日本人に足りないものを持ってるプロ
仕事絡みでも女性絡みでもトラブルが枚挙にいとまがない優一様。
そんな優一様は、“日本人に足りないものを持ってるプロフェッショナル”に思えて仕方ありません。
標準的な日本人は自己肯定感が低めの人が多いため卑下しがちだし、周囲の声を気にして自分の主張ができず、利益だけを追求するような自己中な決断や行動もできない。
多くの日本人が「自分は悪者になりたくない」、「失敗して責められたくない」という過剰な防衛本能が働いているため、よくも悪くも責任感が強いのが、日本人の国民性と言えるのではないでしょうか。
それに対して、一言で言うなら優一様のスタイルは「天上天下唯我独尊」。
自己肯定感がとても高く、周囲の批判に耳を傾けるなんてことはなく、ただひたすらに我が道を突き進む。自分が悪者扱いされるのも責め立てられることも気にしていないので、責任感なんて一切、持ち合わせていない。自分の欲望・欲求のままやりたいようにやっているわけです。
花田優一に圧倒的に欠けているもの
しかも、普通ならさっさと干されて完全に消えているようなスキャンダルや不遜な言動があっても、“親の十四光り”は伊達じゃなく、優一様の悪行の数々は話題性としては高いため、注目は集められるのです。
まさに「悪名は無名に勝る」を体現している人物で、けっきょくは美女アナを射止めてしまうのですから感服します。
優一様の生き様は、同じ地球の同じ日本にいても、ただの一般国民と高名な両親を持つ上級国民である自分とでは、「住んでいる“世界線”が違うのだ」と言わんばかり。
いずれにしても、彼が尋常ではない自己肯定感の高さや、我欲を貫き通す強靭な信念といった、日本人に足りないものをいくつも持ってる人物であるということは間違いないでしょう。
ただその代わり、この社会でまっとうに生きていくための倫理観や道徳観が養われておらず、自身の行動に対しての責任感や誠実さを欠いており、他者への配慮や誠意も見当たらないというのが玉に瑕ではありますが…。
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