いきすぎた熱心な教育は“虐待”になることも。よかれと思ってしているその行動が、愛する子どもを苦しめているかもしれません。
教育虐待してない? 熱心すぎる親のやりすぎ行動5つ
子どもの限界や悲鳴を無視した教育が「教育虐待」。疲弊した子どもが非行に走るなど、親の期待とは真逆の姿になる場合も少なくありません。このようなやりすぎ行動をしていないか、少し立ち止まって確認してみてください。
1. 過密スケジュールで習い事
「好きなことを見つけてほしい」「なんでもできる子になってほしい」と、毎日さまざまな習い事をさせている人もいるはずです。
でも子どもが疲れて頻繁に体調を崩したり、友達と遊ぶ時間も確保できなかったりしているのであれば、ちょっとやりすぎかも。子どもが自ら「やりたい」と言ったわけでなく、親が強制的にさせているのであればなおさらです。
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2. 交友関係に口出しする
「あの子とは仲良くしてはいけない」といったように、子どもの交友関係に口を出しすぎるのもよくありません。
仮に子ども同士でトラブルが起きたとしても、それも人生経験の1つ。問題をどう解決すればいいのか、友達とどう関わればいいのかを学ぶ大切な機会を奪わないように心がけましょう。
3. テストの点数や勉強時間を指定する
テストの点数や勉強時間を指定する親は意外と少なくありません。「90点以上を取れなければ夜ご飯は抜き」などと条件をつける親もいるようですが、これは立派な教育虐待です。
志望校や将来を親が勝手に決め、それに向けて努力をさせるのもやりすぎでしょう。子どもに不満が生まれるだけでなく、自分で物事を判断する力がなくなってしまいます。
4. 圧力をかける
子どもが指示通りに動かないからと、壁を蹴ったり子どもの大事なゲーム機を勝手に捨てたりしていないでしょうか?
子どもを脅すなど、圧力をかけて言うことを聞かせようとするのもいきすぎた危険な行動です。家でストレスや恐怖を感じる分、他所で問題を起こすようになる場合もあります。
5. 子どもの意見を無視する
子どもの「塾をやめたい」「もう習い事に行きたくない」という意見を無視し、無理やり通わせるのも危険な行為。子どもが「親に助けを求めても無駄」と思い、親を信頼しなくなるパターンも少なくありません。
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