日舞に茶道にジョギング…撮影がない日はアクティブに
――ウォーキングではなく走られるんですか?
はい。ジョギングです。今年、足を痛めている時期があったので、何カ月かお休みしていましたが、基本、走るのが好きなので、走ります。公園の周りを4キロくらい。今は暑いのでなかなかチャンスがないですけど。トレーニングをやっていた期間もあります。
――活動的なタイプなんですね。もともと好奇心が旺盛なんでしょうか。
20代のころからいろいろやっています。お芝居をしていないときは体調が悪くなる人なんです(笑)。だから何かしらやっていないと。日舞だったり茶道だったり、最近はぼちぼちですが、また懲りずに英語もやっています。
お仕事に関連したことでは、アクティングコーチ(演技指導者)からレッスンを受けたり。撮影に入ると、没頭してしまって、それしかできなくなってしまうタイプなので、撮影が入っていないときに、別のことをしたくなるんです。
――お味噌は直接体に入ってくるものですが、頭への栄養も常に入れてるんですね。
お味噌は体に繋がりますが、そういった時間が、自分に返ってくると思いますし、インプットがあると、すごく快感になってくるんです。
『雪風 YUKIKAZE』は100年後も観てもらえる作品
――ところで、さきほど「役者としてまっすぐ生き抜きたい」という言葉がありましたが、お仕事への向き合い方に変化はありますか?
私自身の心も体も肌もそうなのですが、仕事への向き合い方についても、グラデーションのように変わっていったので、ひとことではなかなか言えないのですが、お芝居が大好きだということは変わりません。自分の携わった作品によって、誰かの心が動いたり、人生が変わることもあります。
それは本当に光栄なことだと思っていますし、そうした思いをさらに強くしています。表現者として何ができるかを考えていますね。いま公開中の『雪風 YUKIKAZE』のように、100年後も観ていただけるような作品に携われることの責任のようなものもしっかり受け止めて、自分自身を高めていけたらと思います。
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