更新日:2025-06-07 06:00
投稿日:2025-06-07 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.249〜女性編〜」では、生活水準を下げられず、家計が火の車になりつつある妻・絢子さん(仮名)が、夫・コウタさん(仮名)に、地方への移住を提案しました。なかなか同意しないコウタさんに綾子さんの苛立ちは募るばかりで…。
44歳、物価高を痛感する日々
「本気で、物価高が大変なことになっていますよね。ウチは共働きでけっこう稼ぐほうだと思うんですけど、それでもここ数年で暮らしがかなり苦しくなりました。娘にまだまだ教育費がかかるんで、そこも不安ですね。
だけど俺も妻もサラリーマン。どんなに仕事を頑張っても劇的に給料が上がるわけではありません。とりあえず今の収入でなんとかするしかないんですよね。それなのに、最近になって妻が『地方に移住したい』って言い出して、困っています」
都心を離れたくない
夫婦ともに自由度の高い仕事をしているものの、コウタさんは頻繁に都心のオフィスに行かねばならず、都心部以外への転居は考えられないと話します。しかし妻は生活水準を維持するために、地方都市へ移住するしかないと意見を曲げません。
「地方都市に住んでも、出社の交通費は会社がもってくれるからそこはいいんですけどね。ただ、住む場所が変わると感性も変わるし、仲間たちと今みたいに会えなくなる。それが嫌なんですよ。
ほら、ビジネスマンってセンスも大事じゃないですか? おしゃれな暮らしを維持できなければ、自分の考え方もダサくなる。コロナ禍をきっかけに地方都市に移住した友人が何人かいますが、みんな都心の一等地に住んでいた頃よりも、鋭さが消えちゃった気がしますね。
まぁそれもまた、本人の選択なんでしょうけど。俺は仕事をしていくうえでの鋭さを失いたくないんですよ。それに…」
ここまで話したあとに、深呼吸をしてから話を続けるコウタさん。
ラブ 新着一覧
「5年後に離婚する主婦」というインパクトのある名前をつけてTwitterや各SNSで発信しているまめです。
「コクハク...
「2度と浮気はしない」と誓った彼が、再び浮気をしたらどうするのが正解なのでしょうか? 2回目の浮気が発覚した彼への対処法...
昔から男性の浮気に苦しむ女性は後を経ちませんよね。中には「男は浮気する生き物」と割り切っている人もいるかもしれません。...
何歳になっても、失恋は心を大きくえぐられるような痛みを伴いますよね。でも、つらい失恋の時期、友達からのちょっとした一言...
2022-12-11 06:00 ラブ
夫が不倫にハマり、悩んでいる妻は多いようです。中には、ただでさえ夫に裏切られて、怒りや悲しみや今後の不安で頭がいっぱい...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.120〜女性編〜」では、半同棲にある恋人・ツヨシさん(41歳・仮名)がモラハラを始めたことに...
あなたが何気なく言った一言で、彼はあなたに幻滅するかもしれません。
男性陣の【彼女に言われて幻滅した一言】をエ...
今不倫をしている女性は「この幸せはいつまで続くんだろう」と、漠然とした不安を抱えているでしょう。でも、もし【長続きする...
夫に浮気され、つらい思いをしている女性に対し「どうして離婚しないの?」と疑問を持つ人もいるでしょう。あるいは「浮気を許...
もうすぐクリスマス。今年もクリぼっちなんだろうなぁ……と、諦め気味の女性も多いようですが、諦めるのはまだ早いのです。
...
亭主関白の時代は、はるか昔に終了し、出世にも恋愛にも淡々としている「草食系男子」が多いといわれています。
今狙って...
「男は女の涙に弱い」とよく言われていますよね。そのため、涙を武器にしている女性もいるでしょう。ただその涙、男性には嘘泣き...
世の中には「え!?」と驚きを隠せない理由でフラれた女性がいるようです。「好きじゃなくなった」「他に好きな人ができた」と...
おひとり様生活が長いと、心地よいライフスタイルが確立しますよね。「やっぱりひとりが楽!」なんて思いながらも、心のどこか...
婚活って、想像以上に大変ですよね。一人で婚活パーティーなどのイベントに参加していると、くじけそうになることもしばしば…...