頼れる存在のはずだった義母が…
義母との出会いは8年前。夫と付き合っている頃から親交があった義母。50代ながらエネルギッシュで趣味もあい、結婚してからも親交を深めていました。実母よりも仲が良かったと思います。
そんな義母だったので、夫の不倫が発覚した時には義両親揃ってお説教に駆けつけてくれました。「次やったら勘当」との言葉も飛び出すほど、真剣に叱ってくれたんです。
はじめての妊娠中に不倫され、メンタルがどん底に落ちていた私は、当時その姿にとても救われました。
その後も義母は、私と二人になるタイミングを見計らっては「最近は(夫が)なんかやらかしてない?」「その後浮気はされてない?なんかあったら言いなよ」と気遣う言葉をかけてくれる頼もしい存在でした。
しかし、それから数年。夫の不倫が原因でついに離婚話に。夫の不倫について、耳を疑う言葉を投げかけてきたのです。
義母「妊娠中の不倫は時効でしょう」
離婚話をすすめるなかで、時々煮え切らない態度も見せるようになってきた夫。「そっちがやり直すつもりがあるなら俺はそれでもいいけど?」とうわごとを言い出したりして話し合いが膠着していた時期に、義母がこんなことを言ってきたんです。
「不倫っていっても5年も前のこと。妊娠中のことだし、あれは時効でしょう。考え直してみる気はないの?」
そもそも、私の頭に夫との離婚がよぎるようになったのは妊娠中の不倫がきっかけ。だけど、「子どもが生まれたら変わるかな」「ひとりで育てていけるか不安」「嫌いになったわけじゃないし」と一度は再構築を選びました。
しかも、義母の母である義祖母からも「うちのおじいさんも浮気性だったけど、子どもが生まれたら遊びが止んだ。あの子はうちのおじいさんに似てる。生まれたらきっと大丈夫」と言われ、完全にその気になって期待していたんですよね。
そうやって辛い記憶とも向き合いながら夫婦としてやってきたけど限界が来て、ついに離婚の覚悟を決めたところに「不倫は時効」って。こちらはいまだに人生最大のトラウマなんですが…。
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