毎日「君しかいない」と囁く男の“裏の顔”。SNSに私が一切存在しないのはなぜ?

まゆう
更新日:2025-07-14 11:45
投稿日:2025-07-14 11:45
 今やカップルの4組に1組がマッチングアプリで出会う時代。気軽に恋人探しができる一方で、「本当に信じていい人か?」と疑いたくなるような出来事も、少なくないようです。

 今回は、「彼の言葉を信じた自分を責めた」と語るカオリさん(仮名・30歳/広告系事務)に体験談を伺いました。“毎日好きだよと言ってくれた彼”の、まさかの裏の顔とは?

「好きだよ」「君しかいない」甘い言葉のオンパレード

 マッチングアプリで出会った彼は、まさに理想通りだった。

 年齢は私より2つ上の32歳。ITベンチャーで働いているという彼は、仕事ができそうな雰囲気で、見た目は少しワイルドな塩顔系。芸能人でいうと綾野剛を柔らかくしたような雰囲気で、最初のデートでも「友達に自慢できそう」と思ってしまったほどだった。

 LINEでは毎日のように「好きだよ」「君しかいない」「他の誰にも興味ない」なんて言葉をくれて、不安になる暇もないくらい甘やかしてくれた。朝起きたら「おはよう」、仕事の合間に「今日もかわいいね」、寝る前には「おやすみ、明日も大好き」。まるで“彼氏のテンプレ”みたいな愛情表現に、私は完全に心を許していた。

 付き合ってから3カ月。私の誕生日にはちゃんとプレゼントを用意してくれたし、体調が悪いときにはUberでおかゆを送ってきてくれたりもした。そのやさしさに、私はますます彼にのめり込んでいった。

 ただ、ひとつだけ気になっていたのが、彼のSNSに私の存在がまったく出てこないことだった。

【読まれています】38歳女性が堕ちたのは「色ボケ」ナルシスト男の罠だった。SNSのゴージャスな虚像に騙される女

「SNSは仕事関係の人も見てるから」とかわされて…

 恋人との写真や日常をさりげなく載せている人も多い中、彼の投稿は食事や風景の写真ばかり。

 私が冗談混じりに「デートの写真、タグ付けしようよ」と言ったときも、「SNSは仕事関係の人も見てるから、あんまりプライベート載せたくないんだよね」と返され、それ以上は聞けなかった。

 その時点では、あまり深く考えていなかった。恥ずかしがり屋なだけなのかも、と。

 でも、ある日──共通の知人から突然メッセージが届いた。

「ねえ、あの人って、〇〇ちゃんとも付き合ってない? 最近インスタで一緒に出かけてるっぽい投稿見たよ」

 血の気が引いた。にわかに信じられず、その人のSNSをチェックすると、確かに彼が写っている写真がいくつも上がっていた。

まゆう
記事一覧
 かつてちょっとだけ芸能の世界に所属。現在は縁あって、雑誌やWebメディアなどでライターとして活動中。エンタメ系から日常ネタまで、気になるあれこれを取材。楽しく読んでもらえる文章を目指して、日々ゆるっと執筆中です。

ラブ 新着一覧


他人様に相談しにくい性事情、彼氏の“性欲”がつらい場合はどうする?
 いくら仲が良くても、彼氏との性事情は友達に相談しづらいですよね。 「つらい」と感じていても、1人で抱え込んでいる女性...
恋バナ調査隊 2023-09-14 06:00 ラブ
「どんな人がタイプなの?」紹介で“好みの男性”に巡り合うベスト返答
 年齢が上がってくると出会いの数も減ってきてしまいますよね。 「いいな」と思った人にはすでにパートナーがいたり、そ...
若林杏樹 2023-09-13 06:00 ラブ
元々彼も元彼も今彼も気がつけば…「モラハラされやすい女性」特徴5つ
 モラハラ男とは恋愛も結婚もしたくありませんよね。でも、元彼からも今彼からもモラハラを受けるのであれば、あなた自身になに...
恋バナ調査隊 2023-09-13 06:00 ラブ
恋愛めんどくさい!? モテるがゆえに逃げたくなる5つの瞬間があるらしい
 きっと誰もが1度は「モテモテの人生を味わいたい!」と思った経験があるでしょう。でも、モテたらモテたで悩みが尽きないみた...
恋バナ調査隊 2023-09-12 06:00 ラブ
夫に「他の男性としていい?」と聞いたら…レス9年目夫婦の現状は玉虫色
 以前からこのコラムでお伝えしていますように、筆者の夫婦はセックスレス状態がかれこれ8年間ほど続いています。  女...
豆木メイ 2023-09-12 06:00 ラブ
たとえ“出会いの主流”でも「マッチングアプリを使わない」納得の理由6選
 異性との出会いにマッチングアプリが欠かせなくなった時代ですが、世の中にはまだまだ「マッチングアプリは使わない」と言う女...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
墓場まで持っていく覚悟で…不倫カップル「密会デート」スポット5選
 既婚者の男性の70%、女性の30%が経験済みといわれているのが、不倫。読者の女性の中にも、もしかして不倫をしている方が...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
妄想は自由です!アプリもいいけど憧れる「ロマンチックな出会い方」6選
 現代の出会いの場といえば、マッチングアプリ。昔はマッチングアプリでの出会いはマイナスのイメージが定着していましたが、今...
恋バナ調査隊 2023-09-10 06:00 ラブ
結婚から介護まで直滑降かも…すごい年上を好きになったら覚悟すべきこと
 自分よりも年上の男性には、包容力や安定感など、なんとも言えない魅力がありますよね。10歳以上、年の離れた男性と結婚する...
別れたら彼女が不憫でしょ? セックスレスと冷めを自覚する30男の葛藤
「冷酷と激情のあいだvol.159〜女性編〜」では、半同棲中の恋人・カズナリさん(31歳・仮名)に対して、夜の生活を「生...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
夜のベッドインは「褒美デー」限定! 年下男調教中の34歳女が漏らす不安
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
タトゥーの入った彼と恋愛、そして結婚…心配する周囲との付き合い方は?
 最近では、ファッションとしてタトゥーを入れる人が増えていますよね。とはいえ、まだまだ日本はタトゥーや刺青に厳しい国とい...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
現実ってやつは残酷です…久々のデートで“おじさん化”した夫にドン引き!
「この人と一生一緒にいたい!」と思って結婚した夫。しかし、長い年月が経てばそんな夫への想いも見方も変わるもの。今回は、久...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
年上女性好きは質問3つで見極め!新妻の約4人に1人が姉さん女房の朗報
 アラフォーになってから婚活を始める女性が増えています。そうした女性たちのなかには「どうしても年下の男性がいい」と、譲れ...
内藤みか 2023-09-07 06:00 ラブ
待て待て待て、金銭感覚の壊れ具合もA5級!高い買い物をする夫の対処法
 結婚してから、節約して将来のために貯金をしている人は多いですよね! それなのに、ある日突然、夫が相談もなしに高い買い物...
恋バナ調査隊 2023-09-07 06:00 ラブ
知った気になってない?「ドМな男性」の特徴と付き合い方のお作法
 男性には、女性に対し「守りたい」と思う庇護(ひご)欲が備わっているため、Sっ気のある人が多い傾向にあります。ですが性格...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