》なんて絶賛コメントが相次いだ。あるドラマ制作会社スタッフが、一ノ瀬についてこう話す。
「元プロ格闘家ならではのガタイの良さを生かし、Netflix配信の主演ドラマ『サンクチュアリ -聖域-』のヤンキー力士、猿桜役で一気にブレイク。今回の連ドラ出演で、幅広い層や世代にさらに知名度がアップしたと言えるでしょう。演技はまだ荒削りなところがありますが、他の俳優さんでは絶対に替えがきかないような味がある。おそらく、これからも長く芸能界で重宝される役者さんになるかと」
前出の山下真夏氏は「バラエティー番組などで見る一ノ瀬さんは笑顔が可愛らしく、それが今回の虎朗にピッタリとハマった。ドラマの公式インスタグラムの動画で一ノ瀬さんと、娘の苺を演じる永井花奈ちゃんの初対面時の動画がアップされていますが、虎朗ファンの皆さんにはぜひ見ていただきたい。初対面の2人が少しずつ仲良くなる《尊い動画》で癒やししかありません」と笑う。
その動画は「対岸の家事」公式インスタが配信しており、再生数は現在280万と、他の動画と比較してもかなり“回っている”状態だ。《ワタルさんにホッコリした》《一ノ瀬さんの中身が虎朗のまんまで素敵》など、170近い熱いコメントが書き込まれている。粗暴な役柄から理想の夫まで。一ノ瀬の振り幅はどんどんと広がっているようだ。
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