《やたら出てない?》テレビ局の小泉孝太郎"推し"に疑問の声…バラエティーMCの実力と実弟・進次郎農相の影響

更新日:2025-07-10 17:03
投稿日:2025-07-10 17:00

《最近やたら出てない?》

 そんな声が聞かれるのが、俳優の小泉孝太郎(47)。孝太郎は今バラエティー番組に引っ張りだこ状態だという。9月にバラエティー番組「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日系)が終了し、10月からの新番組に孝太郎とタレントの石原良純(63)が起用されると報じられたのだ。孝太郎起用の理由は、6月放送の「石原良純のニッポン飛んで見た。」(不定期放送)にゲスト出演した回が好評だったためだという。

 孝太郎はほかにタレントのヒロミ(60)とMCを務める「オー! マイゴッド! 私だけの神様、教えます」(日本テレビ系)や今年4月にスタートした、高嶋ちさ子(56)とMCを務める「プラチナファミリー」(テレビ朝日系)などのレギュラー番組を抱える。

 孝太郎は元内閣総理大臣の小泉純一郎氏(83)の長男で、小泉進次郎農相(44)の実兄。石原も、作家で東京都知事などを務めた故・石原慎太郎氏の次男。10月スタートの新番組は、政治家一家で遠縁にあたる2人の冠番組となるもようだ。だが、SNSでは孝太郎の起用に《好青年で育ちの良さがにじみ出て安心感があります》といった声の一方で、《好感度よくても出すぎと思う》《最近の小泉孝太郎推しは何なんだろう》などと露出が急増した背景を疑問に感じているようだ。

■バラエティーを席巻する華麗なる一族

「孝太郎さんはこれまでもバラエティー番組に出演していますが、23~24年ごろから単発番組も含めて冠番組が急増した印象。最近は、良純さん、長嶋一茂さん、高嶋ちさ子さんと芸能界の"華麗なる家庭"出身者がバラエティー番組界を席巻しています。視聴率も安定しているからでしょう。そして、バラエティー番組ではこのメンバーに芸人を加えた組み合わせが、固定化されています。このキャスティング案に、ひと世代若い孝太郎さんが入ったわけです。特に個人的なスキャンダルがなく、話し方や雰囲気から家柄や育ちの良さがうかがえるのは大きいでしょう」(制作会社関係者)

 2002年の芸能界デビュー時から、純一郎元首相の息子であることをオープンにしている孝太郎。俳優としても、下積みなくコンスタントにドラマ出演を果たしているが、近年は刑事ドラマが中心。2時間サスペンス枠が減ったこともあってか、ここ数年は俳優業よりも、バラエティー番組のMCとしての存在感が大きい。

「主演俳優を務めるには同世代にライバルが多い。とはいえ、バラエティータレントとしては、トーク力に定評があるタイプでもない。やはり好感度の高さがウリでしょう。そして、次期総理大臣の可能性もある進次郎氏の実兄であることも無関係ではないでしょうね。兄弟仲は良いですし……。テレビ局にとって有力政治家とのつながりは不可欠ですから」(前出の関係者)

 孝太郎がMCを務めれば、家族の話題も避けられないだろう。進次郎氏にとっても人気のある兄の活躍はプラスに働く?

  ◇  ◇  ◇

 実弟は批判されてばかりのようだ。関連記事【こちらも読む】進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐…では、小泉進次郎氏に浴びせられるネット上の厳しい声について伝えている。

