前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2025-06-16 06:00
投稿日:2025-06-16 06:00

「『アイドルになりたい』と思ったことない」

 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりたい』と思ったことないですよ、私」と断言し、「なんか間違えちゃった。私は騙されたと思ってます」と冗談半分に語り、笑いを誘っていました。

 そんな前田敦子について、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地さんはどういった見解なのでしょうか。

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  ◇  ◇  ◇

前田 敦子(俳優、33歳)

AKB総選挙1位の絶対的エース

 2005年に誕生したAKB48は今年20周年。そして前田敦子様と言えば、AKB48が社会現象を巻き起こしていた全盛期の絶対的エースでした。

 第1回・AKB48選抜総選挙(2009年)で1位を獲得。グループ内の人気上位7名を指す「神7(カミセブン)」の筆頭として、2012年に卒業するまで国民的アイドルグループの人気を引っ張っていた敦子様。それゆえに「『アイドルになりたい』と思ったことない」発言は物議を醸すことになったのです。

 AKB48ファンのなかには、グループ活動に全力を注いでいなかったのかとか、グループを踏み台にしたのかとか、そんなふうに感じてしまって悲しみや怒りの念が沸き起こった人がいるのでしょう。

 ただ敦子様はもとから女優志望であったことはたびたび公言していましたし、グループ在籍時から俳優活動にも積極的。

 AKB所属時代にドラマ『Q10』(2010年/日本テレビ系)のヒロインや、ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』(2011年/フジテレビ系)の主役を務め、卒業後も数々のドラマや映画に精力的に出演。現在放送中のドラマ『人事の人見』(フジテレビ系)でも2番手キャストとしてヒロインポジションを演じています。

堺屋大地
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。
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