テレビマンが語る中居正広氏の“ウラの顔”…古市憲寿氏が擁護の文書を第三者委に送り“場外乱闘”ボッ発

更新日:2025-06-16 17:03
投稿日:2025-06-16 17:00

 社会学者の古市憲寿氏(40)が、自身のXで「X子さん側の代理人弁護士宛に質問状を送付した」と12日に明かし、波紋を呼んでいる。

 中居正広氏(52)と元女子アナのX子さん(=「週刊文春」の表記)の間に起きたトラブルについて、かねてからX子さん側の証言や第三者委員会の対応に疑問を呈していた古市氏だが、今回は全8ページに及ぶ文書を送り、より踏み込んだ形となった。

 文書では、「失恋事案」発言の真偽、9000万円と報じられた解決金の報道は事実か、示談書の漏洩元など7項目にわたって、“確認”を要求。これに対しSNS上では、《なぜ他人がここまで?》との声が起きている。まるで中居氏の代理人のような振る舞いに、《どの立場から言っているのか分からない》といった疑問の声があがっているのだ。スポーツ芸能担当記者はこう話す。

「一方で、古市氏の行動に理解を示す声も少なくない。弁護士の橋下徹氏(55)も同様に第三者委の報告に疑問を呈しており、『旬感LIVE とれたてっ!』(カンテレ=5月14日放送)では、中居氏側からの話を聞いたと明かしたうえで『当日の状況を見てもらえれば、こういうふうに「性暴力」だとか、少なくともこれだけ社会的制裁を受けるような話ではない、と感じる人も僕はすごい増えると思う』と発言していますが、有識者の中でも意見は割れています」

 中居氏サイドは、中居氏の言動をWHOの基準による「性暴力」と認定したことに対し反論を続けていたが、第三者委は、6月3日、当該女性に二次被害を与える危険性があるため、これ以上のやり取りは差し控えると突っぱねていた。

 しかし、ここへ来て、第三者による“場外乱闘”に発展した格好だ。中居氏とも関係があったさる民放テレビマンはこう話す。

「古市氏は、《ただ『週刊文春』記事に「私や私の代理人に確認もせず」という一文があったこと、また看過できない誤認があったため、この質問状を出すことにしました》と説明していますが、もともと中居氏とは『中居正広の土曜日な会』で共演経験もあり、中居氏寄りの発言をしていました。ただ実際、中居氏が『性暴力』と認定された時は、中居と仕事をしたことのある多くの関係者はにわかには信じられないという人がほとんどでした。それまでの中居氏は、収録では、いつも『叙々苑弁当』を大量に差し入れ、共演者やゲストはもちろんカメラマンから下っ端のADにまで気を使い、番組を盛り上げるために全力を尽くすまさにプロで、多くの関係者から慕われていましたから。古市氏もそういう思いはあるのかもしれません」

 その一方で、こう続けた。

「しかしそれと密室で何が起こったかは別なんです。中居氏がなんと言おうと、それは当事者通ししかわかり得ないことです。だいたい事件を起こして誰かが逮捕されたりすると、近所の人や同僚は、『全然そんなことをする人には思えなかった』とか、『いつも挨拶して、感じのいい人だと思っていた』とか言うでしょう。一度、示談が成立し、中居氏は『全責任は私個人にあります』として引退している中、第三委が出した結論に不服があるのなら、正式に法廷で異議申し立てをしたほうがいいのではないでしょうか」

 一方で、被害者女性側は、酷い誹謗中傷に悩んでいることを「文春」で吐露している。いずれにせよ、この問題、第三者の介入で、さらに混迷を極めてきたと言えそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 中居氏、フジテレビ、第三者委員会、そしてフジテレビの親会社の株主、さまざまな思惑が絡むこの問題については、【関連記事】も必読だ。

