独りはイヤ、でも彼氏はいらない…そして「彼女」を探すようになった女性たちのココロの中

内藤みか 作家
更新日:2025-06-19 06:00
投稿日:2025-06-19 06:00
 近ごろ「彼氏はいらない」「結婚もしなくていい」という女性が増えてきました。

 生涯未婚率も上昇しているなか、新たな選択として「彼女がほしい」と考える女性たちが出てきています。

なぜ「男性はいらない」と考えるのか

 女性たちが「男はいらない」と考える理由のひとつに「服従したくない」というものがあります。結婚や同棲を始めた途端、なぜか料理や掃除の担当が女性になっていたという悩みをよく聞きます。

 男性は何もしないか、女性が「これをやって」とお願いしたものしか手伝いません。結果、女性側が今までよりも家事労働量が増え、損をした気持ちになり、こんなことなら独りのままでいればよかったと後悔してしまうのです。

 また、ケンカした際に暴力的な言動をされて怖い思いをすることもあり、女性がまともに戦ったら勝てないから、仕方なく相手の言い分を受け入れることがあります。

 そうした屈辱を味わった女性たちは、「対等な関係を築けないのなら、もう男性とは付き合いたくない」と考えるようになってしまいます。

【関連記事】やっぱり男性と一緒のベッドで眠りたい…そんなアラフォー・アラフィフ女性が増えた切実な理由

「彼女なら欲しい」という理由

 男性なしで生きていくと決意をした女性たちですが、最近「彼女なら欲しい」という声をあちこちで聞くようになりました。ドラマや映画などで、女性同士の恋愛関係を描くものが取り上げられるようになってきたのも影響しているかもしれません。

 女性同士の関係は、生理痛などお互いに言葉に出さなくても分かり合えることが多く、家事も自然に分担できます。一緒に並んで料理をすることも楽しみなのだとか。男性と暮らすよりも圧倒的にストレスがかからないそうです。

 相手が忙しい時には、さりげなく家事を代わってくれたりというサポートができるのも女性同士ならでは。男性と暮らす場合、どんなに女性が忙しくても自分では料理を作らず空腹のまま女性の帰宅を待ち続ける人もいるそうなので、その負担感はかなりのものとなってしまうのです。

どこで彼女を見つけてる?

 とはいえ、みなさんどこで「彼女」を見つけているのでしょう。

 実はそうしたマッチングができるサイトがあり、そこで見つけたという人もいます。いいなと感じた相手にメッセージを送るものなので、男性とマッチングするものとそう違いはないそうです。

 また、趣味での活動がきっかけになったという人も少なくありません。オンラインゲームや同人サークル活動など、ディープな関わり合いをしていくうちに、恋愛感情が芽生えたというケースもよく聞きます。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「38と偽って」妊娠捏造、処置代カンパ…息を吐くように嘘をつく40女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-16 06:00 ラブ
察してちゃん、ずるくない!? 既婚者の彼が「別れたいサイン」で濁すワケ
 現在、既婚者の彼と不倫中の女性もいるでしょう。ただ既婚者の中は、関係を終わりにしたくてもハッキリ「別れよう」と言えない...
恋バナ調査隊 2023-09-16 06:00 ラブ
金持ちと結婚=幸せとは限らない? 意外と高い離婚率のワケ
 女性なら、多くの人が憧れる「玉の輿婚」。一見、経済的にゆとりがある結婚生活は、幸せでいっぱいのように思いますよね。でも...
恋バナ調査隊 2023-09-15 06:00 ラブ
チェリーな童貞男子ついに4割に…! あえて付き合うメリットとデメリット
 童貞男性は、私たちの想像以上に大勢います。出会った男性が童貞だったケースも実は結構あるものなのです。  童貞男性と付...
内藤みか 2023-09-14 06:00 ラブ
他人様に相談しにくい性事情、彼氏の“性欲”がつらい場合はどうする?
 いくら仲が良くても、彼氏との性事情は友達に相談しづらいですよね。 「つらい」と感じていても、1人で抱え込んでいる女性...
恋バナ調査隊 2023-09-14 06:00 ラブ
「どんな人がタイプなの?」紹介で“好みの男性”に巡り合うベスト返答
 年齢が上がってくると出会いの数も減ってきてしまいますよね。 「いいな」と思った人にはすでにパートナーがいたり、そ...
若林杏樹 2023-09-13 06:00 ラブ
元々彼も元彼も今彼も気がつけば…「モラハラされやすい女性」特徴5つ
 モラハラ男とは恋愛も結婚もしたくありませんよね。でも、元彼からも今彼からもモラハラを受けるのであれば、あなた自身になに...
恋バナ調査隊 2023-09-13 06:00 ラブ
恋愛めんどくさい!? モテるがゆえに逃げたくなる5つの瞬間があるらしい
 きっと誰もが1度は「モテモテの人生を味わいたい!」と思った経験があるでしょう。でも、モテたらモテたで悩みが尽きないみた...
恋バナ調査隊 2023-09-12 06:00 ラブ
夫に「他の男性としていい?」と聞いたら…レス9年目夫婦の現状は玉虫色
 以前からこのコラムでお伝えしていますように、筆者の夫婦はセックスレス状態がかれこれ8年間ほど続いています。  女...
豆木メイ 2023-09-12 06:00 ラブ
たとえ“出会いの主流”でも「マッチングアプリを使わない」納得の理由6選
 異性との出会いにマッチングアプリが欠かせなくなった時代ですが、世の中にはまだまだ「マッチングアプリは使わない」と言う女...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
墓場まで持っていく覚悟で…不倫カップル「密会デート」スポット5選
 既婚者の男性の70%、女性の30%が経験済みといわれているのが、不倫。読者の女性の中にも、もしかして不倫をしている方が...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
妄想は自由です!アプリもいいけど憧れる「ロマンチックな出会い方」6選
 現代の出会いの場といえば、マッチングアプリ。昔はマッチングアプリでの出会いはマイナスのイメージが定着していましたが、今...
恋バナ調査隊 2023-09-10 06:00 ラブ
結婚から介護まで直滑降かも…すごい年上を好きになったら覚悟すべきこと
 自分よりも年上の男性には、包容力や安定感など、なんとも言えない魅力がありますよね。10歳以上、年の離れた男性と結婚する...
別れたら彼女が不憫でしょ? セックスレスと冷めを自覚する30男の葛藤
「冷酷と激情のあいだvol.159〜女性編〜」では、半同棲中の恋人・カズナリさん(31歳・仮名)に対して、夜の生活を「生...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
夜のベッドインは「褒美デー」限定! 年下男調教中の34歳女が漏らす不安
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
タトゥーの入った彼と恋愛、そして結婚…心配する周囲との付き合い方は?
 最近では、ファッションとしてタトゥーを入れる人が増えていますよね。とはいえ、まだまだ日本はタトゥーや刺青に厳しい国とい...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