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」最後まで毒親だった登美子(松嶋菜々子)。去っていく彼女に問うてみたいこと
 受験したのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の明暗が分かれる。静まり返った柳井家で、寛(竹野内豊)たちに頭を下げる嵩。そこ...
桧山珠美 2025-04-26 12:50 エンタメ
春ドラマの評判を調査!『最後から二番目の恋』は令和の鬼渡?『あんぱん』『対岸の家事』の感想は
 2025年4月期も話題のドラマが続々スタート! 多すぎてどれを見るのか迷ってしまう…。そんな人のために忖度なしでドラマ...
「あんぱん」千尋(中沢元紀)は本当に良い子…史実どおりの展開なのか。しょくぱんまんのようなイケメンだ
 けんかした嵩(北村匠海)と千尋(中沢元紀)に、寛(竹野内豊)は改めて後継ぎはいらないと告げる。そして、何をしながら生き...
桧山珠美 2025-04-23 17:51 エンタメ
こうでなくちゃ! 志尊淳の正解を「恋は闇」で見た。いい人よりも“妖しい姿”に妄想が駆り立てられる
 新ドラマ「恋は闇」(日本テレビ系)の志尊淳が良きです。  前クールの「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった...
「あんぱん」なんて贅沢!今が旬、河合優実の“目で語る”表現力と色気に驚く。俳優・ソニンのEE JUMP感を消した演技も見事
 なりたい夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じ...
桧山珠美 2025-04-21 14:23 エンタメ
怪演・市原隼人に「ヤバい超大物」2人が熱烈ラブコール。迫真すぎる“ガンギマリ”の演技がモテる理由か
 大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)にて、盲目の大富豪にしてゾクッとする異様な雰囲気を放つ鳥山検校を怪演...
堺屋大地 2025-04-21 06:00 エンタメ
ラランド・サーヤは「名誉男性」なのか? お笑い界の“女すぎる”という悪口に思うこと
 ラランド・サーヤが参加するバンド「礼賛」が大阪で行ったライブで、痴漢行為が発生。被害女性がSNSで被害を訴えたことで発...
帽子田 2025-04-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」松嶋菜々子の“毒”さえチャーミングにする厄介な美しさ。ドキンちゃんにも見えてしまった
 8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然帰ってくる。登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を...
桧山珠美 2025-04-19 06:00 エンタメ
「あんぱん」登美子(松嶋菜々子)の登場が不穏…色っぽいけど。貴島中尉(市川知宏)は“あのキャラ”を意識?
 新聞社に出した漫画で賞金をもらい、ご機嫌の嵩(北村匠海)。一方のぶ(今田美桜)は、パン食い競走で転びそうになったところ...
桧山珠美 2025-04-17 16:02 エンタメ
カトパンへの嫌味に物議…新井恵理那は承認欲求のカタマリか、悪役を演じる聖人か?
 昨年3月、8年間出演して総合司会も務めていたテレビ朝日系の朝の情報番組『グッド!モーニング』を降板したフリーアナウンサ...
堺屋大地 2025-04-17 06:00 エンタメ
【募集】春ドラマ何見る? 面白かった&ガッカリを教えて!『最後から二番目の恋』『あんぱん』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「期待している」「面白...
笠松将、柳楽優弥を超えなければと思っていた。俳優業の“わからなさ”は「自分自身にビビッている感覚」『ガンニバル』シーズン2インタビュー
“この村では、人が喰われているらしい……”    2022年の年末にディズニープラス スターにて独占配信がスタートす...
望月ふみ 2025-04-15 06:00 エンタメ
「あんぱん」嵩(北村匠海)の“ジェラシー”がなんとも可愛い! 寛(竹野内豊)の診察シーンが見たかった
 昭和10年、高等女学校の5年生になったのぶ(今田美桜)は、ある日、貴島中尉(市川知宏)と再会。祭りのパン食い競走で使う...
桧山珠美 2025-04-14 19:03 エンタメ
15分の朝ドラで高揚感を得られるんだ! のぶ&嵩の“子役最終回”が見せた未来の夫婦関係
 久しぶりに登美子(松嶋菜々子)の顔を見て胸がいっぱいになる嵩(木村優来)だったが、登美子は困惑した表情を浮かべる。のぶ...
桧山珠美 2025-04-12 06:00 エンタメ