エンタメ 新着一覧


【募集】秋ドラマ何見てる?『海に眠るダイヤモンド』『わたしの宝物』など注目&ガッカリを教えて!
 コクハクでは2024年秋ドラマを対象としたアンケートを実施します。あなたが現時点で「面白い、期待している」ドラマ、そし...
皆さまのNHKが、ギャル文字に字幕解説をつけた!
 博多ギャル連合(ハギャレン)のルーリー(みりちゃむ)は、真夜中に天神界隈でブラブラ歩いている時に男たちに囲まれ、そこに...
桧山珠美 2024-10-12 06:00 エンタメ
銀縁メガネの特徴で「福西のヨン様」と新聞の見出しまで躍っちゃうの?
 結(橋本環奈)は、同じ糸島東高校で幼なじみの陽太(菅生新樹)が出場する野球の試合を、書道部の先輩・風見(松本怜生)や恵...
桧山珠美 2024-10-10 18:24 エンタメ
ハギャレンメンバーで唯一、ホンモノのギャルは誰でしょう?
 博多ギャル連合(ハギャレン)の総代でギャルのルーリー(みりちゃむ)から半ば脅迫された結(橋本環奈)は、書道部の風見先輩...
桧山珠美 2024-10-08 16:50 エンタメ
眞栄田郷敦離婚からの高良健吾×田原可南子“結婚&妊娠”Wおめでた報道に抱くもの
 あのゴードンが帰ってきました。「きかんしゃトーマス」のゴードンではありません。眞栄田郷敦のことです。  父親(千...
『極悪女王』は“嫌われ女”3人の逆襲か。ゆりやん、剛力彩芽、唐田えりかが必然だったワケ
 9月19日にNetflixでドラマ『極悪女王』(全5話)が配信開始されました。ゆりやんレトリィバァさん演じるダンプ松本...
timelesz 菊池風磨に「優秀な面接官」と称賛。人事のプロはどう見た?
 9月13日より配信が開始されたオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(Netfl...
【写真特集】上村愛子×皆川賢太郎 結婚発表会見は“白のペアルック”、満面の笑みでカメラ目線も
【この写真の本文に戻る⇒】“冬季五輪夫婦”上村愛子&皆川賢太郎離婚の衝撃。「円満離婚」するカップルは揉めてないのは本当か...
クズのくだりに違和感。マツケン演じる栄吉のカラオケは「おむすび」の名物シーンに?
 天神のゲームセンター近くでギャルたちに出くわした結(橋本環奈)が、しつこく博多ギャル連合(ハギャレン)への加入を求めら...
桧山珠美 2024-10-03 17:05 エンタメ
15分の放送がとても長く感じるのはなぜ?平成ギャルと視聴者の戦いかも
 書道部に入った結(橋本環奈)は、先輩の風見(松本怜生)の言動に心ひかれるようになり、青春を謳歌している気分になるが、ク...
桧山珠美 2024-10-02 17:10 エンタメ
そう来たか!橋本環奈の台詞「“朝ドラ”ヒロインか!」に込められたメッセージは…
 平成16年、福岡県糸島で農業を営む父・聖人(北村有起哉)、母・愛子(麻生久美子)、祖父・永吉(松平健)、祖母・佳代(宮...
桧山珠美 2024-09-30 17:30 エンタメ
菅田将暉『眉毛 なぜ』の話題で持ち切り。菅田3兄弟から目が離せない!
 菅田将暉(31)は見るたびに印象が違います。たとえば、先日の「あさイチ」(NHK)プレミアムトークに出演した際は、「デ...
ニコイチだった目黒蓮「海のはじまり」と松村北斗「西園寺さん」、株を上げたのは…?
 夏ドラマで“シングルファーザー”設定かぶりで話題となった、Snow Man・目黒蓮さん(27)主演の「海のはじまり」(...
こじらぶ 2024-09-28 06:00 エンタメ
ヒロインがすでに亡くなっている…! “地獄の道”を歩んだ佐田寅子は特別な女性だったのか?
 さまざまな仕事をかけ持ちし、多忙な毎日を送る優未(川床明日香)。花江(森田望智)もひ孫に囲まれ平穏に暮らす。航一(岡田...
桧山珠美 2024-09-28 06:00 エンタメ
なぜ『内村プロデュース』は伝説の番組に? 有吉弘行らから見える内P愛
 来たる9月28日、『内村プロデュース』(テレビ朝日系)が『祝!内村光良還暦祭り 内村プロデュース復活SP!!』と題して...
桂場の甘味好き、愛を語る家裁メンバー…「虎に翼」の登場人物は愛すべき人たちばかり
 最高裁大法廷では、いよいよ美位子(石橋菜津美)の事件の判決が出されようとしていた。寅子(伊藤沙莉)は早朝、よね(土居志...
桧山珠美 2024-09-25 17:10 エンタメ