「価値観が昭和なんですよ」義父のセクハラが不快すぎる。止めない夫にも憤る39歳女性の嫌悪感

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-08-02 11:45
投稿日:2025-08-02 11:45
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。

 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

39歳、義父の言動に不快感

 39歳の英里さん(仮名)は、結婚2年目。2歳年下の夫・ヨウスケさん(仮名)とは行きつけのバーで意気投合し、スピード婚だったそうです。

 ふたりのあいだにはまだ子どもはいませんが、英里さんは42歳までは妊活を続けるつもりでいますが…。

「義父が私の母親にセクハラを繰り返すんです。このままなら離婚するしかないと悩んでいます」

 義父は「家族だから〜」を理由に、実母に対したびたび失礼な言動をしており、英里さんは不快感を抱き続けています。

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義両親の夫婦仲は冷え切っている

「夫の父親は、20年以上にわたって妻、つまり夫の母親と別居生活を送っています。

 別居の理由は、義父の浮気だと聞いています。

 義母は離婚を望みましたが、義父が絶対に認めなかったのと、当時は夫の弟が不登校で大変だったため、いったん別居生活を選んだそうです。結局、再び同居することはなくそのままになっていると夫から聞いています。

 義母は両家の家族行事にも出てきません。夫婦仲はかなり冷え切った状態なんでしょうね」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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