ひぇぇ~! 恐るべき「ドクダミ」の繁殖力…引っこ抜くのは絶対NG。罪悪感もお金もかけない除去方法は?

斑目茂美 開運花師
更新日:2025-06-04 06:00
投稿日:2025-06-04 06:00

3年かかって効果実感

 宿根草のドクダミは、冬の間は地上部の葉は消えますが春先になると芽が出てきます。芽がボチボチ目立ち始めた頃に引っこ抜きたく気持ちにもなりますが、この行為絶対NG!でござんす。

 地下茎で増えていくドクダミは、根っこを引きちぎれば引きちぎるほど先が分岐して、数日で地上部は更に倍に増えるのでございます…。

 絶大な効果がある方法は、地上部の根本をハサミで切るだけ。これを地道に続けていくと群生状態だった我が家の庭のドクダミが激減しました。まぁ、3年かかりましたが。正直、半信半疑でしてが、驚愕の成果でございます。

 地上部の根本を切られたドクダミは葉が無いため、地上部での光合成ができなくなり、やがては地下茎にも栄養が届かず、枯れていきます。ドクダミチンキを作って活用しているワタクシにとっては、我が家の庭からドクダミの白い花を拝めなくなり、嬉しくもあり寂しくもあり…。複雑な気持ちでございます。

食すドクダミ

 ドクダミを食すといわれても、日本ではせいぜい「ドクダミ茶」ぐらいしか思い当たらないのでは?

 しかーし、アジア諸国では普通に食材として活用されています。。初めてベトナムに貧乏旅行した時も、山盛り状態のハーブの盛り合わせには当然IN!ライスペーパーにはさんで生で大量摂取でございます。

 中国ではドクダミの根っこは炒め物や揚げ物などに使われておりますな。お国が変われば扱いも変わりますが、やっぱり味は変わらず通好みする独特のクセがございますよ。

購入するドクダミ

 猫店長「さぶ」率いる我が花屋。カントリー風情にも程がある神奈川の片田舎にございますが、ドクダミは当然野に勝手に生えております。

 ところが、都会ではドクダミは花屋でわざわざ買う物なのでございますよ! 花市場でも見かけた時は、「なんでー!」と思わず叫んでしまいました。

 ドクダミと一口でいっても色々ございます。八重咲のドクダミはとっても可愛いらしいビジュアル。思わず苗をいただき植えたところ、2年後にはやはり地獄を見ることに…育てるなら、地植えは絶対にやめましょう。

 鉢植えでの生育を、強くお願いいたします。

 繁殖力旺盛なドクダミは、生育をコントロールすれば美しい花を愛でることも、無料の薬としても役立ちます。

 ドクダミの白い花がアナタに安らぎを与えてくれることを…遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ〜。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


これって洗礼? 新参者が震えた恐怖のグループLINE3選…質問したらママ友達から既読無視をくらう
 すでに出来上がっているグループLINEに入るときは少なからずドキドキしますよね。そんな新参者の気持ちを和ませてくれる人...
【数字記号探し】「∽」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますよう...
《体調不良につき休演》投稿で飛び交う憶測…。無理しちゃったストリッパーに見えた?
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
無意識が怖っ。同性から嫉妬されやすい女性の特徴5つと賢い対策法
 女性の中には、「なぜか同性から嫌われる」という人がいます。相手に何かしたわけでもないのに、初対面から嫌な態度を取られた...
【ユニクロ】開店前に行列500人!? タマタカ店限定ロンハーマンとのコラボTシャツ、初日“惨敗”ルポ
 ユニクロ(UNIQLO)は3月20日、「玉川高島屋S.C」(東京都世田谷区)南館4階に世田谷エリア最大級の大型店「ユニ...
酒飲みは要注意! 厄介客の情報は共有される…。恐るべし、スナックママ達の深夜集会
「本当は内緒にしてって言われてるんだけど…」から始まる会話、女性ならほぼ100%したことありますね。もちろん同じ会話がス...
女の子ママが心底めんどくさい!と思う5つの瞬間。子の性別によって親の悩みも変わります
 子どもの性別によって親の悩みも変わるもの。とくに女の子をもつママは、ママ友や同性という親子関係の中で「めんどくさい」と...
にゃんたま島に春が来た♡ 桃の花の“玉座”に降臨する「たまたま」様
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ドン引きした卒業式での非常識エピ5選。赤ちゃんが終始ギャン泣きで…感動シーンが台無しに
 卒業式は門出。本来なら感動シーンですが、非常識な人の言動によってぶち壊された卒業式もあるようです。いったいなにが起きた...
「マーガレット」はズボラ初心者でも簡単! 元気な花を見ると不思議な力が…認知症の母もお世話になった
 合格祝いと卒業祝い、加えてお彼岸と、お花の需要が爆上がりシーズンは仕入れ価格も爆上がりw。身体もお金も忙しいお花屋の3...
デキる系おじ様vsキャリア系女子、我が街のポンコツ商店会にも今どきな人間模様が…!
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
「カリカリしちゃダメよぅ」と絡まれた中年男に再び遭遇。男性の“更年期障害”ってどんな感じ?
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
いい加減、夫に卒業してほしいこと5選。妻たちの切実な叫びを聞いてくれ
 幼稚園や学校を卒業する我が子の姿に、頼もしさや達成感、そしてちょっと寂しさを感じている女性は多いのではないでしょうか。...
女性が営業職を続けるのは無理かもしれない…。がっつりフルで働いて痛感する“令和の働き方”とは?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  今回は仕事の話。...